
SBI・全世界株式インデックス・ファンドはどのような投資信託か?商品概要とおすすめポイントを解説
- 執筆者:
- MeChoice編集部
SBI・全世界株式インデックス・ファンドはSBIアセットマネジメントのインデックスファンドです。全世界の株式市場を投資対象としている銘柄です。2023年03月31日時点で純資産総額は963.36億円を突破しています。
今回はSBI・全世界株式インデックス・ファンドの商品概要やおすすめポイント、評判や運用できるおすすめ証券会社などを解説します。SBI・全世界株式インデックス・ファンドに興味を持っている方はぜひ参考にしてください。
目次
1SBI・全世界株式インデックス・ファンドは低コストで長期投資をしたい人におすすめ!
SBI・全世界株式インデックス・ファンドは以下のような方におすすめです。
- 投資を始めたばかりの初心者の方
- 全世界の株式市場に分散投資したい方
- コストをなるべく抑えたい方
SBI・全世界株式インデックス・ファンドは全世界の株式に投資することから分散性が高く、ローコストでありながら全世界の経済成長を期待した運用が可能です。そのためじっくり資産を育てる長期投資向きと言えるでしょう。
長期投資を実施する上で重要なポイントは信託報酬です。一般的なインデックスファンドの信託報酬は年率0.2%など日々かかるコストとなるため、長期で運用するほどその金額は馬鹿にできないものとなっていきます。SBI・全世界株式インデックス・ファンドであれば信託報酬は十分に低い水準と言えるでしょう。
ここまででSBI・全世界株式インデックス・ファンドに興味を持った方は、本記事で紹介した証券会社等でぜひ運用に乗り出してみてください。
2SBI・全世界株式インデックス・ファンドの評判を紹介!
ここではSBI・全世界株式インデックス・ファンドの評判を紹介します。
3SBI・全世界株式インデックス・ファンドの口コミや評判
- 世界中の数多の企業の株に分散投資できる代表的投資信託。投資している企業の数は9500に上ります。
- SBI・全世界株式インデックス・ファンドなら新興国にも投資できるよ~
世界中の多くの企業に投資できる代表的な投資信託として、SBI・全世界株式インデックス・ファンドを挙げるコメントが見られたほか、インドなどの高い成長を見せる新興国にも投資できる点を魅力とする声が見られました。
4SBI・全世界株式インデックス・ファンドの3つのおすすめポイント
SBI・全世界株式インデックス・ファンドの主なメリットは以下の3ポイントです。
- 全世界経済成長による株式市場価格の上昇を期待した運用ができる
- 低コストで運用できる
- カントリーリスクに対応できる
それぞれ詳しく紹介します。
4-1全世界経済成長による株式市場価格の上昇を期待した運用ができる
SBI・全世界株式インデックス・ファンドは全世界の株式に投資するインデックス型投資信託です。
比較的安定した成長が期待できる先進国の割合を高めに、ハイリターンを狙える新興国にも一定割合投資しています。
全世界の株式に投資することからリスク分散が効いており、安定した成長が期待できる銘柄です。
4-2低コストで運用できる
投資信託で最も気をつけるべきコストは保有額に対して年率でかかる信託報酬です。
金融庁のデータによれば、つみたてNISAの対象商品で投資先を内外・海外とするインデックス型投資信託の信託報酬平均は年率0.34%となっています。
同じ分類に所属するSBI・全世界株式インデックス・ファンドの信託報酬は0.0682%と、同系統の投資信託の中では十分に低めです。
SBI・全世界株式インデックス・ファンドはコストを抑えた投資信託運用にもおすすめできる商品となっています。
4-3カントリーリスクに対応できる
「カントリーリスク」は投資先の国・地域におけるクーデターや災害等によって相場や金融商品の価格が変動するリスクのことです。投資先が特定の国や地域に集中するほど、このリスクは高くなります。
全世界の株式に投資するSBI・全世界株式インデックス・ファンドであれば、特定の国や地域へ投資先が集中することを避けられるので、カントリーリスクを低減する効果が期待できます。
5SBI・全世界株式インデックス・ファンドを運用できるおすすめの証券会社3選
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
---|---|---|---|
総合評価 |
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![]() ★★★★★ |
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独自サービス | 三井住友カードを使って投信積立を行うと最大還元率は5% | 楽天カードを使って投信積立を行うと最大還元率は1% | マネックスカードを使って投資信託の自動積み立てを行うと、ポイント還元率1.1%でマックスポイント |
新NISA対応 |
対応 | 対応 | 対応 |
公式サイト | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
ここではSBI・全世界株式インデックス・ファンドを運用する上でおすすめの証券会社3選を紹介します。
証券会社選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
SBI証券

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- 充実の米国株&投資信託ラインナップ
SBI証券は、2023年中に国内株の手数料無料化を目指しており、コスト意識が高い人であれば注目必須の証券会社です。
国内の個別銘柄はもちろん、米国株をはじめ世界9カ国の銘柄に投資できます。米国株の取扱銘柄数は6000を超えており、主要ネット証券最高水準。
現在、国内株は0円から取引可能であり、IPO取り扱い銘柄数も、主要ネット証券(SBI・楽天・松井・マネックス・auカブコムの5社)の中ではダントツの実績を誇っています。
また、投資信託のサービスも充実しており、保有額の最大0.25%がPontaポイントやTポイントとして還元されるほか、投資信託の購入には「Tポイント」「Pontaポイント」を1ポイント1円として利用できるので、少額から投資したい方にも最適です。
投資信託の購入に三井住友カードを利用すれば、最大5%のポイント還元が受けられ、たまったVポイントは1ポイント1円で投資信託の買付に利用できるほか、景品との交換やキャッシュバックサービスにも使えます。
楽天証券

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証券会社によっては預かり資産の量などによって当選しやすさが決まるため、投資初心者がいきなり当選するのは簡単ではありません。
完全平等な条件で抽選されるマネックス証券なら、他の証券会社より当選しやすいでしょう。
6SBI・全世界株式インデックス・ファンドとは?商品概要を紹介!
SBI・全世界株式インデックス・ファンドは全世界の株式に投資する銘柄です。
インデックス運用のため全世界の株式市場の値動きに連動するよう設計されています。主な実績やステータスは下記の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
騰落率(期間収益率) | -1.34%(過去1年) +84.68%(過去3年) |
ベンチマーク | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース) |
購入時手数料 | 0円 |
信託財産留保額 | 0円 |
信託報酬率 | 0.0682% |
投信会社名 | SBIアセットマネジメント |
基準価額(1万口当たり) | 1万6141円 |
分配金(設定来) | 0円 |
純資産総額 | 963.36億円 |
非課税制度 | ・NISA |
主な取扱金融機関(NISA) | SBI証券 ・楽天証券 ・松井証券 ・マネックス証券 ・auカブコム証券 |
主な取扱金融機関(iDeCo) | ・SBI証券(セレクトプラン) |
手数料は購入時手数料が無料、信託財産留保額も無料となっています。また、主な手数料である信託報酬は保有額に対して年率でかかり、年率0.0682%と十分に低めの設定となっています。
設定来分配金は0円のため、「分配金なし」のファンドを求めている人におすすめです。
投資先の内訳は以下の通りです(2023年3月31日時点)。
6-1投資国・地域の内訳(上位10ヶ国)
国・地域 | 割合 |
---|---|
アメリカ | 59.03% |
日本 | 6.32% |
イギリス | 3.67% |
中国 | 3.19% |
カナダ | 3.07% |
フランス | 2.69% |
スイス | 2.64% |
ドイツ | 2.00% |
オーストラリア | 1.93% |
インド | 1.72% |
6-2組入上位10業種
業種 | 比率 |
---|---|
情報技術 | 19.23% |
金融 | 15.48% |
ヘルスケア | 12.19% |
資本財・サービス | 11.83% |
一般消費財・サービス | 11.07% |
生活必需品 | 7.32% |
コミュニケーション・サービス | 6.86% |
素材 | 5.23% |
エネルギー | 4.84% |
不動産 | 3.05% |
6-3組入上位銘柄10社
社名 | 割合 |
---|---|
アップル | 3.73% |
マイクロソフト | 3.21% |
アルファベット | 1.73% |
アマゾン・ドット・コム | 1.34% |
エヌビディア | 0.97% |
テスラ | 0.83% |
バークシャー・ハサウェイ | 0.80% |
メタ・プラットフォームズ | 0.71% |
エクソンモービル | 0.68% |
ユナイテッドヘルス・グループ | 0.66% |
投資の割合が最も高い上位3ヶ国は、アメリカ(59.03%)、日本(6.32%)、イギリス(3.67%)です。
7SBI・全世界株式インデックス・ファンドの特徴まとめ
- 全世界経済の成長による株式市場価格の上昇を期待した運用ができる
- 低コストで運用できる
- カントリーリスクに対応できる
執筆者について

MeChoice編集部
MeChoice編集部はくらしとお金の課題解決サービス「MeChoice(ミーチョイス)」のコンテンツ制作を行っており、くらしとお金に関する課題を分かりやすく解説し、問題解決のサポートをいたします。