楽天証券とSBI証券はどっちがいい?16項目の比較や使い分けについて解説

楽天証券とSBI証券はどっちがいい?16項目の比較や使い分けについて解説
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楽天証券とSBI証券は、ともに国内トップクラスの人気を誇るネット証券です。どちらで口座を開設すべきか迷っている方は多いのではないでしょうか。

本記事では、楽天証券とSBI証券はどっちがいいのかを項目ごとに比較した上で、口座の使い分けや併用が有効かどうかについても解説します。

楽天証券 vs SBI証券|16項目で比較

  楽天証券 SBI証券
証券総合口座数 1157万口座以上 1300万口座以上
※SBIグループ全体での
口座数
投資信託取扱い銘柄数 2577銘柄 2553銘柄
新NISA「つみたて投資枠」
取扱い銘柄数
241銘柄 250銘柄
新NISA「成長投資枠」
取扱い銘柄数
1285銘柄
※投資信託のみの銘柄数
1281銘柄
※投資信託のみの銘柄数
iDeCo取扱い銘柄数 36銘柄 37銘柄
外国株式取扱い国数 6か国 9か国
国内株式の取引手数料 無料
※ゼロコースの場合
無料
単元未満株の売買手数料 無料
※リアルタイム取引の場合にはスプレッドが発生
無料
国内IPO取扱い実績
(2023年度)
61社 91社
貯まるポイント 楽天ポイント Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALのマイル・PayPayポイント
投信保有ポイントの対象銘柄 楽天・プラスシリーズの
6銘柄
ほぼ全ての銘柄
クレカ積立が可能なカード 楽天カード 三井住友カードが発行するクレジットカード
※銀聯カード・ビジネスカードなど一部クレジットカードは対象外
クレカ積立ポイント付与率 最大1.0%
※一般カードは0.5%
最大3.0%
※一般カードは0%~0.5%
ポイント投資対象 投資信託・国内株式・米国株式・バイナリーオプション 投資信託・国内株式
クレカ積立とポイント投資の併用 できる できない
サポート体制 オペレーターチャット・おすすめマネー本の配信・おまかせ資産運用『楽ラップ』など チャットサポート・AI投資『ROBOPRO』など

※2024年11月時点

2楽天証券とSBI証券はどっちがおすすめ?

楽天証券とSBI証券はどっちがいい?16項目の比較や使い分けについて解説

16項目の比較から分かる通り、楽天証券とSBI証券は、商品ラインナップや手数料など基本的なパフォーマンスではどちらも引けを取りません。

ただし、普段利用するクレジットカードや重視するポイントなどによって、人それぞれどちらがおすすめかは異なります。

以下で「楽天証券の方がおすすめな人」と「SBI証券の方がおすすめな人」の特徴について解説します。

  • 楽天証券の方がおすすめな人の特徴
  • SBI証券の方がおすすめな人の特徴

楽天証券の方がおすすめな人の特徴

楽天証券

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  • 普段から楽天カードや楽天ポイントなどを利用し「楽天経済圏」で生活している
  • クレカ積立やポイント投資を積極的に活用したい
  • 単元未満株のリアルタイム取引に興味がある

楽天カードや楽天ポイントなど、普段から楽天のサービスを利用する機会が多い方には楽天証券がおすすめです。

楽天証券は取引によって貯められるポイントが楽天ポイントのみである代わりに、楽天サービス間での連携機能が非常に充実しています。

例えば、楽天証券と楽天銀行の口座を連携させる『マネーブリッジ』を行うことで、楽天銀行の口座に優遇金利を受けたり、株購入時の不足金額を楽天銀行の口座から自動チャージしたりすることが可能です。

また、楽天証券はクレジットカードを利用して積立投資を行える、クレカ積立の使い勝手が良い点も特徴のひとつです。

クレカ積立はSBI証券でも利用できるものの、投資や普段の生活で貯めた楽天ポイントをクレカ積立にも使い回せるのは楽天証券独自の強みです。

さらに、ポイント投資の対象も、投資信託・国内株式・米国株式・バイナリーオプションと豊富な金融商品の中から選べます。

 

SBI証券の方がおすすめな人の特徴

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おすすめポイント
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  • 三井住友カードが発行するクレジットカードを使っている
  • 普段からVポイントやPontaポイントなどを活用している
  • 人気の「eMAXIS Slimシリーズ」などでポイントを貯めたい

「Oliveフレキシブルペイ」や「三井住友カード プラチナプリファード」など、三井住友カードが発行するクレジットカードを愛用している方にはSBI証券の方がおすすめです。

SBI証券では、取引に応じて貯まるポイントを、Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALのマイル・PayPayポイントの5種類から選べます。クレカ積立でポイントを利用することはできないものの、選択できるポイントの種類が多いため、投資で得たポイントを日常生活で活用しやすいのが強みです。

さらに、SBI証券では、ほぼ全ての銘柄で『投信マイレージ』を貯められます。

投信マイレージとは、投資信託を保有しているだけで保有残高に応じてポイントが付与されるサービスです。

楽天証券では「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」などの6銘柄のみが対象のため、人気の「eMAXIS Slimシリーズ」などに投資しながらポイントを貯めたい方は、SBI証券で購入するのがおすすめです。

 

3楽天証券とSBI証券の使い分けや併用は有効?

楽天証券とSBI証券の使い分けや併用は、以下のような場面で有効です。

  • IPO投資で当選確率を上げたいとき
  • 投資の情報収集・分析を幅広く行いたいとき
  • キャンペーンを利用してお得に投資を行いたい

IPO投資を行おうと考えている方には、楽天証券とSBI証券の併用がおすすめです。

楽天証券のIPOは、原則1人1口の平等抽選であるため、少額の資金からでも当選を目指せます。

一方、SBI証券のIPOは、基本的にはまとまった資金が無いと当選を目指しにくいものの、抽選に外れても「IPOチャレンジポイント」が貯まり、ポイントを使って応募することで当選確率がアップする仕組みがあります。

IPOは複数の金融機関から抽選に参加できるため、どちらの口座も持っておいて損はないという訳です。

また、投資に関する情報収集を行いたい場合にも、楽天証券とSBI証券の使い分けが有効です。

例えば、楽天証券は口座を開設しているだけで「おすすめマネー本」を電子書籍で無料で読むことができます。

また、SBI証券に口座を開設すれば、日本株式へ投資する際に役立つ分析ツール『分析の匠』を無料で利用可能です。

このように、楽天証券とSBI証券の使い分けや併用を行うことには様々なメリットがあります。

ただし、新NISAやiDeCoの口座は1人1口座しか開設できず、金融機関の変更にも手間がかかるため、両方の口座を利用する場合にも、メイン口座はどちらにするか決めておいた方がいいでしょう。

 

楽天証券

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  • IPO引受社数NO.1(2022年3月通期)
  • 充実の米国株&投資信託ラインナップ

まとめ|楽天証券とSBI証券はどっちがいい?

  • 楽天証券とSBI証券は、普段利用するクレジットカードや重視するポイントなどで、人によってどちらがおすすめか異なる

  • 楽天カードや楽天ポイントなど「楽天経済圏」を利用する機会が多かったり、貯めたポイントを積極的に投資したりするなら楽天証券がおすすめ

  • 普段から三井住友カードが発行するクレジットカードを使っていたり、VポイントやPontaポイントをよく利用したりする方にはSBI証券がおすすめ

  • IPO投資や情報収集においては、楽天証券とSBI証券の使い分けや併用も有効