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すき家運営のゼンショー(7550)、ネズミ混入で株価が急落! 株主が1番注目すべきポイントとは?PR

すき家運営のゼンショー(7550)、ネズミ混入で株価が急落! 株主が1番注目すべきポイントとは?

株価
執筆者:
石津 大希

2025年3月24日、日経平均株価が▲0.18%の下落、TOPIXは▲0.47%の下落となりました。

今回は小売業業種に属するゼンショーホールディングス(7550)の株価や時価総額といった市況を振り返っていきます。

1ゼンショーホールディングスの株式取引概況(株価・時価総額など)

それではまず、ゼンショーホールディングスの株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。

  • 株価(終値):8,088円

  • 前日比:▲5.1%

  • 始値:8,226円

  • 高値:8,274円

  • 安値:7,918円

ゼンショーホールディングスは2025年3月24日、8,226円で取引をスタートし、8,274円の高値、7,918円の安値を付け、結局8,088円で取引を終了しました。

  • 出来高:3,554,500株

  • 時価総額:1,300,010百万円

  • 売買代金:28,749百万円

  • PER(会社予想):34.3倍

  • PBR(実績ベース):5.83倍

  • 配当利回り:0.87%

その結果、ゼンショーホールディングスの株価は2025年3月24日、前日比▲5.1%の下落となりました。

なお、日経平均株価は▲0.18%の下落、TOPIXは▲0.47%の下落でした。

出来高は3,554,500株で、発行済株式における割合は2.21%となりました。

2025年3月24日終値時点での配当利回りは、0.87%となりました。

それでは次に、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要を振り返っていきます。

2ゼンショーホールディングスの企業概要のおさらい

次に、ゼンショーホールディングスの企業概要をおさらいします。

  • 業種:小売業

  • 設立年月日:1982年6月30日

  • 発行済株式数:160,733,225株

  • 上場市場:東証プライム

  • 上場年月日:1997年8月25日

  • 決算時期:3月

  • EPS(会社予想):236.2円

  • 株主優待:優待食事券

石津 大希
石津 大希

株価は3月から順調に上昇してきたものの、足元で大きく値下がり。要因はやはり運営するすき家で提供したみそ汁に異物(ネズミ)が混入していた報道の可能性が濃厚で、公式リリースの中でも従業員が確認したとのこと。

ゼンショーはサステナビリティの観点で「安全な食を安定的に世界へ」を掲げており、その中でグループ食品安全保証本部の取り組みの一環として「原材料の調達から店舗での提供に至る各工程における自主検査や監査の運用」を自社の姿勢として紹介している。

今回の件についてはひとまず初動のリリースがあったが、サステナビリティに直結するだけに、消費者はもちろん株主に対しても継続説明が求められるだろう。

目先の注目はやはりすき家の月次売上の変化であり、直近の2月度では既存店で前年同月比+14.8%(客数+4.7%・客単価+9.7%)と非常に好調に推移していただけに、今回の件は惜しい。

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執筆者について

石津 大希執筆者

石津 大希

2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォーム(現:株式会社モニクルリサーチ)に入社し、現在はコンテンツ編成本部マネージャー。入社以前は株式会社フィスコにて客員アナリストとして約20社を担当し、アナリストレポートを多数執筆。また、財務アドバイザーとしてM&Aや資金調達を提案したほか、上場企業向けにIR全般にわたるコンサルティングも提供していた。

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