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【5年物債券】4月の個人向け国債・地方債、3月より利率アップ!埼玉県債が1.968%など2%に迫る水準に

【5年物債券】4月の個人向け国債・地方債、3月より利率アップ!埼玉県債が1.968%など2%に迫る水準に

Ihar Halavach/Shutterstock.com

2026年4月3日、10年債と同日に「5年債」の最新利率も確定しました。

利回りが2.5%を超えて話題の10年債に対し、5年債はリスクを抑えながら着実にリターンを狙いたい方にとって、現実的な選択肢といえます。

今回の条件は、個人向け国債(固定5年)が「1.79%」、個人向けに販売がある地方債(埼玉県債)が「1.968%」という結果になりました。

揃ったばかりの最新データをもとに、5年という期間で運用する際の「賢い選び方」を整理して解説します。

4月3日条件決定!5年債の最新ラインナップ

まずは、3日に決定したフレッシュな数字を整理しましょう。

地方債は個人向けの販売がある「埼玉県」をピックアップします。

国債と比較すると、地方債は税引前の利回りで0.178%高くなっています。

債券の種類

利回り(年率・税引前)

金利タイプ

個人向け国債(固定5年)

1.79%

固定

埼玉県債(5年)

1.968%

固定

静岡県債(約5年)

1.958%

固定

愛知県(5年)

1.973%

固定

横浜市(5年)

1.973%

固定

国債と地方債の利率比較(2026年3月募集)

3月債の利回りと比較すると、個人向け国債は0.21%上昇しました。

地方債は埼玉県債が3月に1.685%だったもの、4月債は1.968%と、0.283%上昇しています。

債券の種類

利回り(年率・税引前)

金利タイプ

個人向け国債(固定5年)

1.58%

固定

埼玉県(5年)

1.685%

固定

静岡県(約5年)

1.669%

固定

静岡市(5年)

1.685%

固定

京都市(5年)

1.685%

固定

福岡市(5年)

1.685%

固定

5年債の利回り振り返り(2月~4月)

年明け以降の個人向け国債/地方債の利回り推移を確認します。

いずれもベースとなる国債利回りの水準に左右されます。

3月債はベース金利の低下を受けて、2月債対比で低下したものの、反対に4月債では米国とイランの軍事衝突を受けて地政学リスクが高まっていることでベース金利が上昇、これを反映する形で個人向け国債・地方債ともに利回りは上昇しています。

債券の種類

2月条件(税引き前年率)

3月条件(税引き前年率)

4月条件(税引き前年率)

3月比の変動幅

個人向け国債(固定5年)

1.66%

1.58%

1.79%

+0.21%

主要な地方債

1.756%(札幌市)

1.685%(埼玉県)

1.968%(埼玉県)

+0.283%

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個人向け国債と地方債、どちらをどう選ぶ?
高原祥子
執筆者

高原祥子記者

立教大学卒業後、海外専門の旅行会社に就職し、その後旅行業界専門誌の記者に転身。
企業決算の記事などを手掛けるうちに金融マーケットに興味を持つようになり、株式や債券の発行市場をカバーする金融専門誌の記者に転職。債券市場の動向や市況について、10年以上にわたって数多くの記事を機関投資家に向けて日経QUICKやブルームバーグ等へ執筆した。その後、株式会社フィスコでアナリストが執筆する企業調査レポートの編集を手掛けるとともに、決算などIR情報の発信業務に携わる。

現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』のLIMO編集部に所属し、LIMOでも記事を執筆している。

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