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【5年物債券】4月の個人向け国債・地方債、3月より利率アップ!埼玉県債が1.968%など2%に迫る水準に

【5年物債券】4月の個人向け国債・地方債、3月より利率アップ!埼玉県債が1.968%など2%に迫る水準に

Ihar Halavach/Shutterstock.com

個人向け国債と地方債、どちらをどう選ぶ?

結局、どちらを選ぶのが正解でしょうか?

どちらも定期預金を大きく上回る好条件ですが、その資金を「いつ、どのように使うか」によって最適な選択は変わります。

「地方債(1.9%台後半)」が適しているケース

結論:5年間、途中で引き出す予定のない「固定資金」ならこちら

埼玉県債などの地方債が提示する1.968%という利率は、国債よりも明確に高いリターンが期待できます。

地方債の注意点は「途中で売却すると元本を下回るリスクがある」ことですが、満期まで持ち切る前提であれば、このリスクを気にする必要はありません。

5年後の教育資金や住宅のリフォーム費用など、使う時期が決まっているお金の運用先として、国債に上乗せされた利回りは非常に魅力的です。

「個人向け国債(1.79%)」が適しているケース

結論:使う時期がはっきりしない「予備資金」ならこちら

「5年以内に車を買い替えるかもしれない」「不意の出費に備えたい」といった、柔軟性が必要なお金には個人向け国債が適しています。

最大のメリットは、発行から1年が経過すれば「国が額面(元本)で買い取ってくれる」という強力な中途換金保証がある点です(直近2回分の利子相当額が差し引かれるのみ)。 地方債との利回り差は、いわば「いつでも現金化できる安心料」と言えます。

流動性を確保しながら1.79%という利率を得られるのは、現在のマーケット環境ならではのメリットです。

まとめ:賢い投資家のアクションプランとは?

2026年4月、5年債市場でも魅力的な好条件がそろ揃いました。

個人向け国債は1.79%、地方債(埼玉県債)は2.0%目前の1.968%と、3月比で大幅に上昇しています。中東情勢などの地政学リスクを背景とした金利上昇は、投資家にとって「預金より高いリターン」を得る絶好の機会です。

選び方の要点は「資金の性格」の見極めにあります。1.9%台後半の地方債は、5年後の教育資金や住宅費など、満期まで動かさない「固定資金」に最適。

一方、1.79%の国債は、1年経過後なら国が額面で買い取る保証があるため、不意の出費に備える「予備資金」に向いています。

0.2%にも満たない利回り差ですが、これはいわば「いつでも現金化できる安心料」です。

目先の利率だけでなく、5年間のライフプランに合わせてこれらを賢く使い分けることが、今の金利上昇局面における資産運用の正解といえるでしょう。

【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただけますようお願いいたします。

参考

高原祥子
執筆者

高原祥子記者

立教大学卒業後、海外専門の旅行会社に就職し、その後旅行業界専門誌の記者に転身。
企業決算の記事などを手掛けるうちに金融マーケットに興味を持つようになり、株式や債券の発行市場をカバーする金融専門誌の記者に転職。債券市場の動向や市況について、10年以上にわたって数多くの記事を機関投資家に向けて日経QUICKやブルームバーグ等へ執筆した。その後、株式会社フィスコでアナリストが執筆する企業調査レポートの編集を手掛けるとともに、決算などIR情報の発信業務に携わる。

現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』のLIMO編集部に所属し、LIMOでも記事を執筆している。

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