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【個人向け社債】三菱HCキャピタル5年債が1.968%で条件決定!個人向け国債より魅力的?AA格付けの安心感と投資妙味を解説

【個人向け社債】三菱HCキャピタル5年債が1.968%で条件決定!個人向け国債より魅力的?AA格付けの安心感と投資妙味を解説

Andrii Yalanskyi/Shutterstock.com

投資を検討する際の3つの注意点

  1. 買付単位と流動性: 国債は1万円から購入可能ですが、三菱HCキャピタル債は100万円以上、100万円単位です 。また、中途売却時には市場価格での取引となるため、元本を割り込む可能性がある点に注意が必要です

  2. 資金の固定期間: 5年という期間、このお金を使わずに置いておけるかを確認してください 。社債は原則として「満期まで保有する資金」で運用するのが基本です

  3. 発行体リスク: 高格付け企業とはいえ、国債(日本政府)に比べれば信用リスクは存在します。特定の1社に資産を集中させず、ポートフォリオの一部として検討することが重要です

債券投資はNISAの「対象外」!

投資信託や株式と異なり、社債の直接保有はNISAの非課税枠を利用できません。

受け取る利子には、一律20.315%(所得税・復興特別所得税15.315%、住民税5%)の税金がかかります 。

一見魅力的な利率に映っても、税金かかることを念頭に置き、必ず税引き後の利率も確認してください。

まとめ:株式+債券を最適なバランスで資産形成する好機

もし今回の債券購入を前向きに検討されるのであれば、スピード感が何よりも重要になります。

「出遅れ」は厳禁:スケジュールと準備

まずは、利率が確定する2月27日の当日中に、ご利用の証券会社サイトで正式な「確定利率」を必ずチェックしてください 。納得できる数字であれば、募集開始日の早朝一番、あるいは開始時刻と同時に申し込みボタンを押せるよう、事前の資金入金などの準備を済ませておくのが理想的です 。

「瞬間蒸発」する優良案件

好条件の個人向け社債は、市場では「瞬間蒸発」と表現されるほど、募集開始からわずか数分〜数時間で完売してしまうケースが珍しくありません 。迷っている間にチャンスを逃さないよう、あらかじめ「この利率以上なら買う」という自分なりの基準を決めておくことをお勧めします。

「攻めの株」から「守りの債券」へ

現在の株式市場は活況を呈していますが、同時に金利が魅力的な水準にある今は、資産の一部をこうした「確定利回り」の商品へシフトさせる絶好のタイミングとも言えます。ポートフォリオの「守り」を固めることで、相場全体の変動に左右されにくい、盤石な資産形成が可能になります。

最後に

債券投資には、価格変動リスクや発行体の信用リスクが伴います 。投資を決定される前には、必ず各証券会社が提示する「目論見書」を隅々まで読み込み、詳細なリスクを把握したうえで、ご自身の責任において最終的な判断を下してください。

今回のような好条件の社債は、定期的に発行されるわけではありません。今回の利率決定を受けて、ご自身のポートフォリオの「現金比率」や「リスク許容度」を一度見直してみるのはいかがでしょうか。

免責事項:本記事は情報提供を目的としており、投資勧誘を意図するものではありません。投資に関する最終決定は、ご自身の判断で行ってください。

参考資料

高原祥子
執筆者

高原祥子記者

立教大学卒業後、海外専門の旅行会社に就職し、その後旅行業界専門誌の記者に転身。
企業決算の記事などを手掛けるうちに金融マーケットに興味を持つようになり、株式や債券の発行市場をカバーする金融専門誌の記者に転職。債券市場の動向や市況について、10年以上にわたって数多くの記事を機関投資家に向けて日経QUICKやブルームバーグ等へ執筆した。その後、株式会社フィスコでアナリストが執筆する企業調査レポートの編集を手掛けるとともに、決算などIR情報の発信業務に携わる。

現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』のLIMO編集部に所属し、LIMOでも記事を執筆している。

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