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ハワイで使える?使えない?電子マネー・キャッシュレス決済5つを徹底検証

ハワイで使える?使えない?電子マネー・キャッシュレス決済5つを徹底検証

「ハワイ旅行を計画中だけど、現地での支払いはどうすればスマートにできる?」

「現金はどれくらい必要?」

といったお悩みはありませんか?

この記事を読めば、ハワイで主流の電子マネーやキャッシュレス決済の方法、使える場所から注意点まで、その全てがわかります。

以下の内容についてご紹介します。

  • ハワイで利用できる主要な電子マネー・キャッシュレス決済
  • 電子マネーが使える具体的な場所と使えない場所
  • ハワイで電子マネーを賢く使うためのメリットと注意点

ご自身のスマートフォンに合った決済方法を事前に準備し、快適なハワイ旅行を実現しましょう。

まずはお持ちのクレジットカードがApple PayやGoogle Payに対応しているか確認することから始めてみてはいかがでしょうか。

1ハワイで使える?使えない?電子マネー・キャッシュレス決済5つを徹底検証

ハワイでは、Apple PayやGoogle Pay、クレジットカードのタッチ決済といったキャッシュレス手段が広く普及しています。

一方で、日本国内で主流のPayPayやSuicaなどの電子マネーは利用できないため、渡航前の準備には注意が必要です。ハワイ旅行を快適にするため、現地で利用可能な決済方法と、そうでないものを正確に把握しておきましょう。

1-1【ハワイで使えるか知りたい電子マネー1】Apple Pay:iPhoneユーザーに最適

Apple Payは、iPhoneやApple WatchといったApple製デバイスで利用できる非接触型の決済サービスで、ハワイでも広く普及しています。多くの店舗でスマートフォンを決済端末にかざすだけで支払いが完了するため、カード本体を持ち歩く必要がなく、セキュリティ面でも安心です。

ハワイでApple Payを利用するためには、日本を出発する前にWalletアプリへクレジットカードを登録しておく必要があります。その際、NFCという国際的な近距離無線通信規格に対応したクレジットカードを選ぶことが重要です。NFCとは、かざすだけで機器間の通信を可能にする技術のことで、海外のタッチ決済ではこのNFCの「TypeA/B」という規格が標準的に使われています。お手持ちのカードが対応しているか、事前に確認しておくと現地でスムーズに利用できます。

1-2【ハワイで使えるか知りたい電子マネー2】Google Pay:Androidユーザーに便利

Google Payは、Androidスマートフォンユーザー向けの非接触型決済サービスです。Apple Payと同様の仕組みで、対応する店舗の決済端末にスマートフォンをかざすだけで、現金を用意する手間なく瞬時に支払いが完了します。

ハワイでは、レストランやショップ、一部の公共交通機関など、Apple Payが使える場所の多くでGoogle Payも利用可能です。Androidユーザーの方は、渡航前にGoogle Payアプリに対応のクレジットカードを登録しておくことで、ハワイでの買い物をよりスマートで快適なものにできます。

1-3【ハワイで使えるか知りたい電子マネー3】Visa・Mastercardのタッチ決済:国際ブランド対応

スマートフォンを使わずに、クレジットカード本体を決済端末にかざすだけで支払いが完了するのが「タッチ決済」です。この方法はコンタクトレス決済とも呼ばれ、現在のハワイでは主要な支払い方法の一つとなっています。特にレストラン以外の多くの店舗では、カードを差し込む方式よりもタッチ決済が主流です。

ハワイで特に広く普及しているのが、VisaとMastercardのタッチ決済です。アメリカ国内のクレジットカード市場ではこの2つの国際ブランドが圧倒的なシェアを占めており、ほとんどの加盟店で問題なく利用できます。カード券面にリップルマーク(Wi-Fiのようなマーク)があれば、そのカードはタッチ決済に対応しています。

1-4【ハワイで使えるか知りたい電子マネー4】QUICPay:ハワイでは利用不可

QUICPay(クイックペイ)は、日本国内で広く普及している電子マネーですが、ハワイを含む海外では利用することができません。QUICPayは日本独自の決済規格にもとづいているため、海外の店舗の決済ネットワークには対応していないのが理由です。

たとえApple PayやGoogle PayにQUICPayが使えるカードを登録していても、海外ではQUICPayとしてではなく、そのカードが持つ国際ブランド(VisaやMastercardなど)のタッチ決済として処理されます。したがって、ハワイでの決済手段としてはQUICPayは選択肢に含まれないと認識しておく必要があります。

1-5【ハワイで使えるか知りたい電子マネー5】PayPay:ハワイでは未対応

PayPayは、日本国内で圧倒的なシェアを誇るQRコード決済サービスですが、2025年現在、ハワイの店舗では利用できません。PayPayは基本的に日本国内向けのサービスであり、海外での決済機能はまだ限定的です。

ハワイ旅行の際には、日本と同じ感覚でPayPayアプリを使おうとしても支払いできないため注意が必要です。ハワイでのキャッシュレス決済を考える際は、PayPay以外の手段、すなわちApple PayやGoogle Pay、クレジットカードのタッチ決済などを準備しておくことが必須となります。

ハワイで使えるキャッシュレス決済の詳細については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

2ハワイ現地で電子マネーが使える場所5選

ハワイでは、観光客が訪れる主要な商業施設のほとんどで電子マネー決済が導入されています。ワイキキ周辺のレストランやカフェ、コンビニ、大型ショッピングセンターなど、幅広い場所でスマートフォンやカードをかざすだけのスマートな支払いが可能です。

ただし、ファーマーズマーケットや個人経営の小規模な店舗では、依然として現金のみの取り扱いとなる場合もあります。そのため、キャッシュレス決済を基本としつつ、少額の現金も用意しておくと、あらゆる場面で安心して対応できます。

2-1【利用可能場所1】ワイキキ周辺のレストラン・カフェ

ハワイ観光の中心地であるワイキキエリアでは、多くのレストランやカフェが電子マネー決済に対応しています。特にチェーン展開している飲食店やフードコートでは、Apple PayやGoogle Pay、各種クレジットカードのタッチ決済が標準的な支払い方法となっています。

テーブル会計が基本のレストランでも、クレジットカードでの支払いが一般的です。その際、伝票にチップの金額を記入して合計額をカードで支払うことができるため、現金でチップを計算する手間が省けて非常にスムーズです。ただし、一部の個人経営の小さな飲食店では現金のみの場合もあるため、入店前に確認するとより安心です。【利用可能場所2】ABCストア・コンビニエンスストア

ハワイの街の至る所で見かけるABCストアや、セブン-イレブンといったコンビニエンスストアでは、電子マネー決済が広く導入されており、問題なく利用できます。飲み物やスナック、日用品といった少額の買い物でも、スマートフォンやカードをかざすだけでスピーディーに支払いを済ませることが可能です。

これらの店舗は、旅行者が頻繁に利用する場所であるため、キャッシュレス決済への対応が進んでいます。現金を取り出す手間なく、タッチ決済やApple Pay、Google Payでスマートに買い物ができるため、滞在中の利便性は非常に高いと言えるでしょう。

ハワイでおすすめの支払い方法の詳細については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

2-2【利用可能場所3】アラモアナショッピングセンター内店舗

ハワイ最大級の規模を誇るアラモアナショッピングセンターでは、入居しているほとんどの店舗で電子マネー決済が可能です。高級ブランドのブティックからデパート、カジュアルなアパレルショップ、飲食店に至るまで、幅広い店舗でApple PayやGoogle Pay、クレジットカードのタッチ決済が標準的な支払い方法として受け入れられています。

観光客にとって主要なショッピングスポットであるため、キャッシュレス環境は非常に整備されています。広大な施設内で複数の店舗を巡る際も、現金を持ち歩く心配をすることなく、スマートフォン一つで身軽に買い物を楽しむことができます。

2-3【利用可能場所4】ホテル内のショップ・レストラン

ハワイのホテルでは、宿泊費の支払いはもちろんのこと、施設内にあるレストランやギフトショップ、スパなどでもキャッシュレス決済が基本となります。チェックイン時にデポジット(保証金)としてクレジットカードの提示を求められることからもわかるように、ホテル全体でカード決済が前提のシステムとなっています。

そのため、ホテル内で食事をしたり、お土産を購入したりする際も、部屋付けにするか、その場でApple Payやクレジットカードのタッチ決済を利用して支払うのが一般的です。現金を持ち歩かなくても、ホテル内で快適に過ごすことが可能です。

2-4【利用可能場所5】空港内の免税店・飲食店

ハワイの玄関口であるダニエル・K・イノウエ国際空港でも、キャッシュレス決済は広く普及しています。出発前の最後のショッピングを楽しめる免税店(DFS)や、搭乗までの時間を過ごすレストラン、カフェ、お土産店など、空港内のほとんどの商業施設で電子マネーやクレジットカードが利用できます。

特に免税店での買い物では、支払いの際に「日本円建て(JPY)か米ドル建て(USD)か」を尋ねられることがありますが、これはカード決済が前提となっているためです。旅行の最初から最後まで、現金に頼ることなくスムーズに支払いを行える環境が整っています。

3ハワイで電子マネー決済するメリット4選

ハワイ旅行で電子マネーやタッチ決済を利用することには、多くのメリットがあります。防犯対策として非常に有効であることに加え、支払いがスムーズになることで貴重な旅行時間を節約できます。さらに、両替の手間や手数料を削減できる経済的な利点も見逃せません。

これらのメリットを最大限に活用するためにも、日本を出発する前に、ご自身のスマートフォンやクレジットカードの設定を確認しておくことが重要です。

3-1【メリット1】現金の盗難・紛失リスクを軽減

電子マネー決済の最大のメリットの一つは、多額の現金を持ち歩く必要がなくなることです。ハワイの治安は比較的良好ですが、観光客を狙ったスリや置き引きなどの軽犯罪は発生しています。キャッシュレス決済をメインにすれば、持ち歩く現金はチップ用などの最小限で済むため、万が一盗難に遭った際の被害を抑えることができます。

また、スマートフォンやクレジットカードは、紛失や盗難に気づいた際にすぐに利用停止の手続きが可能です。現金とは異なり、不正利用を防ぐ手段があるため、防犯対策として非常に有効と言えます。

3-2【メリット2】チップの支払いがスムーズ

ハワイ文化に根付いているチップの支払いも、キャッシュレス決済ならスマートに行えます。特にレストランでは、テーブルでの会計時にクレジットカードで支払うのが一般的です。その際、伝票にチップの金額を自分で記入し、食事代と合算して決済することができます。

これにより、チップのために細かい現金を用意したり、複雑な計算をしたりする必要がなくなります。最近では、カフェやタクシーの決済端末でも、画面上でチップの割合(例:15%, 20%)をタッチして選ぶだけで支払いが完了する仕組みが増えており、旅行者にとって非常に分かりやすく便利になっています。

3-3【メリット3】両替手数料を削減できる

電子マネーやクレジットカードでの決済は、現金両替に比べて手数料を抑えられる可能性があります。日本円を米ドルに両替する際には、銀行や両替所で為替手数料が発生します。この手数料は、両替する場所によってレートが異なり、割高になることも少なくありません。

一方、クレジットカード決済の場合、国際ブランドが定める基準為替レートに、カード会社所定の海外利用手数料(1.6%〜3.85%程度)が上乗せされる形で円貨に換算されます。この手数料を含めても、現金両替より有利なレートで決済できることが多く、結果的に支払い総額を抑えることにつながります。

3-4【メリット4】決済スピードが早く旅行時間を節約

Apple PayやGoogle Pay、クレジットカードのタッチ決済は、支払いが瞬時に完了するため、レジでの時間を大幅に短縮できます。現金で支払う場合、財布から小銭を探したり、お釣りを受け取ったりする手間が発生しますが、キャッシュレス決済なら端末にかざすだけで完了です。

このスピーディーな決済は、特に混雑している店舗や、タイトなスケジュールで観光地を巡る際に大きなメリットとなります。会計にかかる時間を節約することで、その分ショッピングや食事、観光など、ハワイでの貴重な時間をより有効に使うことができるでしょう。

4ハワイで電子マネーを使う際の注意点5選

ハワイで電子マネーを快適かつ安全に利用するためには、いくつかの注意点を押さえておくことが重要です。日本を出発する前の設定や確認はもちろん、現地での万が一の事態に備えることも大切になります。

特に、スマートフォンでの決済に頼りすぎると、充電切れなどの思わぬトラブルで支払いができなくなる可能性もあります。これらの注意点を事前に把握し、複数の支払い手段を準備しておくことで、安心してハワイ旅行を楽しめます。

ハワイでの支払いトラブルの詳細については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

4-1【注意点1】事前にクレジットカードの登録が必要

Apple PayやGoogle Payをハワイで利用するためには、日本にいる間に、ご自身のスマートフォンに対応するクレジットカードを登録しておくことが必須です。現地に到着してからでは、通信環境の問題や設定の煩雑さから、スムーズに登録できない可能性があります。

出発前に、Walletアプリ(iPhone)やGoogle Payアプリ(Android)を開き、画面の指示に従ってカード情報を登録しておきましょう。この一手間を済ませておくだけで、ハワイ到着後すぐにスマートなキャッシュレス決済を開始できます。

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4-2【注意点2】タッチ決済対応端末の確認が重要

ハワイではタッチ決済が広く普及していますが、すべての店舗で利用できるわけではありません。支払い前には、レジの決済端末にタッチ決済対応を示すリップルマーク(Wi-Fiのような波形マーク)があるかを確認すると確実です。

また、店舗によっては特定の国際ブランド(Visa、Mastercardなど)しか対応していないケースも稀にあります。万が一、タッチ決済が利用できない場合に備えて、カードを挿入するIC決済や磁気ストライプをスライドさせる方法にも対応できるよう、物理的なクレジットカードも携帯しておくと安心です。

4-3【注意点3】少額決済でも現金が必要な場面がある

ハワイはキャッシュレス化が進んでいますが、依然として現金が必要になる場面も存在します。特に、地元の新鮮な食材や工芸品が並ぶファーマーズマーケット(青空市場)や、一部の個人経営の小規模な店舗、屋台などでは、カード決済に対応していない場合があります。

また、アメリカ文化に根付くチップの支払いも、ホテルのベルサービスやルームクリーニングなど、現金で渡すのが慣例となっているシーンがあります。キャッシュレス決済を基本としつつも、こうした場面に備えて1ドル札などの少額紙幣をある程度用意しておくと、スマートに対応できます。

4-4【注意点4】海外利用手数料が発生する場合がある

クレジットカードを海外で利用すると、「海外利用手数料(海外事務処理手数料)」が発生します。これは、利用代金を米ドルから日本円に換算する際に、カード会社が上乗せする手数料のことです。

この手数料の比率はカード会社や国際ブランドによって異なり、一般的には利用金額の1.6%から3.85%程度に設定されています。現金両替の手数料よりは有利な場合が多いですが、決済金額が大きくなるほど手数料も増えるため、このコストがかかることは認識しておきましょう。カードを選ぶ際に、この手数料率を比較検討するのも一つの方法です。

4-5【注意点5】スマホの充電切れ・故障時の対策準備

Apple PayやGoogle Payなどのスマートフォン決済は非常に便利ですが、デバイスの充電が切れたり、故障や紛失したりすると利用できなくなるというリスクがあります。決済手段をスマートフォンのみに頼り切っていると、いざという時に支払いができず困ってしまう可能性があります。

このような事態に備え、モバイルバッテリーを携帯することはもちろん、物理的なクレジットカードや少額の現金を予備の決済手段として必ず用意しておきましょう。複数の支払い方法を準備しておくことが、海外旅行中の決済トラブルを防ぐための重要な対策となります。

5ハワイ旅行前に準備すべき電子マネーの設定3選

ハワイで電子マネーをスムーズに、そして安心して利用するためには、日本を出発する前の事前準備が不可欠です。現地に到着してから慌てないように、アプリへのカード登録や利用可能枠の確認、操作方法のチェックなどを済ませておきましょう。
これらの準備を怠ると、いざ支払いをしようとした際に決済ができないといったトラブルに見舞われる可能性があります。以下のチェックリストを参考に、万全の状態でハワイ旅行に臨みましょう。

5-1【事前準備1】Apple Pay・Google Payへのクレジットカード登録

ハワイでスマートフォン決済を利用するための最も基本的な準備は、お使いのスマートフォンにクレジットカード情報を登録することです。iPhoneユーザーであれば「Wallet」アプリ、Androidユーザーであれば「Google Pay」アプリを起動し、画面の指示に従ってカード情報をカメラで読み取るか、手動で入力して登録を完了させます。

この設定は、安定したインターネット環境がある日本国内で済ませておくのが賢明です。現地での登録は通信状況に左右されるうえ、手間もかかるため、出発前に必ず完了させておきましょう。

5-2【事前準備2】海外利用可能なクレジットカードの確認

スマートフォンに登録するクレジットカードが、海外で問題なく利用できる状態かを確認しておくことも重要です。カード会社によっては、不正利用防止のために海外での利用に制限をかけている場合や、初期設定で海外利用枠が低く設定されていることがあります。

出発前にカード会社の会員専用ウェブサイトにログインするか、カスタマーサービスに電話をして、海外での利用が可能になっているか、またショッピング利用限度額が旅行の計画に対して十分かを確認しておきましょう。これにより、現地でカードが使えないという最悪の事態を避けることができます。

5-3【事前準備3】決済アプリの操作方法・PIN番号の確認

ハワイ現地で初めて電子マネー決済を試みて戸惑うことがないよう、日本にいる間に一度、タッチ決済の操作に慣れておくことを推奨します。コンビニなど、タッチ決済対応の店舗で実際にスマートフォンをかざして支払いをしてみることで、操作の流れをスムーズに理解できます。

また、万が一タッチ決済が利用できず、クレジットカードを端末に挿入して支払う場合に備え、4桁の暗証番号(PIN)を再確認しておくことも大切です。暗証番号を忘れてしまった場合は、カード会社に問い合わせて再設定や照会手続きを行う必要がありますが、時間がかかる場合があるため、早めに確認しておきましょう。

6まとめ

この記事では、ハワイで利用できる電子マネーやキャッシュレス決済について、その種類から使える場所、メリット、注意点まで詳しく解説しました。

ハワイでは Apple Pay、Google Pay、そしてVisaやMastercardのタッチ決済が非常に便利で、多くの場所で利用できます。一方で、PayPayやSuicaといった日本国内の電子マネーは利用できないため注意が必要です。

キャッシュレス決済は、防犯対策や支払いのスムーズさ、手数料の節約などメリットが多いです。しかし、その恩恵を最大限に受けるためには、日本出発前のクレジットカード登録や利用設定の確認が不可欠です。また、ファーマーズマーケットやチップの支払いなど、依然として現金が必要な場面もあるため、少額の現金も用意しておくと万全です。

この記事を参考に万全の準備を整え、スマートで快適なハワイ旅行をお楽しみください。

7よくある質問

Q

ハワイでSuicaなどの日本の交通系ICカードは使えますか?

A

いいえ、利用できません。SuicaやPASMOなどの日本の交通系ICカードは、日本国内の決済規格にもとづいているため、ハワイを含む海外の店舗や交通機関では使用できません。Apple Payに登録している場合でも、決済手段として利用することは不可能です。

Q

ハワイの公共交通機関(ザ・バス)で電子マネー決済はできますか?

A

いいえ、直接の電子マネー決済はできません。オアフ島を走る公共バス「ザ・バス」の運賃支払いは、基本的に現金(お釣りなし)または現地の交通系ICカード「HOLOカード」となります。HOLOカードは、事前にクレジットカードなどでチャージして利用します。

Q

ハワイのタクシーで電子マネー決済は利用できますか?

A

車両によりますが、クレジットカード決済に対応しているタクシーは多いです。ただし、Apple Payなどのスマホ決済に対応しているかは運転手や車両の端末によります。確実にキャッシュレスで支払いたい場合は、UberやLyftといった配車アプリの利用がおすすめです。

Q

ハワイで電子マネー決済ができない場合の対処法はありますか?

A

電子マネー決済ができない場合は、物理的なクレジットカードで支払うのが第一の対処法です。タッチ決済がダメでも、ICチップを挿入したり磁気ストライプをスワイプしたりする方法で決済できることがあります。それも難しい場合は、米ドルの現金で支払います。

Q

ハワイ旅行で電子マネーと現金はどちらを多く持参すべきですか?

A

支払いのメインは電子マネーやクレジットカードとし、現金はチップやファーマーズマーケットなどでの利用を想定した少額にとどめるのがおすすめです。多額の現金を持ち歩くことは、盗難や紛失のリスクを高めます。1日数千円程度の現金があれば十分対応可能です。


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MeChoice編集部執筆者

MeChoice編集部

MeChoice編集部は、くらしとお金に関するコンテンツ制作を各ジャンルの専門家とともに行い、情報発信を行っています。MeChoiceは株式会社モニクルリサーチが運営しています。
吉沢良子校正校閲者

吉沢良子校閲者

早稲田大学第一文学部卒。公益法人勤務を経て、書籍・ウェブ記事の校閲・校正・編集者として20年以上の経験を持つ。2020年よりLIMO編集部に所属。公的年金・貯蓄・介護・終活など「シニアを取り巻くくらしとお金」にまつわる記事の制作に携わる。総務省「家計調査」や、厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆・校閲に強み。

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