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【名鉄5年債】利回り1.947%で条件決定!中日ドラゴンズ選手のサイン入りユニなどが当たる豪華特典と「利回り」を解説

【名鉄5年債】利回り1.947%で条件決定!中日ドラゴンズ選手のサイン入りユニなどが当たる豪華特典と「利回り」を解説

FAMILY STOCK/Shutterstock.com

2026年春、個人向け社債の起債ラッシュが続いています。

6日は、人気のインフラセクターである名古屋鉄道5年債が1.947%で条件決定しました。

直近で起債した、同年限での東急不動産ホールディングス債(1.904%)からは0.043%高い利回りとなっています。

金利の「ある」世界が戻ってきたいま、投資の主役は株式ばかりではありません。「元本を守りつつ、着実に利息を受け取りたい」という堅実派の方々にとって、債券投資は投資妙味がぐんと増しています。

「国債の安心感は捨てがたいけれど、もう少し手応えのある利回りが欲しい」――そんな欲張りな願いを叶えるための、債券投資の歩き方を解説します。

今回は、名古屋鉄道5年債についてくわしく解説していきます。

名鉄5年債が1.947%で条件決定!

1.600% ~ 2.200%の仮条件レンジのやや上限寄りとなる1.947%で条件決定しました。

名古屋鉄道(第76回無担保社債)

名古屋鉄道債(以下、名鉄債)の発行要項をみていきましょう。

愛称は「名鉄沿線おいでな債」です。

注目すべきは、民鉄という安定的なインフラセクター銘柄である点です。

格付けも「A(R&I)/A+(JCR)」としっかりシングルAクラスであることも「安心感」が持てます。

発行要項

年限

5年

発行額

100億円

利率

1.947%(税引き前)

申込単位

10万円以上、10万円単位

格付け

A(R&I)/A+(JCR)

条件決定日

2026年3月6日

募集期間

2026年3月9日 ~ 3月18日

発行日

2026年3月19日

利払い日

3月19日、9月19日

初回利払い日

2026年9月19日

償還日

2031年3月19日

引受会社

野村證券/みずほ証券/大和証券/三菱UFJモルガン・スタンレー証券/SMBC日興証券/SBI証券/東海東京証券/丸三証券/岡三証券

豪華な購入者特典も!

さらに、今回は購入者にプレゼント特典(抽選)も用意されています。

同一の証券会社から100万円以上購入して応募すると、抽選で「名鉄グループホテル ペア宿泊招待券」や「名鉄電車全線フリーきっぷ」「中日ドラゴンズ選手のサイン入りユニホーム」などが当たります 。

投資をきっかけに、名鉄沿線の魅力を再発見してほしいという発行体の粋な計らいですね。

プレゼント内容

当選数

内容詳細

名鉄トラベル賞

50組100名

ホテルペア宿泊招待券(1泊2食付) + 名鉄電車全線2DAYフリーきっぷ(2名様分)※対象ホテル:ホテルミュースタイル犬山、岐阜グランドホテル、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋のいずれか1施設

名鉄レジャー賞

100組200名

グループレジャー施設ペア入場券 + キャッシュクーポン(2,000円分) + 博物館 明治村ペア入村券 + 名鉄電車全線1DAYフリーきっぷ(2名様2日分)※対象施設:日本モンキーパーク、リトルワールド、南知多ビーチランド&南知多おもちゃ王国のいずれか1施設

名鉄ギフト賞

150名

名鉄商店ギフトセット沿線地域の魅力が詰まった、新たなスタイルの「お土産屋さん」である名鉄商店がセレクトした商品セット

名鉄ドドド賞

5名

中日ドラゴンズ 90thサポーターズユニホーム(直筆サイン入り)岡林勇希選手、大島洋平選手、髙橋宏斗投手、大野雄大投手、細川成也選手(予定)の中から希望の選手を選択可能

投資家なら知っておきたい「名鉄の今」

一方で、記者の視点として一点付け加えておきたい事実があります。

名鉄は現在、「名古屋駅地区再開発計画」のスケジュール変更と見直しを公表しています 。

資材高騰や人材確保の難航により、当初予定していた2026年度の解体着工が「未定」となました 。

同社は「概算工事費および工事期間が当初想定を大幅に上回る見込みとなり、事業を推進する前提が大きく変わった」と説明しています。

一見ネガティブなニュースですが、債券投資家としては「無理な投資を強行して財務を悪化させるより、立ち止まって再検証する」という企業の規律ある姿勢として捉えることもできます 。

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先行銘柄との比較:名鉄債の立ち位置
高原祥子
執筆者

高原祥子記者

立教大学卒業後、海外専門の旅行会社に就職し、その後旅行業界専門誌の記者に転身。
企業決算の記事などを手掛けるうちに金融マーケットに興味を持つようになり、株式や債券の発行市場をカバーする金融専門誌の記者に転職。債券市場の動向や市況について、10年以上にわたって数多くの記事を機関投資家に向けて日経QUICKやブルームバーグ等へ執筆した。その後、株式会社フィスコでアナリストが執筆する企業調査レポートの編集を手掛けるとともに、決算などIR情報の発信業務に携わる。

現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』のLIMO編集部に所属し、LIMOでも記事を執筆している。

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