
法人用ETCカードのおすすめ比較!審査なし・複数枚・年会費無料など目的別の選び方

「法人クレジットカードを作りたいけれど、業歴が浅いため審査に自信がない……」
「個人のカードや現金で立て替えていると、経費管理に膨大な時間がかかってしまう」
このような悩みを持ち、経理業務を効率化できる法人用ETCカードを探している人も多いでしょう。
本記事では、法人用ETCカードのおすすめをご紹介するとともに、課題に合わせた選び方のポイントをお伝えします。
以下の内容について説明します。
- 法人用ETCカードを導入するメリット・デメリット
- 自社の課題感に合う法人用ETCカードの選び方
- 厳選!目的別におすすめの法人用ETCカード
毎月高速道路を多用する企業も、設立直後のスタートアップや個人事業主も、ぜひ参考にしてください。
法人用ETCカードの基本と種類
まずは、法人用ETCカードの概要を解説します。法人用ETCカードには、大きく分けて2つの種類があります。
法人向けのETCカードとは
法人用ETCカードとは、法人や個人事業主が発行できるETCカードです。法人用ETCカードがあれば従業員が立て替える必要がなくなるため、経理業務を効率化できます。個人事業主の場合でもプライベートと業務の利用を明確に分けられるので、管理の手間を省けるのがメリットです。
ETCカードがあれば曜日や時間帯によって定められたETC割引を受けられるほか、大口・多頻度割引を受けられる法人用カードもあります。法人用ETCカードは、業務で高速道路を利用するならぜひ用意しておきたいものです。
クレジット機能ありと「法人用ETCカードのみ(審査なし)」の違い
法人用ETCカードは、法人用クレジットカードに付帯するETCカードと、クレジット機能のないETCカードの2種類に大別できます。主な違いは以下のとおりです。
法人用クレジットカード付帯のETCカード | ETC専用カード(審査なし・クレジット機能なし) | |
|---|---|---|
発行元 | クレジットカード会社 | 高速道路会社・協同組合 |
審査 | クレジット審査あり | クレジット審査なし |
ポイント還元 | クレジットカードのポイントと、ETCマイレージサービスのポイントを貯められる | ETCマイレージサービスのポイントを貯められるものもある |
支払い | クレジット払い | 口座振替 |
発行枚数 | クレジットカードによる | 明確な上限なし |
法人ETCカード導入のメリット・デメリット
法人用ETCカードを導入するメリットとデメリットをチェックしましょう。
法人ETCカードのメリット
法人や個人事業主が法人用ETCカードを導入すれば、経費精算を自動化できるのがメリットです。業務専用のETCカードを準備できるため、従業員が立替精算する必要がなく、プライベートの費用と混ざることもありません。月末に領収書を回収したり、現金での小口精算業務に時間を取られたりすることがなく、経理担当者の負担も減らせます。
法人用ETCカードは、一般のETCカードと同様に、各種割引を受けられる点も魅力です。軽自動車及び普通車の休日割引、大型車も対象の深夜割引、ETCマイレージサービスに登録すると適用される平日朝夕割引をチェックしましょう。高額利用する法人なら、ETCコーポレートカードの大口・多頻度割引にも注目してください。
なお、法人クレジットカードに付帯するETCカードでは、ETCマイレージサービスのポイントに加えて、クレジットカードのポイント還元も受けられます。業務にかかる交通費でお得にポイントを貯められるため、コストを削減したい場合におすすめです。
法人ETCカードのデメリットと注意点
法人用ETCカードを持つには、年会費や発行手数料が必要なケースが多くあります。特に、クレジット機能が付帯しない組合系の法人ETCカードは、出資金や年間手数料、事務手数料などがかかることがほとんどです。
法人クレジットカードに付帯のETCカードのなかには年会費無料で発行できるものも多くありますが、クレジットカード自体に年会費が必要な場合もあります。見えにくいコストも含めていくら必要なのか、あらかじめ確認しておきましょう。
自社の課題に合わせた法人ETCカードの選び方
JCB一般法人カード

多様なビジネスシーンをサポートする法人カード
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- 従業員カードの付帯やETCカードの複数枚発行など、ビジネス拡大時に役立つサービスが充実
- 法人会員向けサービスの付帯で業務効率化、経費削減を実現
- 「請求書カード払い」を使うことでカード決済を受け付けていない取引先にもJCBカードで支払い可能(請求書カード払い JCB×Digital Garage)
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- 初年度年会費無料で、次年度以降も1,375円(税込)と低コスト。
- ETCカードと使用者カードを複数枚無料で発行できる。
- 会計ソフトとAPI連携でき、経理の自動化・効率化が図れる。
- 上位カードと比較し、付帯する旅行保険が利用付帯である。
- 空港ラウンジサービスが一般カードには付帯しない。
- 国際ブランドがJCBのみで、海外での利用に制限が生じる可能性がある。
法人用ETCカードは、自社の課題を解決できるものが最適です。
審査に不安がある、営業車が多い、高速道路を非常によく利用するといった状況に合わせて、選び方を解説します。
設立直後・審査に不安がある場合
会社を設立した直後や、開業したばかりのフリーランスで審査に不安があるなら、クレジット機能なしのETC専用カードがおすすめです。まだ確定申告を行っていない、決算書を用意できないといった状況でも、開業届や契約書類などで申し込めます。
組合系の法人ETCカードはクレジット審査がないため、組合独自の審査で発行が可能です。カードによって年会費や手数料に違いがあるので、それぞれの決まりを確認しましょう。
従業員・営業車が多く経理を効率化したい場合
従業員や営業車が多い場合は、年会費無料で複数枚の発行がスムーズなクレジット機能付きETCカードがおすすめです。法人クレジットカードを契約して、従業員や営業車の数だけETCカードを発行すれば、カードや経費の管理が簡単になります。
例えば、三井住友カード ビジネスオーナーズの年会費は永年無料で、18枚までのパートナーカードを申し込め、1枚の法人カードに対して1枚のETCカードを発行可能です。ETCカードの初年度年会費は無料であり、前年度に一度でもETC利用の請求があれば翌年度も無料になります。
高速道路の利用頻度が非常に高い場合
高速道路をヘビーユースするなら、大口・多頻度割引が受けられるETCコーポレートカードがうってつけです。車両1台で月に5,000円以上利用すると適用となる車両単位割引とは別に、契約単位割引もあり、条件を満たせば最大50%の割引となります。大口・多頻度割引は高速道路を使えば使うほど安くなる割引制度で、ETCコーポレートカードのみが対象です。
たとえば、全商連(全国商工事業協同組合連合会)を通してETCコーポレートカードを申し込む際は、条件として「首都高速道路、または阪神高速道路を毎月5,000円以上」か「NEXCO高速道路を毎月30,000円以上」利用する車両であることが必要です。全国経友会(全国中小企業経友会事業協同組合)では、「毎月35,000円以上、指定の割引対象道路を利用」といった条件があります。なお、どの車両にどのカードを使うかを固定しなければならず、カードの使い回しはできない点に注意しておきましょう。
【目的別】法人ETCカードおすすめ厳選
ここからは、法人用ETCカードのおすすめを目的別にご紹介します。組合系の法人ETCカード、法人クレジットカードに付帯するETCカード、ETCコーポレートカードの順にチェックしましょう。
【審査なし・ETCのみ】おすすめの法人ETCカード(組合系)
クレジット審査なしで発行したいなら、組合系の法人ETCカードがぴったりです。いくつかの組合が法人ETCカードを取り扱っていますが、今回は高速情報協同組合、ETC協同組合、全商連(全国商工事業協同組合連合会)の費用を比較してみましょう。予算はもちろん、組合が扱う他のサービスやサポート体制を含めて検討してください。
高速情報協同組合 | ETC協同組合 | 全商連(全国商工事業協同組合連合会) | |
|---|---|---|---|
出資金 | 10,000円/1社(脱退時返金) | 10,000円/1社(脱退時返金) | 必要(要問い合わせ) |
カード発行手数料 | 550円/1枚 | 880円/1枚 | 無料 |
年間手数料 | 550円/1枚 | 880円/1枚 | 無料 |
事務手数料 | 8%(走行料金に対して) | 8%(走行料金に対して | - |
保守サービス料 | - | - | 500円/1枚(年度途中での加入は1カ月40円換算) |
【年会費無料・複数枚対応】おすすめの法人ETCカード(クレジット系)
JCB一般法人カード

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- 業界初のサイバーリスク総合支援サービス・保険付帯
法人クレジットカード付帯のETCカードを作りたいなら、三井住友カード ビジネスオーナーズや三井住友ビジネスカード、JCB法人カードやBiz ONEがおすすめです。
クレジットカードも年会費無料で持ちたいなら三井住友カード ビジネスオーナーズかBiz ONEが狙い目ですが、ETCカードが複数枚必要な場合は三井住友カード ビジネスオーナーズを選んで使用者カードを追加してください。1枚の法人カードで複数のETCカードを発行したいなら、三井住友ビジネスカードかJCB法人カードをチェックしましょう。
三井住友カード ビジネスオーナーズ | 三井住友ビジネスカード(一般) | Biz ONE | JCB法人カード | |
|---|---|---|---|---|
クレジットカード年会費 | 本会員・パートナー会員:永年無料 | 本会員:1,375円 パートナー会員:440円 ※法人のみ対象 | 永年無料 ※使用者の追加は不可 | 本会員・追加会員:1,375円 |
ETCカード年会費 | 無料(2年目以降、前年に一度もETC利用の請求がない場合は550円) | 無料(2年目以降、前年に一度もETC利用の請求がない場合は550円) | 無料 | 無料 |
ETCカード発行枚数 | 1枚の法人カードに対して1枚 | 複数枚 | 1枚 | 複数枚 |
【最強の割引率】おすすめのETCコーポレートカード
大口・多頻度割引を受けたい人は、ETCコーポレートカードを申し込んでください。ETCコーポレートカードは、東日本/中日本/西日本高速道路会社(NEXCO東日本/中日本/西日本)が発行するETCカードです。
申し込み方法は大きく2つに分けられ、NEXCOに直接申し込むか、組合を通して申し込めます。例えば、高速情報協同組合や全商連でのETCコーポレートカード発行手数料は1枚につき629円です。さらに、高速情報協同組合では年間手数料が1枚につき629円必要で、全商連では取り扱い手数料が1枚につき年間629円と、保守サービス料が1枚につき500円かかります(年度途中での加入は1カ月40円換算)。
NEXCOに直接申し込む場合は組合の手数料が不要ですが、金融機関による支払い保証を受けるか、保証金を預託しなければなりません。また、組合経由で申し込むと、契約者単位割引の条件(月500万円超など)をクリアしやすくなるため、直接NEXCOに申し込むよりもお得になるケースがあります。基本的には、組合を通して申し込むのがいいでしょう。
高速情報協同組合 | 全商連 | |
|---|---|---|
カード発行手数料 | 629円(発行時) | 629円(年額/取扱手数料含む) |
年間/取扱手数料 | 629円(年1回) | 629円(年額/取扱手数料含む) |
保守サービス料 | - | 500円(年額) |
利用可能車両 | 登録車両のみ(限定あり) | 登録車両のみ(限定あり) |
審査・保証金 | 組合独自の審査あり(保証金不要) | 組合独自の審査あり |
まとめ
法人用ETCカードは、経費精算の自動化と料金割引を両立するビジネスの必需品です 。
審査が不安な新設法人は「組合系」 、ポイント還元重視なら「クレカ付帯型」 、月3万円以上の多頻度利用なら「コーポレートカード」が最強の選択肢となります。
自社の走行距離や車両数に基づき、維持コストを比較して最適な1枚で賢く経費を削減しましょう 。
JCB一般法人カード

多様なビジネスシーンをサポートする法人カード
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