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【2026年2月】「利回り2%台」が射程圏内へ!個人向け社債が起債ラッシュ、東急不・光通信・三菱HCCの発行条件を徹底比較

Andrii Yalanskyi/Shutterstock.com

【2026年2月】「利回り2%台」が射程圏内へ!個人向け社債が起債ラッシュ、東急不・光通信・三菱HCCの発行条件を徹底比較

長期金利が引き続き高い水準で推移するなどで、かつてないほど投資妙味が高まっていることから、債券市場が注目されています。

先日条件決定した埼玉県といった主要な地方債(10年・2.382%)や、期間約2年で1.256%という好条件を提示したJICA債は、個人マネーが押し寄せ、すでに完売の札が掲げられています。

地方債・JICA債の機会を逃した投資家が次に照準を合わせるべき、「これから買える」注目の個人向け社債3選を、最新情報に基づき徹底解説します。

少ない発行量+投資妙味拡大でリテール債は争奪戦

好条件の債券は、迷っている間に瞬間蒸発する

債券マーケットは、個人向け国債を除けば、そもそも機関投資家が中心であり、個人向けの「リテール債」は供給が限られています。

ただでさえ発行が少ないところに、金利ある世界に戻った現在の市場では、相応の利回りが乗った個人向けの新発債は争奪戦になっています。

2月の地方債はほぼ起債を終え、争奪戦は幕を閉じましたが、これより2月下旬から3月にかけて、民間企業が発行する「社債(事業債)」の有力銘柄が相次いで登場します。

「社債」に注目!「格付け」を知ろう

まずは市場の温度感を正しく認識しましょう。

日銀の利上げ決定以降、投資家の資金は「株式のようなリスクは避けたいが、預金金利では満足できない」という切実なニーズを抱えています。

  • 地方債(10年): 利率2.38%前後 → 完売

  • JICA債(約2年): 利率1.256% → 完売

地方債の詳細については、以下の記事で紹介しています。

JICA債の詳細について、以下の記事で紹介しています。

日本の格付け会社は「R&I」と「JCR」

人気の債券はすぐに売り切れてしまうことも多く、今まさに「債券ブーム」が来ていると言えます 。次に注目したいのが、国や自治体ではなく企業にお金を貸す「社債」です 。

社債は、国債などに比べて利回りが高いのが魅力ですが、その分「その企業は本当にお金を返してくれるか?」を見極める目が必要です 。

社債への投資を検討する際に参考にしたいのが、外部の格付会社が発行体の信用力を分析したうえで付与する「格付(かくづけ)」です。格付とは、発行体がもつ元利金の支払い能力や財務の健全性など、安全性や総合力をアルファベットとプラスマイナスの記号でランク付けしたものを指します。

格付会社は、日本では格付投資情報センター(R&I)日本格付研究所(JCR)の2社が存在します。

最高ランク「AAA」はトヨタグループ!

R&IとJCRの格付は同じ符号で表され、AAA/AA/A/BBB/BB/B/CCC/CC/Dまでのランクがあります。投資適格はBBB(トリプルB)以上となります。なるべくリスクを取らずに安全性の高い社債に投資したいと考える方は、格付会社からシングルAクラスやAA(ダブルエー)クラスの高い格付を付与されている債券を検討するのがよいでしょう。

なお、R&Iで最上位のAAA(発行体格付)を付与されている日本の企業は、トヨタ自動車デンソートヨタファイナンスです(2026年1月31日時点)。

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地方債・JICA債を逃した資金の「次なる受け皿」は?発行予定の3銘柄をチェック
高原祥子
執筆者

高原祥子記者

立教大学卒業後、海外専門の旅行会社に就職し、その後旅行業界専門誌の記者に転身。
企業決算の記事などを手掛けるうちに金融マーケットに興味を持つようになり、株式や債券の発行市場をカバーする金融専門誌の記者に転職。債券市場の動向や市況について、10年以上にわたって数多くの記事を機関投資家に向けて日経QUICKやブルームバーグ等へ執筆した。その後、株式会社フィスコでアナリストが執筆する企業調査レポートの編集を手掛けるとともに、決算などIR情報の発信業務に携わる。

現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』のLIMO編集部に所属し、LIMOでも記事を執筆している。

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