執筆者: MeChoice編集部
「チャート画面にはりつく時間がない」
など、FXに関して悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか？
そこで本記事では、「難しい勉強をせずとも」「手軽に設定できる資産運用としてのFX」ができるトラリピ®というサービスについてご紹介します。FXで小さくコツコツと資産を長期で形成するというコンセプトで作られており、従来のFX取引とは毛色が違うのも面白さの一つ。
キャッシュバックや、現金・ギフトカードに交換可能なポイント付与などのお得なキャンペーン情報もご紹介しています。FXで資産運用はしたいけれど、従来のFXで感じた煩わしさから解放されたいという方はぜひ参考にしてください。
キャンペーン情報はこちら
監修者
和田 直子 一種外務員資格（証券外務員一種）/元銀行員
１トラリピ®とは？資産形成のできるFX自動発注サービス
トラリピ®とは株式会社マネースクエアが提供するFXの自動発注サービスです。「トラップリピートイフダン」という注文本式を略して「トラリピ®」。マネースクエアが特許を取得しています。
株式会社マネースクエアは、国内FX業界において初めてリピート機能を提供した会社で、トラリピ®を含む特許サービスを複数所有しています。マネースクエアを取引中の顧客の約9割がトラリピ®を利用してしており、トラリピ®は同社の看板サービスとなっています。
※出典：株式会社マネースクエア調べ（2023年4月～2024年3月）
トラリピ®を運営する株式会社マネースクエアの概要をまとめました。
| 項目 | 詳細 |
| 会社名 | 株式会社マネースクエア （株式会社マネースクエアＨＤ 100%子会社） |
| 創業 | 2002年10月10日 |
| 設立 | 2014年5月20日 |
| 資本金 | 17億円（2024年3月31日現在） |
| 預かり残高 | 1,200億円 |
| 役職員数 | 104名（2024年3月31日現在） |
| 取引銀行 | 株式会社三井住友銀行、株式会社三菱UFJ銀行 |
| 本社所在地 | 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー40F |
| 事業内容 | 店頭外国為替証拠金取引 店頭CFD取引 資産運用に関する情報提供及びコンサルティング 取引所株価指数証拠金取引の受託 |
※2024年12月26日時点の情報
トラリピ®にはこのような特徴があります。
- トラリピ®が自動で発注を繰り返してくれるので日々の暮らしをジャマすることなく運用可能
- 他の自動発注サービスとは違い、手軽に設定できる
- ストラテジストが考案した戦略を簡単に発注できる
トラリピ®が自動で発注を繰り返してくれるので日々の暮らしをジャマすることなく運用可能
トラリピ®は、設定をしておけば自動で注文を繰り返してくれるサービスのため、仕事中や趣味の時間など、普段の生活を邪魔することがありません。
数秒や数分単位で売買を行うスキャルピング、数分や数時間単位で売買を行うデイトレードの場合、常にパソコンやスマートフォンで価格変動をチェックする必要があります。仕事や家事で日中忙しい方にとって、この手法は現実的ではありません。
トラリピ®の場合、価格変動の範囲や発注数などを設定しておけば、トレード画面をチェックするハードルが下がるため、普段の生活を邪魔することなく売買が可能になります。
他の自動発注サービスとは違い、手軽に設定できる
FXで取引をする場合、取引する通貨ペアや数量を決めてAsk（買い）注文かBid（売り）注文を入れ、ポジションを持ったら任意のタイミングで決済をするというのが一連の流れになります。
為替の動向を予測する手法は基本的に次の2つがありますが、どちらも一朝一夕で身につくものではありません。
- 要人発言や経済指標などを分析対象にしたファンダメンタル分析
- トレンドやパターンを把握しトレーディングツールを使用するテクニカル分析
自動発注サービスであればこれらの勉強を全くしなくてもいいとは言えませんが、システムが補ってくれるので手動で行うよりは手軽にFXの売買が可能になります。
FXの自動発注サービスは無料、有料含め様々なサービスがあります。トレンドフォロー型や逆張り型など多様なアルゴリズムを使用していますが、トラリピは特にレンジ相場で効果を発揮する設計になっています。
他システムは細かな調整が必要になる場合もありますが、トラリピ®は設定がとてもシンプル。トラリピ®の場合はシンプルな設定で運用が可能なため、より初心者向けのサービスとなっています。
ストラテジストが考案した戦略を手軽に発注できる
トラリピ®では同社のストラテジストが提案する売買戦略「トラリピ®戦略リスト」を用意しています。
下図のようにパフォーマンスを一覧でチェックすることができ、気になるものがあればワンクリックで注文することが可能です。
出所：トラリピ®「トラリピ®戦略リスト」
何をどのように始めていいのかわからないという人は、このトラリピ®戦略リストを活用してみるといいでしょう。
トラリピ®
- おすすめのポイント
-
- 自動発注サービスなので時間のない人や感情に左右されずに取引ができる
- 中長期運用でリスクを分散
- サポートが充実しているので初心者でも安心
- 仕事や趣味で時間のない忙しい人でも運用可能
2トラリピ®の仕組は？なぜ利益が出るのか
「トラリピ®」とは「トラップリピートイフダン」を略したもので、前述の通りマネースクエア社が特許を取得している独自の注文サービスです。
トラップ・リピート・イフダン®とは
- 相場を面で捉える「トラップトレード®」
- 一度の発注で繰り返し取引機会をねらう「リピートイフダン®」
この2つの考え方を組み合わせた独自注文を「トラップ・リピート・イフダン®」と言います。
出所：トラリピ®「トラリピ®って何？」
「トラップ・リピート・イフダン」の前に「イフダン」を理解する必要があります。
もし（if）〇〇円になったら買う（done）、もし（if）△△円になったら売る（done）というのがイフダン注文です。
出所：トラリピ®「トラリピ®って何？」
イフダンは、設定をしておけば仕事をしていても就寝していても自動で注文されるというメリットがありますが、1回の注文しか成立しないというデメリットがあります。
そこで、イフダン注文を進化させたのがリピートイフダンです。
イフダンにリピート機能をつけた注文方法で、この連続取引についてはマネースクエアが特許を取得しています。
出所：トラリピ®「トラリピ®って何？」
イフダンを設定した価格帯の中で何度も注文を繰り返してくれるので、レンジ相場になりやすい為替相場の中で利益の取りこぼしが少ないことが特徴です。
FXは土日を除き24時間相場が動いているため、自分で画面を見ずに取引ができることは嬉しいですね。
3トラリピ®はこんな人におすすめ
「暮らしを邪魔しないFXを実現する」と謳うトラリピ®。まさに時間がない現代人にありがたいサービスとなっていますが、おすすめな人は以下の通りです。
- 資産運用や資産形成のためにFXを始めたFX初心者
- 仕事や趣味で時間のない忙しい人
- 短期的に一攫千金を狙うのではなく中長期的な資産運用を検討している人
資産運用や資産形成のためにFXを始めたFX初心者
副収入を得るため、また資産運用としてFXを始めてみたものの、何をどうすればいいのか全くわからない方にもおすすめ。
FXにはファンダメンタル分析、テクニカル分析などの手法がありますが、情報収集しようにも情報が多すぎるため、何から手をつけるべきか判断することが難しいです。
書籍やYouTubeで情報を得ることもできますが、相場変動リスクや金利変動リスクなど考慮すべきリスクも多く、少し勉強した程度で稼げるほどFXは甘いものではありません。また、ドル/円やポンド/円などどの通貨ペアを選択するかも初心者には判断が難しいでしょう。
FXはあくまでも資産を増やすための手段であり、手動で取り組んでいくことに価値を感じない方などはトラリピ®などの自動発注サービスを検討するといいでしょう。
仕事や趣味で時間のない忙しい人
日々トレードする時間を作れない会社員や、毎日チャートチェックをしたくない、トレードに手間をかけたくない人にもおすすめです。
FXは株式投資と違い、土日を除く24時間売買ができるのが特徴です。とは言え、仕事や家事、就寝時間などはチャート画面を見ることができません。
為替相場は日本だけでなく、ロンドンやニューヨークなど世界各国で開かれています。
例えば日本時間で16時にはロンドン市場がオープンし、21時以降はニューヨーク市場がオープンします。一日の中で取引が活発になる時間帯が存在します。
これらのすべての時間を追いながらいつも通りに生活することは難しいため、トラリピ®などの自動発注サービスを使用することで利益を追うことが可能となります。
短期的に一攫千金を狙うのではなく中長期的な資産運用を検討している人
トラリピ®は短期的な運用を不得意としています。FXを投機ではなく、中長期的な資産形成の手段と考えている人にはおすすめです。
国内のFX会社の最大レバレッジ※は25倍以下となっており、レバレッジを高く効かせて短期的に大きな利益を狙いたいという方には、中長期でコツコツと利益を積み上げるという趣旨のトラリピ®は向かないでしょう。
※レバレッジは「てこの原理」を意味する言葉。小さな資金で大きな金額の取引を可能にするしくみを言います。
トラリピ®
- おすすめのポイント
-
- 自動発注サービスなので時間のない人や感情に左右されずに取引ができる
- 中長期運用でリスクを分散
- サポートが充実しているので初心者でも安心
- 仕事や趣味で時間のない忙しい人でも運用可能
4トラリピ®のメリットは？
トラリピ®のメリットは以下の通りです。
- 自動発注サービスなので時間のない人が感情に左右されない取引をすることができる
- 中長期運用でリスクを分散
- サポートが充実しているので初心者でも安心
自動発注サービスなので時間のない人が感情に左右されない取引をすることができる
トラリピ®は前述した通り「トラップ・リピート・イフダン」で自動で発注を繰り返してくれるため、仕事で忙しい方や趣味に時間をかけたいという方に最適なサービスとなっています。
また、価格範囲と数量を設定すれば後はシステムが機械的に売買を実行してくれるので、感情で取引をしてしまうという方にもおすすめです。
たとえば、思惑と違った方向に価格が変動して損切りをした場合など、損を取り戻そうとして冷静な判断でトレードができなくなります。その結果、損を重ねてしまう負のループはFXあるあるですが、そのような根拠のない感情的なトレードを回避することができます。
中長期運用でリスクを分散
為替相場は一直線に値上がり、または値下がりをしているように見えても、短期的には上昇と下落を繰り返しています。この上下の揺れを利用し細かく利益を取っていくのがトラリピ®のため、長期的に利用すればするほど、利益を積み重ねていくことができる仕組みとなっています。
短期で大きな利益を得ることは難しいですが、小さくコツコツとリスクを抑えて資産運用をしたいという方に向いている注文方法と言えます。
また、通貨ペアを複数選択したり、レンジの設定範囲を調整することができるのでリスク分散も可能です。
サポートが充実しているので初心者でも安心
トラリピ®には運用を検討されている方、初心者の方向けにオンラインサポートが用意されています。
口座開設・情報サービス・取引で不明点がある場合は、電話サポート（平日9:00-17:00）が利用できます。
また、トラリピ®支援チームのスタッフがグループセミナーを開催。参加するとユーザーからの質問にその場で答えてくれるので、不明点があればここで解消することができます。
実施形式としてはZoomミーティングのため、環境設定は必要になりますが、無料なので気軽に受けられるのが嬉しいですね。
YouTubeチャンネルも開設しており、有名講師による解説を無料で視聴することも可能です。
5トラリピ®のデメリット
トラリピ®のデメリットは以下の通りです。
- 少額では効果が出にくいため、初期資金がある程度必要
- 短期間では効果が出にくい
- 戦略上含み損を抱えるリスクがあり、トレンド相場に弱い
少額では効果が出にくいため、初期資金がある程度必要
トラリピ®は少額の初期投資で始めることができますが、設定したレンジの範囲内で売買を繰り返す戦略上、投資額が少ないと得られる利益も少なくなります。また、必要証拠金がある程度ないと、レンジ内の動きでロストカットが執行される可能性が高くなってしまいます。
価格帯の低い通貨ペアを選択するという方法もありますが、中長期でトラリピ®を実践するためには余裕資金が必要になります。
短期間では効果が出にくい
トラリピ®で大きな利益を生み出すためには、大きな総推移が必要となります。総推移とはトータルの値動きがどれぐらいあったかを示すもので、期間が長ければ長いほど値が大きくなります。一方、短期間ではこの総推移は小さいため、大きな利益は期待できません。
下図を見るとわかりやすいのですが、安値100円から高値101円の高低差としては1円です。それを1日で見てみると、トータルでの値動きは6円となります。
これが1週間、1ヶ月と続けば、その分トータルの値動きは大きくなります。
出所：トラリピ®「トラリピ®のメリットとデメリットをまとめてもらえませんか？」
小さな利益をコツコツと積み上げていくというのがトラリピ®の趣旨なので、短期間でハイリターンを得ることは期待できません。
戦略上含み損を抱えるリスクがあり、トレンド相場に弱い
トラリピ®は戦略上、ほぼ100%含み損が発生することになります。
こちらの図を見ると分かりやすいです。
出所：トラリピ®「トラリピ®のメリットとデメリットをまとめてもらえませんか？」
ポジションが増えるごとに含み損は拡大し、相場が反転すると含み損は減少し、利益が増えます。トラリピ®はこの繰り返しで利益を重ねていく注文方式です。
また、トレンド相場には弱いというデメリットもあるため、為替が上下どちらかに偏ってしまうと含み損が多くなってしまうというリスクもあります。強いトレンド相場ではロストカットされる可能性もあるので気をつけましょう。
トラリピ®
- おすすめのポイント
-
- 自動発注サービスなので時間のない人や感情に左右されずに取引ができる
- 中長期運用でリスクを分散
- サポートが充実しているので初心者でも安心
- 仕事や趣味で時間のない忙しい人でも運用可能
6新しく導入されたNOK/SEK
トラリピ®では複数の通貨ペアを選択することができますが、トラリピ®の特性上、レンジ相場を形成しやすくショック相場に強い特徴を持つ通貨ペアを使用した方が収益を得る機会が増えます。
そこで今回注目したいのがNOK/SEK（ノックセック）。
NOK/SEKはレンジ相場を作りやすいトラリピ®向けの通貨ペア
NOK/SEKはノックセックと読み、ノルウェークローネとスウェーデンクローナの通貨ペアの愛称です。ノルウェーとスウェーデンは北欧の隣国であり、隣国同士の通貨には以下のような傾向があります。
隣国同士の通貨の特徴
- レンジ相場になりやすい
- ショック相場の影響を受けにくい
一定の範囲内で行ったり来たりを繰り返すと高パフォーマンスに繋がるのがトラリピ®の仕組み。まさにトラリピ®向けの通貨といえます。
出所：トラリピ®「NOK/SEKトラリピ®Half&Half戦略のバックテストデータを公開中」
USD/JPYのように幅広いレンジに対応しようとすると、大きな資金が必要になり資金効率があまり良くありません。値幅が狭すぎるものは効率がいいようにも見えますが、値動きがないものはそもそもリピートができません。
USD/JPYと比較すると高低差が限定的で、USD/CADと比較すると総推移が多く、NOK/SEKはまさにトラリピ®向けの通貨ペアとなっています。
バックテストの結果を公開。100万の運転資金で5年後は219万円（+119万）
バックテストとは「戦略の有効性を検証することを目的として、過去のデータを用いて行う投資シミュレーションのこと」です。2024年11月、NOK/SEKのバックテスト結果が公開されました。
気になる結果は以下をご確認ください。
出所「NOK/SEKトラリピ®Half&Half戦略のバックテストデータを公開」
バックテストはあくまでもシミュレーションではありますが、なかなか興味深い結果が出ています。100万円の運転資金が5年後に219万円に。年換算+23%、119万円もの利益が発生しています。
2020年3月20日のコロナショックにより、最大評価損-401,218円を記録してしまいますが、その後にしっかりと資産が増えていることが確認できますね。
※本バックテストはあくまで過去の結果であり、実際のお取引とは異なります。
また、将来の利益を保証するものではありません。お取引の参考情報としてご利用ください。売買に際してはお客様ご自身でご判断ください。
トラリピ®Half&Halfの設定は上記「買い」と「売り」両方発注いただく必要があります。
本戦略は、売りと買いの注文を同時に発注することで、 注文成立時、一部の価格帯において売り買い両方のポジションを保有する局面があります。この場合、売りと買いのスワップの差や決済時における売値と買値の価格差（スプレッド）を負担する等のデメリットがあります。
NOK/SEKの設定方法
実際のNOK/SEKのトラリピ®戦略「Half&Half戦略」の設定方法について解説します。
1.アプリホーム画面を下にスクロールすると、「注目のトラリピ®戦略」が表示されるので、「注目のトラリピ®戦略」または、右側にある【一覧で見る】ボタンより「Half&Half戦略」の【注文へすすむ】をタップします。
2.2つのトラリピ®にチェックが入っていることを確認し、そのまま【連続2件の注文へすすむ】をタップします。
3.確認画面が表示されるので、内容を確認し【確認のうえ注文へすすむ】をタップします。
4.トラリピ®の注文画面に遷移します。「Half&Half戦略」の①売りの設定内容が反映されているので、内容をご確認のうえ、取引パスワードを入力し、【確認へすすむ】をタップします。
5.「注文する」をタップします。
6.注文完了画面が表示されます。続いて【②買いの注文へすすむ】をタップします。
7.注文がすべて完了すると、注文完了画面には【注文したトラリピ®を確認する】【とじる】ボタンが表示されます。これでNOK/SEKの「Half&Half戦略」の設定は完了です。
7お得なキャンペーン情報
現在マネースクエアでは、キャッシュバックや現金・ギフトカードに交換可能なポイント付与などのキャンペーンを開催しています。詳細は公式サイトにてご確認ください。
トラリピ®
- おすすめのポイント
-
- 自動発注サービスなので時間のない人や感情に左右されずに取引ができる
- 中長期運用でリスクを分散
- サポートが充実しているので初心者でも安心
- 仕事や趣味で時間のない忙しい人でも運用可能
8参考資料
- 金融庁「外国為替証拠金取引について」
- マネースクエア「会社概要」
- マネースクエア「【FX/CFD】預り資産残高1,200億円到達のお知らせ」
- マネースクエア「トラリピ®戦略リスト」
- マネースクエア「NOK/SEKトラリピ®Half&Half戦略のバックテストデータを公開」
- YouTubeチャンネル「MONEY SQUARE」
