

【2025年最新】ハワイで使えるクレジットカードおすすめ4選《海外旅行保険や特典で厳選》選び方のポイント4つ
「ハワイ旅行を計画中だけど、どのクレジットカードを持っていくのが一番お得で便利なの?」といったお悩みはありませんか?
ハワイはキャッシュレス決済が主流のため、クレジットカードは必需品です。この記事を読めば、あなたの旅行スタイルに最適な一枚が必ず見つかります。
以下の内容についてご紹介します。
- ハワイ旅行におすすめのクレジットカード4選
- クレジットカードの選び方とメリット
- 現地での使い方と注意点
ご自身の旅行プランに合わせて各カードの特典や保険内容を比較検討し、出発前に万全の準備を整えましょう。

エポスカード
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高3,000万円、賠償責任:最高3,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay
国際ブランド
Visa
ポイントアップ
会員限定サイトを経由するとポイントが2~30倍
ポイント還元率
通常0.5%

楽天カード
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・QUICPay
国際ブランド
Visa・Mastercard・JCB・American Express
ポイントアップ
楽天市場で楽天カード利用で最大3倍
ポイント還元率
通常1.0%

三井住友カード(NL)
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD等
国際ブランド
Visa・Mastercard
ポイントアップ
対象のコンビニ・飲食店で最大20%還元
ポイント還元率
通常0.5%

JCB カード W
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・QUICPay
国際ブランド
JCB
ポイントアップ
優待店で最大ポイント21倍
ポイント還元率
通常1.0%
1ハワイで使えるクレジットカードおすすめ4選!
ハワイ旅行を最大限に楽しむためには、クレジットカード選びが重要です。ここでは、年会費、海外旅行傷害保険、ポイント還元率、そしてハワイならではの特典などを総合的に比較した4枚のクレジットカードを詳しく解説します。
1-1【ハワイでおすすめ1】エポスカード:年会費永年無料 × 手厚い海外旅行保険
エポスカードは、保有コストがかからない年会費永年無料のクレジットカードです。初めて海外旅行向けのカードを持つ方や、サブカードを探している方に適しています。国際ブランドは世界中で加盟店が多いVISAのため、ハワイのほとんどの店舗で決済に利用でき、利便性が高い一枚です。
海外旅行傷害保険が付いている点も大きな魅力です。この保険は利用付帯となっており、日本を出国する前にツアー料金や公共交通機関の運賃などをエポスカードで支払うことで適用されます。傷害死亡・後遺障害で最高3,000万円、疾病治療費用として最高270万円と、年会費無料のカードとしては手厚い補償内容が備わっています。
発行スピードも特徴の一つで、マルイの店舗内にあるエポスカードセンターでは最短即日発行に対応しています。急な海外出張や旅行が決まった際にも、出発前にカードを準備できる可能性があるのは心強いポイントです。
エポスカードについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
1-2【ハワイでおすすめ2】楽天カード:年会費永年無料 × 国際ブランド4種類
楽天カードは、年会費が永年無料で、基本的なポイント還元率が1.0%と高水準な点が魅力のクレジットカードです。国際ブランドはVISA、Mastercard、JCB、American Expressの4種類から選択可能で、すでに保有しているカードとブランドを使い分けたい場合に便利です。
ハワイ旅行における大きな特典として、ワイキキとアラモアナセンターにある「楽天カードラウンジ」を無料で利用できる点が挙げられます。ラウンジでは、フリードリンクや手荷物の一時預かり、Wi-Fiサービスなどが提供されており、ショッピングの合間の休憩拠点として非常に役立ちます。ただし、2025年1月1日からは、一般カード会員のラウンジ利用は年間10回までの利用制限がある点に注意が必要です。
海外旅行傷害保険も付いていますが、適用条件は利用付帯です。日本を出国する前に、募集型企画旅行(パッケージツアーなど)の代金を楽天カードで支払う必要があります。たとえば航空券購入時での利用のみでは対象外となるため、適用条件を事前に確認しておくことが重要です。
楽天カードについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
1-3【ハワイでおすすめ3】三井住友カード(NL):年会費永年無料 × ナンバーレス
三井住友カード(NL)

キャッシュレス時代のスタンダード
公式サイトで申し込む- 年会費永年無料
- 毎日のお買物でポイントが貯まる
- ナンバーレスで安心安全
- 対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済をするとおトク
三井住友カード(NL)は、年会費が永年無料で保有できるクレジットカードです。最大の特徴は、カード券面にカード番号や有効期限が印字されていないナンバーレス仕様であること。これにより、店舗での支払い時にカード情報を盗み見されるリスクが低減され、海外でも安心して利用できます。
国際ブランドは、世界的に加盟店網が広いVISAとMastercardから選択可能です。ハワイのほとんどの店舗で利用できるため、決済手段としての信頼性は非常に高いと言えます。また、タッチ決済にも対応しており、対応マークのある店舗ではサインや暗証番号の入力なしでスピーディーに支払いが完了します。
海外旅行傷害保険も利用付帯で備わっており、最高2,000万円の補償が受けられます。旅行代金をこのカードで支払うことが保険適用の条件となるため、航空券やツアーの予約時に利用することを忘れないようにしましょう。セキュリティと利便性を両立させたい方にとって、有力な選択肢となる一枚です。
三井住友カード(NL)については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
1-4【ハワイでおすすめ4】JCBカードW:年会費永年無料 × ハワイで独自特典豊富
JCB カード W

ナンバーレスなら最短5分(※)でカード番号発行
公式サイトで申し込む- 年会費永年無料
- 通常のJCBカードの「2倍のポイント」が貯まる
- 「ナンバーレス」か「番号あり」を選べる
- Amazonやスターバックスカードへのチャージでお得にポイントが貯まる
※ 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
※ 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
JCBカードWは、18歳から39歳までの方が申し込める年会費永年無料のクレジットカードです。一度発行すれば40歳以降も年会費無料で継続して利用できます。日本発の国際ブランドであるJCBは、特にハワイで独自の豊富な特典を提供しており、旅行をよりお得に楽しみたい方には必携の一枚と言えるでしょう。
最大の特典は、オアフ島の主要観光スポットやショッピングセンターを結ぶ「ワイキキ・トロリー」のピンクラインに無料で乗車(※)できることです。カード会員本人だけでなく、同乗の家族(大人1名、11歳以下の子供2名まで)も対象となるため、家族旅行での交通費を大幅に節約できます。
さらに、ワイキキ・ショッピング・プラザ内にある「JCBプラザ ラウンジ・ホノルル」を無料で利用可能です。このラウンジでは、ドリンクサービスや手荷物の一時預かり、レストランの予約代行など、日本語で様々なサポートを受けられます。ショッピングの合間の休憩や情報収集の拠点として非常に便利です。
海外旅行傷害保険も利用付帯で最高2,000万円の補償が付いており、年会費無料でありながら充実したサービスが魅力です。
※JCBのワイキキトロリー乗車賃無料キャンペーン(2025年4月1日(火)~2028年3月31日(金)):カード券面にJCBカードのロゴマーク掲載があるカードの提示が必要。JCBプリペイドは対象外。
JCBカードWについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
2ハワイ旅行でクレジットカードを使うメリット5選
ハワイ旅行でクレジットカードを利用することには、支払いの利便性以外にも多くのメリットがあります。手数料の節約から、万が一のトラブルに備える保険、ポイント還元まで、現金払いにはない利点を5つのポイントに分けて詳しく解説します。
2-1【メリット1】現金両替の手数料を節約できる
ハワイ旅行では、クレジットカード決済を主体にすることで、現金両替に伴う手数料を節約できます。日本円を米ドルに両替する際には、銀行や両替所で手数料が発生します。特に、空港やホテルの両替所はレートが不利に設定されていることが一般的です。
一方、クレジットカードで決済した場合、国際ブランドが定める基準レートに、カード会社所定の海外事務手数料が上乗せされたレートで円換算されます。この海外事務手数料を考慮しても、現金両替よりも総合的に有利なレートになるケースが多く、結果として支出を抑えることにつながります。
また、必要な分だけカードで支払うため、多額の現金を両替して使い切れずに余らせてしまい、帰国後に再度日本円へ両替する際の手数料負担という二重のコストを避けることができます。
2-2【メリット2】海外旅行保険が付帯される
多くのクレジットカードには、万が一の事態に備える海外旅行傷害保険が付帯しています。この保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があり、ハワイ旅行を計画する上で理解しておくべき重要なポイントです。
自動付帯:クレジットカードを保有しているだけで、旅行代金の決済有無にかかわらず保険が適用されます。出発前の手続きも不要で、非常に利便性が高いのが特徴です
利用付帯:航空券やパッケージツアー代金など、旅行に関連する費用をそのクレジットカードで支払うことで初めて保険が適用されます
ハワイを含むアメリカは医療費が非常に高額であり、簡単な治療でも数十万円の請求が発生する可能性があります。クレジットカードの付帯保険は、こうした急な病気やケガによる治療費、携行品の盗難や破損、賠償責任などをカバーしてくれるため、旅の安心感を支えてくれます。別途有料の海外旅行保険に任意加入する場合でも、カード付帯保険と保険金額を合算できるため、より手厚い備えが可能です。
2-3【メリット3】ポイント還元でお得に買い物できる
クレジットカードをハワイでの支払いに利用することで、利用金額に応じたポイント還元を受けられる点も大きなメリットです。現金での支払いでは得られないこの特典は、旅行費用を実質的に節約することにつながります。
多くのクレジットカードでは、利用額の0.5%〜1.0%がポイントとして還元されます。ハワイ旅行では、航空券やホテル代、ショッピング、食事など、高額な支払いが多くなるため、その分貯まるポイントも大きくなります。
貯まったポイントは、次回のカード請求額に充当したり、航空会社のマイルに交換して次の旅行に活かしたり、商品券や電子マネーに交換したりと、様々な使い道があります。現金払いでは得られないこの「おまけ」を賢く活用することで、ハワイ旅行がよりお得になります。
2-4【メリット4】盗難・紛失時の補償が受けられる
ハワイ旅行において、クレジットカードは現金よりもはるかに安全な決済手段です。多額の現金を持ち歩くと、スリや置き引きなどの盗難リスクに常にさらされることになります。万が一現金を盗まれてしまった場合、取り戻すことは極めて困難です。
一方、クレジットカードであれば、紛失や盗難に気づいた時点ですぐにカード会社に連絡し、カードの利用を停止することができます。これにより、第三者による不正利用を防ぐことが可能です。
さらに、多くのクレジットカードには盗難・紛失保険が付帯しており、万が一不正利用されてしまった場合でも、届け出から一定期間内の損害額をカード会社が補償してくれます。この補償制度があるため、金銭的な被害を最小限に抑えることができ、安心して旅行を楽しむことができます。
2-5【メリット5】キャッシュレス決済で安全に支払いできる
ハワイでは、多くの店舗でクレジットカードによるキャッシュレス決済が主流となっており、現金に触れることなく衛生的かつ安全に支払いを完了できます。特に、近年普及が進んでいるタッチ決済(コンタクトレス決済)は、カードを店員に手渡す必要がなく、専用端末にかざすだけで決済が完了するため、カード情報の盗み見(スキミング)などのリスクを低減できます。
また、アメリカではクレジットカードが社会的な信用度を示す身分証のような役割を担う側面もあります。ホテルでのチェックインやレンタカーを借りる際には、支払い能力の保証としてクレジットカードの提示が求められることがほとんどです。これをデポジット(※)と呼び、カードがない場合は高額な現金を預ける必要が生じることがあります。クレジットカードがあれば、こうした手続きもスムーズに進めることができます。
※ホテルやレンタカー業界では「デポジット(保証金)」と総称されますが、クレジットカードによる場合は現金を預けるのではなく、利用可能額の一部を一時的に確保する手続きがおこなわれます。
3ハワイで使えるクレジットカードの選び方4つのポイント
ハワイ旅行に最適なクレジットカードを選ぶには、いくつかの重要なポイントがあります。国際ブランドの選択から、万が一に備える保険内容、手数料、そして現地での特典まで。これら4つのポイントをしっかり押さえることで、あなたの旅行をより快適で安心なものにできます。
3-1【選び方のポイント1】国際ブランドはVISA・Mastercardを優先
ハワイ旅行でメインとして使用するクレジットカードを選ぶ際、最も重要なのが国際ブランドの選択です。結論として、VISAまたはMastercardのいずれかを最低1枚は持っていくことを強くおすすめします。
VISAとMastercardは世界的な加盟店ネットワークを誇り、ハワイにおいても観光客が訪れるほとんどのレストラン、ショップ、ホテルで利用可能です。決済の安定性と利便性を最優先するなら、この2大ブランドが最適です。
一方で、JCBは日本発のブランドであり、ハワイでは日本人観光客向けの特典が非常に充実しています。例えば、ワイキキ・トロリーの無料乗車や専用ラウンジの利用など、他のブランドにはない魅力的なサービスが多数あります。ただし、ローカルな店舗や郊外では利用できない場合もあります。
したがって、理想的な組み合わせは、決済のメインとしてVISAかMastercardを1枚、そして特典活用と予備カードとしてJCBを1枚、という2枚持ちです。これにより、利便性とお得さの両方を享受できます。
3-2【選び方のポイント2】海外旅行保険の補償内容を確認
クレジットカードを選ぶ上で、海外旅行傷害保険の補償内容は非常に重要な判断基準です。特に医療費が高額なハワイでは、万が一の病気やケガに備える保険は必須と言えます。
まず確認すべきは、保険の適用条件が「自動付帯」か「利用付帯」かという点です。
自動付帯:カードを持っているだけで保険が適用されるため、手間がなく安心です
利用付帯:航空券やツアー代金などをそのカードで決済することが適用の条件となります
次に、補償項目と金額をチェックします。特に重要視すべきは、利用頻度が高い「傷害治療費用」と「疾病治療費用」の補償額です。ハワイでは簡単な治療でも高額な請求が来る可能性があるため、これらの項目で最低でも200万円以上の補償があると安心感が高まります。
また、スマートフォンの破損や盗難などをカバーする「携行品損害」や、他人に損害を与えてしまった場合の「賠償責任」の補償額も確認しておくと良いでしょう。複数のクレジットカードを持っている場合、死亡・後遺障害以外の補償額は合算できるため、異なるカードを組み合わせることで補償を手厚くすることも可能です。
3-3【選び方のポイント3】海外事務手数料の安さをチェック
ハワイでクレジットカード決済をすると、日本円に換算される際に「海外事務手数料」が発生します。これは、国際ブランドが定める基準レートに、各カード会社が独自に設定する手数料率を上乗せしたものです。この手数料率はカードによって異なり、長期的に見ると支払総額に影響を与えるため、カード選びの重要な指標となります。
旅行中の利用総額が大きくなればなるほど、この差は無視できません。
多くのカード会社は公式サイトなどでこの手数料率を公表しています。頻繁に海外へ行く方や、高額な買い物をする予定がある方は、少しでも手数料率の低いカードを選ぶことで、無駄なコストを削減できます。年会費や他の特典とのバランスを考慮しながら、手数料の安さも比較検討することをおすすめします。
3-4【選び方のポイント4】現地特典やサポートの充実度
クレジットカードを選ぶ際には、ポイント還元率や保険だけでなく、ハワイ現地で利用できる特典やサポート体制も重要な比較ポイントです。これらを活用することで、旅行がよりお得で快適、かつ安心なものになります。
注目すべき特典には、以下のようなものがあります。
専用ラウンジの利用:JCBや楽天カードなどは、ホノルル市内に会員専用ラウンジを設けています。ドリンクサービスや手荷物預かり、Wi-Fi利用など、ショッピングの合間の休憩拠点として非常に便利です
交通機関の割引:JCBカードではワイキキ・トロリーのピンクラインが無料になるなど、現地の交通費を節約できる特典があります
加盟店での優待:特定のレストランやショップで割引やプレゼントがもらえるサービスも多く、食事や買い物をより楽しむことができます
また、カードの紛失・盗難といった緊急時に、日本語で対応してくれる現地サポートデスクの有無も確認しておきましょう。24時間対応のデスクがあれば、時差を気にせずいつでも相談でき、海外旅行の大きな安心材料となります。

エポスカード
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高3,000万円、賠償責任:最高3,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay
国際ブランド
Visa
ポイントアップ
会員限定サイトを経由するとポイントが2~30倍
ポイント還元率
通常0.5%

楽天カード
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・QUICPay
国際ブランド
Visa・Mastercard・JCB・American Express
ポイントアップ
楽天市場で楽天カード利用で最大3倍
ポイント還元率
通常1.0%

三井住友カード(NL)
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD等
国際ブランド
Visa・Mastercard
ポイントアップ
対象のコンビニ・飲食店で最大20%還元
ポイント還元率
通常0.5%

JCB カード W
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・QUICPay
国際ブランド
JCB
ポイントアップ
優待店で最大ポイント21倍
ポイント還元率
通常1.0%
4ハワイでのクレジットカード利用時の注意点6選
ハワイでクレジットカードを安全かつスムーズに利用するためには、いくつかの注意点があります。暗証番号の確認から複数枚のカード管理、防犯対策、そしてハワイ特有のチップの支払い方法まで、事前に知っておくべき6つのポイントを解説します。
4-1【注意点1】暗証番号とサインの両方を覚えておく
ハワイでクレジットカードを利用する際は、暗証番号(PINコード)の入力とサイン(署名)の両方に対応できるよう準備しておくことが重要です。
近年、ICチップ付きカードの普及に伴い、日本国内と同様にハワイでも暗証番号の入力を求められる場面が増えています。特にスーパーマーケットのセルフレジや一部の店舗では、暗証番号が必須となるケースがあります。普段あまり使わないカードや、暗証番号を失念している場合は、出発前に必ずカード会社に問い合わせて確認しておきましょう。
一方で、レストランでのテーブル会計や一部の小規模な店舗では、従来通りサインを求められることも少なくありません。カード裏面の署名欄には、パスポートと同じサインを忘れずに記入しておきましょう。どちらの認証方法にも対応できるよう備えておくことで、どんな支払いシーンでも慌てずスムーズに会計を済ませることができます。
4-2【注意点2】利用限度額を事前に確認・増額しておく
ハワイ旅行に出発する前に、必ずクレジットカードの利用限度額を確認しておきましょう。ハワイでは航空券やホテル代、ショッピング、アクティビティなど、高額な支払いが多くなる傾向があります。気づかないうちに利用限度額に達してしまい、いざという時にカードが使えなくなる事態は避けたいものです。
現在の利用限度額は、カード会社の会員専用ウェブサイトやアプリで簡単に確認できます。もし限度額が低いと感じる場合や、高額な買い物をする予定がある場合は、一時的な増額申請を検討しましょう。多くのカード会社では、旅行などの特定の目的のために、一時的に利用枠を引き上げるサービスを提供しています。
増額申請には審査が必要で、数日から1週間程度の時間がかかる場合があります。旅行の計画が固まったら、できるだけ早めに手続きを行うことをおすすめします。これにより、残高を気にすることなく、安心してハワイでのショッピングや食事を楽しむことができます。
4-3【注意点3】カード会社に海外渡航の連絡をする
ハワイ旅行前に、利用予定のクレジットカード会社へ海外渡航の予定を連絡しておくことをおすすめします。これは、カードの不正利用を防ぐためのセキュリティシステムに関連する重要な手続きです。
クレジットカード会社は、カードの不正利用を検知するために、利用状況を常にモニタリングしています。普段日本国内でしか利用されていないカードが、突然ハワイで高額な決済に使われると、システムが「不正利用の可能性あり」と判断し、セキュリティロックをかけてカードの利用を一時的に停止することがあります。
このロックがかかってしまうと、解除するためにはカード会社に国際電話をかけるなど、手間と時間がかかってしまいます。事前に渡航期間と渡航先(ハワイ)をカード会社のウェブサイトや電話で届け出ておくことで、こうした誤検知による利用停止のリスクを大幅に減らすことができます。安心してカードを利用するために、忘れずに行っておきたい手続きの一つです。
4-4【注意点4】複数枚のカードを分けて保管する
ハワイ旅行には、クレジットカードを2枚以上持参し、それらを別々の場所に分けて保管することが、リスク管理の観点から非常に重要です。
万が一、財布を丸ごと紛失したり、盗難に遭ってしまった場合、すべてのカードを同じ場所に入れておくと、決済手段を一度にすべて失ってしまいます。そうなると、残りの旅行期間中の支払いが困難になるだけでなく、各カード会社への利用停止連絡など、煩雑な手続きに追われることになります。
対策として、メインで使うカードは財布に入れ、予備のカードはホテルのセーフティボックスや、別のバッグの内ポケットなどに保管しておきましょう。こうすることで、一方を失ってももう一方で支払いを続けることができ、精神的な安心にも繋がります。国際ブランドをVISAとJCBのように分けておけば、片方のブランドが使えない店舗でも対応できるため、さらに万全です。
4-5【注意点5】スリやスキミング被害に注意する
ハワイは比較的治安が良いとされていますが、観光客を狙ったスリや置き引き、スキミングといった犯罪は発生しています。クレジットカードを安全に利用するためには、日本にいる時以上の防犯意識を持つことが不可欠です。
スリ・置き引き対策としては、以下のような基本的な注意を徹底しましょう。
- バッグは体の前に抱えるように持つ
- レストランなどで席を離れる際は、荷物を置いたままにしない
- 人混みでは特に手荷物に注意を払う
スキミング対策も重要です。スキミングとは、特殊な装置でカード情報を盗み取る手口です。
- ATMを利用する際は、カード挿入口に不審な装置が取り付けられていないか確認する
- 店員にカードを渡す際は、目の届く範囲で処理してもらう
- 暗証番号を入力する際は、手元を隠して周囲から見られないようにする
これらの対策を心がけることで、犯罪被害に遭うリスクを大幅に減らすことができます。
4-6【注意点6】チップはクレジットカードでも支払い可能
ハワイを含むアメリカではチップの文化が根付いており、サービスを受けた際に感謝の気持ちとして支払うのが一般的です。多くのレストランでは、食事代と合わせてチップもクレジットカードで支払うことができます。
テーブル会計の際、店員から渡される伝票(レシート)には、通常Tip(チップ)とTotal(合計)を記入する欄があります。食事代の15%〜20%を目安にチップ額を計算し、「Tip」欄に記入。食事代とチップを合計した金額をTotal欄に書き、支払いをおこないます。店舗によっては、あらかじめ15%、18%、20%などのチップ額を計算して提示してくれる場合もあります。
ただし、ホテルのポーターに荷物を運んでもらった際や、ベッドメイキング(ハウスキーピング)に対して枕元に置くチップなど、現金(1〜2ドル程度の紙幣)で支払うのが慣習となっている場面もあります。そのため、クレジットカードをメインの決済手段としつつも、チップ用に少額の現金を用意しておくと非常にスムーズです。
5ハワイで使えるクレジットカードの使い方5つの手順
ハワイの店舗でクレジットカードを使う際の流れは、日本と大きく変わりません。しかし、海外特有の確認事項もあります。カードの提示から決済完了、そして帰国後の確認まで、一連の流れを5つのステップに分けて解説します。この手順を覚えておけば、初めてのハワイでも安心してスマートに支払いができます。
5-1【手順1】店舗でカードを提示する
ハワイの店舗で支払いをする際、まずはレジで会計を依頼します。店員に ”Check, please.(お会計をお願いします)”と伝えるか、レジカウンターで商品を提示します。
次に、クレジットカードで支払う意思を伝えます。シンプルに ”Credit card, please.” と伝えるか、カードを見せながら ”By card.” と言うだけで十分です。ハワイではクレジットカード払いが一般的なので、多くの場合、スムーズに意図が伝わります。
支払いの前に、レジ周りや入り口に掲示されている国際ブランドのロゴを確認し、自分のカードが利用可能かチェックしておくとより安心です。店員にカードを手渡すか、決済端末に自分でカードを挿入またはスライド、タッチするよう指示されます。
5-2【手順2】暗証番号入力またはサインで決済
カードを提示または端末にセットした後、本人確認の手続きに進みます。方法は主に暗証番号(PIN)の入力またはサイン(署名)の2種類です。
暗証番号(PIN)入力:ICチップ搭載カードの場合、決済端末に4桁の暗証番号を入力するよう求められます。画面の指示に従って番号を入力し、緑色の確定ボタン(Enter/OKなど)を押します
サイン(署名):磁気ストライプのカードや、店舗のシステムによっては、レシートや電子サインパッドに署名を求められます。カード裏面の署名と同じサインを記入します
タッチ決済:対応マークのある店舗では、カードを端末にかざすだけで決済が完了します。一定金額以下であれば、暗証番号もサインも不要な場合が多く、非常にスピーディーです
決済が完了すると、端末からレシートが出力されます。店員から Customer Copy または Cardmember Copy と書かれた顧客用の控えを受け取ります。
決済が完了し、店員からレシート(顧客控え)を受け取ったら、その場で必ず内容を確認する習慣をつけましょう。これは、意図しない請求ミスや不正を防ぐための重要なステップです。
確認すべき主な項目は以下の通りです。
金額:請求された合計金額が、購入した商品の価格や食事代と一致しているか。特にレストランでは、チップを自分で記入した場合、合計金額が正しく計算されているかを確認します
通貨:支払いが現地通貨である米ドル(USD)建てで行われているか。意図せず日本円(JPY)建てで決済されると、店舗独自の為替レートが適用され、割高になる可能性があるため注意が必要です
店舗名:レシートに記載されている店舗名が、実際に利用したお店と一致しているか
もし内容に誤りを見つけた場合は、その場ですぐに店員に申し出て訂正を求めることが大切です。日本に帰国してからでは、対応が困難になる場合があります。
5-3【手順4】利用明細を定期的にチェック
ハワイ旅行中も、可能であれば定期的にクレジットカードの利用明細をチェックすることをおすすめします。最近では、多くのカード会社がスマートフォンアプリや会員専用ウェブサイトを通じて、リアルタイムに近い形で利用履歴を確認できるサービスを提供しています。
旅行中に利用明細を確認するメリットは、身に覚えのない請求(不正利用)を早期に発見できることです。万が一、不正な利用があった場合でも、すぐに気づいてカード会社に連絡することで、被害の拡大を防ぎ、補償手続きをスムーズに進めることができます。
また、自身の支出状況を把握し、使いすぎを防ぐという点でも有効です。特に長期滞在の場合、定期的に利用額を確認することで、残りの予算を管理しやすくなります。旅行から帰ってきて、想定外の請求額に驚くといった事態を避けるためにも、こまめなチェックを心がけましょう。
5-4【手順5】帰国後に不正利用がないか最終確認
ハワイ旅行から帰国した後、クレジットカード会社から請求明細が届いたら、必ず最終的な確認作業を行いましょう。旅行中に保管しておいたレシートの控えと請求明細を一つひとつ照合し、内容に相違がないかをチェックします。
確認すべきポイントは以下の通りです。
利用日、店舗名、金額がレシートと一致しているか
身に覚えのない請求が含まれていないか
二重請求が発生していないか
もし不審な請求を見つけた場合は、ためらわずにすぐにカード会社のカスタマーサービスに連絡してください。不正利用と判断されれば、カード会社の補償制度に基づき、請求が取り消されるなどの対応が行われます。レシートは、この際の重要な証拠となりますので、請求が確定するまでは大切に保管しておくことが重要です。この最終確認を怠らないことが、クレジットカードを安全に利用するための最後のステップです。
6まとめ
ハワイ旅行において、クレジットカードは単なる決済手段ではなく、旅をより安全、快適、そしてお得にするための必需品です。本記事では、ハワイでの利用に適したクレジットカードの選び方から、具体的なメリット、現地での使い方、注意点までを網羅的に解説しました。
重要なポイントは以下の通りです。
カード選び:決済の安定性を考えVISAかMastercardをメインに、ハワイ限定特典が豊富なJCBをサブとして持つ「2枚持ち」が理想的です
メリット活用:海外旅行傷害保険で万が一に備え、ポイント還元や現地特典を最大限に活用しましょう。現金両替よりも手数料を抑えられる場合が多いです
安全な利用:スリやスキミングへの注意を怠らず、利用明細の定期的なチェックを習慣づけることが大切です
これらのポイントを踏まえ、ご自身の旅行スタイルに最適なクレジットカードを選び、準備を万全に整えることで、ハワイでの素晴らしい体験が待っています。出発前にカードの特典や保険内容を再確認し、賢く活用して、思い出深いハワイ旅行を実現してください。

エポスカード
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高3,000万円、賠償責任:最高3,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay
国際ブランド
Visa
ポイントアップ
会員限定サイトを経由するとポイントが2~30倍
ポイント還元率
通常0.5%

楽天カード
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・QUICPay
国際ブランド
Visa・Mastercard・JCB・American Express
ポイントアップ
楽天市場で楽天カード利用で最大3倍
ポイント還元率
通常1.0%

三井住友カード(NL)
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD等
国際ブランド
Visa・Mastercard
ポイントアップ
対象のコンビニ・飲食店で最大20%還元
ポイント還元率
通常0.5%

JCB カード W
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・QUICPay
国際ブランド
JCB
ポイントアップ
優待店で最大ポイント21倍
ポイント還元率
通常1.0%
7よくある質問
7-1ハワイではJCBカードとVISAカードのどちらが使いやすいですか?
決済の利便性では、加盟店数が圧倒的に多いVISAカードが使いやすいです。一方、JCBカードはワイキキ・トロリーの無料乗車や専用ラウンジの利用など、ハワイ限定の魅力的な特典が豊富です。そのため、メインの決済用にVISA、特典活用と予備用にJCBという形で、2枚を使い分けるのが最も賢い方法です。
7-2ハワイでクレジットカードが使えない場所はありますか?
はい、一部あります。例えば、公営バスの「TheBus」の車内運賃支払いや、ファーマーズマーケットの一部個人経営の屋台、郊外の小さな個人商店などでは現金のみの対応となる場合があります。チップの支払いでも少額紙幣が必要になる場面があるため、クレジットカードをメインにしつつ、ある程度の現金は用意しておくと安心です。
7-3ハワイのATMで日本のクレジットカードはキャッシングできますか?
はい、可能です。お持ちのクレジットカードに海外キャッシング機能が付いていれば、ハワイの空港やショッピングモール、銀行などに設置されているATMから現地通貨(米ドル)を引き出すことができます。事前にカードのキャッシング利用枠が設定されているか、また暗証番号を必ず確認しておきましょう。両替所より手数料が安くなる場合もあります。
7-4ハワイ旅行にクレジットカードは何枚持参すべきですか?
2〜3枚持参することを推奨します。メインカードの磁気不良や紛失、盗難といった不測の事態に備えるためです。また、国際ブランドをVISAやMastercardとJCBのように複数種類に分けておけば、片方のブランドが使えない店舗でも対応でき、JCBならではの特典も活用できるため、より安心して旅行を楽しめます。
7-5ハワイでクレジットカードを紛失した場合の対処法を教えてください
まず、すぐにカード会社の緊急連絡先に電話をして、カードの利用停止手続きを行ってください。多くのカード会社は24時間対応の盗難・紛失デスクを設けています。連絡先は事前にメモしておくか、スマートフォンの連絡先に登録しておくと安心です。不正利用された場合でも、届け出れば補償を受けられることがほとんどです。
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MeChoice編集部
