投信積立で、便利なクレカ積立を利用する方が増えています。
SBI証券でクレカ積立するなら、三井住友フィナンシャルグループが提供する、総合金融サービス「Olive(オリーブ)」がおすすめです。
本記事では、SBI証券でOliveを使ったクレカ積立を始めるにあたって、必要な情報を詳しく解説します。
1クレカ積立とは?
クレカ積立は、投資信託を積立購入する際の代金を、クレジットカードで支払えるサービスです。通常の投信積立だけでなく、新NISAつみたて投資枠(旧つみたてNISA)でも活用することができます。
クレカ積立を設定することで、買付にかかる金額を、毎月自動でクレジットカード決済してくれる上に、クレジットカードのポイントも貯められます。
ただし、すべてのクレジットカードでクレカ積立ができる訳ではなく、多くのネット証券では、特定のカード会社が発行しているカードのみ、クレカ積立に用いることができます。
SBI証券では、三井住友カードから発行されているクレジットカードを、クレカ積立に利用可能です。
特に、OliveフレキシブルペイやOliveフレキシブルペイ ゴールドなどのOliveカードを使えば、三井住友銀行アプリでSBI証券の取引残高や損益情報なども一括管理できるようになるため、非常に利便性が良くなります。
2Oliveを使ったクレカ積立の始め方を3ステップで解説
SBI証券における、Oliveを使ったクレカ積立の始め方を3ステップで解説します。
- ステップ1|三井住友銀行アプリをSBI証券と連携させる
- ステップ2|SBI証券にOliveカードを登録する
- ステップ3|クレカ積立を設定して銘柄を購入する
ステップ1|三井住友銀行アプリをSBI証券と連携させる
SBI証券でOliveを使えるようにするために、まずは三井住友銀行アプリとSBI証券の口座を連携させましょう。
Oliveアカウントの申し込み後に、三井住友銀行アプリをアンインストールしてしまった場合には、以下で再ダウンロードができます。
スマートフォンで三井住友銀行アプリを開いてログインしたら、下にスクロールして、「SBI証券と連携」のボタンを探してタップしましょう。
次の画面でSBI証券のユーザーネームとログインパスワードを入力し、「連携する」をタップすれば、三井住友銀行アプリとSBI証券が連携されます。
これ以降、三井住友銀行アプリからSBI証券の取引残高を確認したり、投信積立設定を行ったりすることができるようになります。
ステップ2|SBI証券にOliveカードを登録する
次に、SBI証券の公式サイト上で、Oliveカードの登録を行います。
SBI証券公式サイトへログインして、TOPページ右上から「取引>投資信託>投信(積立買付)>クレジットカード」の順で移動します。
すると、クレジットカード管理画面が開くため、「カードを登録する」をクリックし、規約を確認した上で登録手続きへと進みましょう。
SBI証券の口座を開設する際に設定した取引パスワードを入力し、「同意して本人確認へ」のボタンを押すと、三井住友カードの「Vpass」のログイン画面へ自動的に遷移します。
VpassのIDとパスワードでログインできたら、「ログインカードの確認」画面で、Oliveカードが選択されていることを確認し「次へ進む」をクリックしましょう。
以降は画面の指示に従って、サービスへの同意と本人確認を行えば、Oliveカードの登録は完了です。
ステップ3|クレカ積立を設定して銘柄を購入する
Oliveカードを登録できたら、実際にクレカ積立を設定し、銘柄を購入してみましょう。
SBI証券公式サイトのTOPページ上部から「投信>銘柄検索・取扱一覧」と進むと、取引可能な投資信託の一覧を見ることができます。この中から、自分が投資したい銘柄を選びます。
どの銘柄に投資すべきか分からないときには、「販売金額ランキング」の順位を参考にしたり、信託報酬が安いファンドの中から選んだりしてみましょう。
ファンド名をクリックすると、ファンドの運用方針やチャートなどを確認できるページが表示されます。購入したい銘柄が決まったら、「積立買付」のボタンを押して、購入手続きへと進みましょう。
今回はクレカ積立を行うため、決済方法で「クレジットカード」を選択します。新NISA積立投資枠を利用したい場合には、「預り区分」で忘れずに「NISAつみたて投資枠」を忘れずに選択しておきましょう。
さらに毎月の積立金額も入力したら、「次へ」をクリックします。
その後表示される目論見書を確認し、取引パスワードを入力して「設定する」をクリックすれば、Oliveカードでのクレカ積立の開始に必要な手続きが全て完了します。
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3SBI証券のクレカ積立|タイプ別におすすめなOliveカードの種類を解説
SBI証券のクレカ積立におすすめなOliveカードの種類について、利用タイプ別に紹介します。
- Oliveフレキシブルペイ|クレカ利用額が年間100万円以下の人におすすめ
- Oliveフレキシブルペイ ゴールド|年間100~300万円クレカを利用する人にお得
- Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード|年間300万円以上クレカを利用する人向け
Oliveフレキシブルペイ|クレカ利用額が年間100万円以下の人におすすめ
Oliveフレキシブルペイ(一般カード)は、クレカ利用額が年間100万円以下の方におすすめです。
年会費無料のカードなので、普段あまりクレジットカードを利用しない方でも、クレカ積立のために気軽に作ることが可能です。今までクレジットカードを使ったことがない方が、初めて持つカードとしても適しています。
さらに、年間のカード利用額が10万円以上であれば、クレカ積立において、積立額の0.5%がVポイントで付与されます。
年間のカード利用額には、クレカ積立で支払う金額は含まれないため、注意する必要がありますが、例えば、公共料金の支払いをOliveフレキシブルペイにするだけでも、年間10万円以上の基準をクリアしやすくなります。
Oliveフレキシブルペイ ゴールド|年間100~300万円クレカを利用する人にお得
年間100~300万円程度のカード利用がある方には、一般カードよりもポイント還元率の良い、Oliveフレキシブルペイ ゴールドがおすすめです。
Oliveフレキシブルペイ ゴールドは、年間のカード利用額が10万円以上なら積立額の0.75%、100万円以上なら積立額の1%のポイントが還元されます。
さらに、年会費は5500円(税込)ですが、年間100万円(税込)以上のショッピング利用があれば、翌年以降の年会費は永年無料となります。
したがって、年間100万円以上クレジットカードを利用する人なら、年会費が無料となる上に、クレカ積立において、元々年会費無料のカードと比べて2倍の効率でポイントを貯められるという訳です。
そのため、クレカ積立だけでなく、普段からクレジットカードを頻繁に利用する方にとっては、非常にお得なカードだと言えます。
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード|年間300万円以上クレカを利用する人向け
年間300万円以上クレジットカードを利用する方には、Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードが向いています。
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードは、年会費が33,000円(税込)かかりますが、24時間365日対応のコンシェルジュサービスや、特約店での追加ポイントの付与など、プラチナカードならではの充実した優待を受けられる点が魅力的です。
クレカ積立でのポイント還元率も、SBI証券で利用できるカードの中で最高ランクであり、年間のカード利用額が300~499万円なら積立額の2%、500万円以上なら積立額の3%ものVポイントが還元されます。
クレジットカードの利用機会が多く、ポイントを積極的に活用していけるなら、年会費に見合った恩恵が得られるでしょう。
4Oliveを使ったクレカ積立について調べている人によくある質問
Oliveを使ったクレカ積立について調べている人によくある質問へ回答します。
- SBI証券のクレカ積立の限度額は毎月いくらまで?
- SBI証券のクレカ積立の発注日(設定日)はいつ?
- Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)はどちらがおすすめ?
SBI証券のクレカ積立の限度額は毎月いくらまで?
SBI証券のクレカ積立の限度額は、月10万円です。
2024年3月の内閣府令改正の影響を受けて、SBI証券だけでなく、多くの金融機関において、クレカ積立の限度額が月5万円から10万円まで引き上げられました。
これによって、新NISAつみたて投資枠の年間投資上限額120万円を、クレカ積立だけで使い切ることも可能になりました。
ただし、クレジットカード自体の利用限度額を超えてクレカ積立することはできないため、特に、Oliveフレキシブルペイなど年会費無料のカードを利用している方は、クレジットカードの利用限度額をあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
SBI証券のクレカ積立の発注日(設定日)はいつ?
SBI証券のクレカ積立の発注日(設定日)は、毎月3日~9日の日付の中から選ぶことができます。
2024年6月1日以前にクレカ積立を設定していた銘柄については、設定を変更しない限り、毎月1日に積立購入が行われます。
ただし、その場合は一度設定を変更してしまうと、毎月1日の発注に戻すことはできないため、あらかじめ注意しておきましょう。
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)はどちらがおすすめ?
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)は、どちらも年会費無料で作れるカードですが、何を重視するかによって、どちらのカードがおすすめかは異なります。
普段から三井住友銀行を利用していて、銀行口座周りの使い勝手を良くしたい方には、Oliveフレキシブルペイがおすすめです。
Oliveフレキシブルペイを使えば、三井住友銀行のキャッシュカードと、クレジット・デビット・ポイント払いの4つの機能を1枚に集約させることができます。
さらに、SBI証券の取引残高や損益情報なども、三井住友銀行アプリから確認できるようになり、証券口座も管理しやすくなります。
一方で、国際ブランドが「Mastercard」のクレジットカードを持ちたい人にとっては、三井住友カード(NL)がおすすめです。
Oliveフレキシブルペイは、国際ブランドをVisaしか選択できないのに対し、三井住友カード(NL)は、国際ブランドをVisaかMastercardの好きな方から選べます。
何を重視すべきかをしっかり考えて、自分に合った方を利用すると良いでしょう。
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- 投資信託の保有でTポイントやdポイントがたまる
- 三井住友カードの投信クレカ積立で最大5.0%のVポイントがたまる
- IPO引受社数NO.1(2022年3月通期)
- 充実の米国株&投資信託ラインナップ
まとめ|SBI証券でのOliveを使ったクレカ積立
- SBI証券のクレカ積立でOliveカードを使えば、証券口座の取引残高や損益情報などを三井住友銀行アプリで一括管理できる
- SBI証券のクレカ積立は、三井住友銀行アプリとSBI証券を連携させ、SBI証券公式サイトでカード情報を登録すれば簡単に始められる
- クレカ積立でどのOliveカードを利用するかは、自分自身の年間のカード利用額に応じて決めるのがおすすめ
MeChoice編集部
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