
法人カードのおすすめ4選!中小企業や個人事業主向けにETCカードや還元率などを解説
法人カードは、スムーズな経費管理やビジネスの効率化に役立ちます。会計ソフトと連携できたり、色々なサービスで法人価格の優待が受けられたりといった、個人カードにはないメリットが魅力です。しかし、いざ法人カードを選ぶとなると、年会費や付帯サービス、ETCカードの発行枚数などが異なり、どれがいいか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、中小企業や個人事業主におすすめの法人カードを厳選して4枚ご紹介します。法人カードは、年会費無料で発行できるものから、ステータス性が高いものまで様々です。Visaやマスターカードがいいのか、ポイントやマイルを貯めたいのかなど、重視する点をふまえてぴったり合うものを見つけてくださいね。一般?ゴールド?法人カードのランクはどっちがいい?
法人カードとひとことでいっても、年会費が無料のものがあれば、10万円を超えるものもあります。個人向けのクレジットカードと同様に、一般・ゴールド・プラチナといったランクに分かれる法人カードの選び方をチェックしておきましょう。
目次
ステータス性やサービス重視ならゴールド以上を選択
法人カードにステータス性を求める人や、充実したサービスを受けたい人にはゴールドカード・プラチナカードがおすすめです。空港ラウンジを無料で使えたり、コンシェルジュデスクを利用できたりと、特典の幅が広がります。個人向けのゴールド・プラチナカードと同じく、年会費の安さよりも付帯サービスや特典に魅力を感じる人にぴったりです。
年会費は数千円から15万円以上までと差があり、高額な旅行傷害保険に家族特約が付帯するものや、高級ホテルに無料で宿泊できるものも。どういったサービスを利用したいかに応じてカードを選択しましょう。
迷うなら年会費が無料や安い一般カードがおすすめ
一方で、一般がいいかゴールドがいいか迷っている人には、年会費が無料か安い一般カードがおすすめです。年会費にコストをあまりかけずに法人カードのメリットを試せるため、気軽に作ってみるといいでしょう。
一般カードでも、カード利用額に応じてポイントがもらえたり、従業員カードやETCカードを追加発行できたりします。ビジネスシーンで使うお店で優待が受けられるものや、旅行傷害保険が付帯しているものも。ゴールドやプラチナと比べると特典は劣りますが、初めて法人カードを持つなら一般カードでも十分に活用できるでしょう。
1中小企業や個人事業主におすすめの法人カード4選
ここからは、数ある法人カードのなかでもおすすめの4枚をご紹介していきます。中小企業経営者はもちろん、個人事業主やフリーランスでも作成できる法人カードは複数ありますよ。
中小企業や個人事業主におすすめの法人カード4選
年会費無料でゴールドも狙える〈三井住友カードビジネスオーナーズ〉
社用車が多いならETCを複数枚発行できる〈JCB一般法人カード〉
ポイント還元率重視なら基本1.5%で貯まりやすい〈Airカード〉
国際ブランドを3種から選べる〈ライフカードビジネスライトプラス〉
1-1年会費無料でゴールドも狙える〈三井住友カードビジネスオーナーズ〉
三井住友カードビジネスオーナーズ | |
年会費 | 永年無料 |
申し込み対象 | 高校生を除く18歳以上の法人代表者、個人事業主(副業、フリーランスを含む) |
カード利用枠 | 500万円まで(所定の審査による) |
国際ブランド | Visa・MasterCard |
Vポイント | 基本還元率:0.5% ※カード利用代金200円につき1ポイント |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高2000万円 ※選べる無料保険で切り替え可能 |
モバイル決済 | Google Pay・Apple Pay・iDなど |
追加カード | パートナーカード:18枚まで ETCカード など |
いずれゴールドカードを持つことを視野に入れるなら、三井住友カードビジネスオーナーズがおすすめです。年間100万円以上利用すると、三井住友カードビジネスオーナーズゴールドに年会費永年無料でアップグレードできる招待メールが届きます。三井住友カードビジネスオーナーズ自体がそもそも年会費永年無料で作れるので、まずは無料で法人カードを試してみたい人にもぴったりです。
基本還元率は0.5%と高くはないものの、最高2000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯している点がメリット。従業員用のパートナーカードは18枚まで発行でき、アスクルサービスや日産レンタカーなどで様々なビジネスサポートも利用可能です。また、三井住友カードビジネスオーナーズゴールドにアップグレードできれば、主要空港のラウンジサービスも使えるようになりますよ。
三井住友カード ビジネスオーナーズ

年会費永年無料のナンバーレスのビジネスカード
公式サイトをみる- 登記簿謄本・決算書 提出不要
- ポイント 最大1.5% 還元 ※対象の三井住友カードと 2枚持ちした場合
- 年間100万円(税込)以上のご利用で三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドに年会費永年無料でアップグレード
- 請求書支払い代行サービス(仕入れ・購買などでお手元にあるご請求書なら、なんでもカードで決済できるサービス)
1-2社用車が多いならETCを複数枚発行できる〈JCB一般法人カード〉
JCB一般法人カード | |
年会費 | 1375円/カード使用者1名 1375円/追加1名につき ※オンライン入会の場合、初年度年会費無料 |
申し込み対象 | 法人または個人事業主(カード使用者は18歳以上) |
カード利用枠 | 500万円まで(所定の審査による) |
国際ブランド | JCB |
Oki Dokiポイント | 基本還元率:0.5% ※カード利用代金1000円につき1ポイント |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高3000万円 国内旅行傷害保険:最高3000万円 ショッピングガード保険(海外のみ):最高100万円 サイバーリスク保険(損害賠償責任保険付):50万円 |
モバイル決済 | Google Pay・Apple Payなど |
追加カード | 従業員カード ETCカード:複数枚 など |
ETCカードを複数枚発行する必要がある経営者には、JCB一般法人カードがおすすめです。法人カード・従業員カードの発行枚数に関わらず、必要なだけETCカードを作れるのが大きなメリット。他社カードでは、クレジットカード1枚に対してETCカードを1枚発行できるものが一般的です。社用車ごとや従業員ごとにETCカードを用意したいなら、ぜひJCB一般法人カードに注目しましょう。
年会費が1375円かかるものの、最高3000万円の海外・国内旅行傷害保険をはじめとする付帯保険の充実度が魅力といえます。オンラインで入会すれば初年度の年会費が無料になるのも嬉しいポイントです。
JCB一般法人カード

多様なビジネスシーンをサポートする法人カード
公式サイトで申し込む- 中小企業・個人事業主向けのスタンダードな法人カード
- 従業員カードの付帯やETCカードの複数枚発行など、ビジネス拡大時に役立つサービスが充実
- 法人会員向けサービスの付帯で業務効率化、経費削減を実現
- 「請求書カード払い」を使うことでカード決済を受け付けていない取引先にもJCBカードで支払い可能(請求書カード払い JCB×Digital Garage)
- 業界初のサイバーリスク総合支援サービス・保険付帯
1-3ポイント還元率重視なら基本1.5%で貯まりやすい〈Airカード〉
Airカード | |
年会費 | 本会員:5500円 使用者:3300円 |
申し込み対象 | 法人または個人事業主(カード使用者は18歳以上) |
カード利用枠 | 500万円まで(所定の審査による) ※入会時は100万円までが上限 |
国際ブランド | JCB |
リクルートポイント | 基本還元率:1.5% ※カード利用代金200円につき3ポイント |
付帯保険 | ショッピングガード保険(海外のみ):最高100万円 |
モバイル決済 | - |
追加カード | 従業員カード ETCカード など |
ポイント還元率を重視したい経営者や個人事業主には、Airカードがぴったりです。基本還元率が1.5%と高く、一般法人カードで標準的な0.5%と比べると3倍のポイントが貯まります。貯まったリクルートポイントは1ポイント=1円で、Amazon.co.jpでの買い物やホットペッパーなどで使えるほか、dポイントやPontaポイントにも交換可能です。
年会費は5500円必要ですが、最高100万円の海外ショッピングガード保険が付帯しています。店舗経営に役立つ無料経営サポートサービスAirメイトとの相性がいいので、あわせて検討するのもおすすめですよ。なお、Airカードが手元に届くには申し込みから約3週間前後かかるため、早めに手続きを始めましょう。
Airカード

ポイントがおトクにためられる 法人・個人事業主向けのビジネスカード
公式サイトをみる- 還元率1.5%でポイントがたまり、1ポイント=1円で使える
- 備品の購入や宿・ホテル、飲食店の予約にリクルートのサービスを利用すると、 カード利用によるポイント還元に加え、さらにポイントがたまる。
- 会計ソフトと連携可能(利用明細データを会計ソフトに取り込む事ができるため、各種会計処理の手間が減り、業務を効率化)
1-4国際ブランドを3種から選べる〈ライフカードビジネスライトプラス〉
ライフカードビジネスライトプラススタンダード | |
年会費 | 永年無料 |
申し込み対象 | 法人代表者または個人事業主 |
カード利用枠 | 500万円まで(所定の審査による) |
国際ブランド | Visa・MasterCard・JCB |
サンクスポイント | 基本還元率:0.5%程度 ※カード利用代金1000円につき1ポイント |
付帯保険 | - |
モバイル決済 | Google Pay・Apple Payなど |
追加カード | 従業員カード:3枚まで ETCカード |
ライフカードビジネスライトプラスは、Visa・MasterCard・JCBの3種類から国際ブランドを選択できます。一般カードであるスタンダードなら年会費永年無料で持てるので、コストを抑えたい人にぴったり。初めての法人カードとして手軽なのはもちろん、国際ブランドの異なる2枚目のサブカードを探している人も要チェックです。
付帯保険はなく、基本還元率は0.5%と標準的ですが、3枚までの従業員カードとETCカードを発行できます。また、困った時に利用できる弁護士無料相談サービスが付帯しているのが特徴です。カーシェアリングのタイムズカーに入会する時は、カード発行手数料無料の特典も使えますよ。
2法人カード選びで注目すべきポイントは3つ
自分にぴったり合う法人カードを選ぶ際、注目したいポイントを解説します。気になるカードを見つけたら、特徴をそれぞれ確認しておきましょう。
1-4-1法人カード選びで注目すべき3つのポイント
条件次第で無料も。年会費コストを確認しよう
従業員カードやETCカードの発行可能枚数をチェック
ポイントやマイル、付帯サービスの魅力も押さえよう
2-1条件次第で無料も。年会費コストを確認しよう
毎年かかる年会費は必ずチェックしておきましょう。年会費無料を謳っていても、永年無料とは限りません。初年度だけ無料のものや、利用金額などの条件を満たせば無料のものもあるので、コストが心配な人は条件なしで永年無料のものを選んでください。とはいえ、年会費を支払ってもお得な法人カードは存在します。必要な年会費と得られるメリットを比較して、条件に合うカードを選択しましょう。
2-2従業員カードやETCカードの発行可能枚数をチェック
法人カードによって、発行できる追加カードは異なります。なかには従業員カードを発行できないタイプの法人カードもあるため、想定する使い方ができるか確認しておきましょう。何人もの従業員にカードを持たせたい経営者は、発行可能枚数も要チェックです。ETCカードも発行できる枚数や年会費に違いがあるため、基本情報を押さえておきましょう。
2-3ポイントやマイル、付帯サービスの魅力も押さえよう
便利な法人カードをお得に使うために、ポイントやマイル、付帯サービスもチェックしましょう。ポイントやマイルがたくさん貯まるほうがいいのか、空港ラウンジやホテルでのサービスを受けられるほうがいいのか、付帯保険が充実しているほうがいいのかなど、法人カードで押さえたいメリットを考えてみてください。カードによってそれぞれ得意なことが異なるので、魅力を感じる1枚を選びましょう。
3お得で便利な法人カードをビジネスに役立てよう
なめらかな業務に役立つ法人カードは、中小企業経営者や個人事業主におすすめです。個人カードと使い分けることで経費管理が楽になり、効率よくビジネスを進められるでしょう。年会費コストの違いやポイント還元率、従業員カードやETCカードの発行枚数、付帯サービスなどを要チェック。使い方にぴったり合うお得な法人カードを活用してくださいね。
三井住友カード ビジネスオーナーズ

年会費永年無料のナンバーレスのビジネスカード
公式サイトをみる- 登記簿謄本・決算書 提出不要
- ポイント 最大1.5% 還元 ※対象の三井住友カードと 2枚持ちした場合
- 年間100万円(税込)以上のご利用で三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドに年会費永年無料でアップグレード
- 請求書支払い代行サービス(仕入れ・購買などでお手元にあるご請求書なら、なんでもカードで決済できるサービス)
JCB一般法人カード

多様なビジネスシーンをサポートする法人カード
公式サイトで申し込む- 中小企業・個人事業主向けのスタンダードな法人カード
- 従業員カードの付帯やETCカードの複数枚発行など、ビジネス拡大時に役立つサービスが充実
- 法人会員向けサービスの付帯で業務効率化、経費削減を実現
- 「請求書カード払い」を使うことでカード決済を受け付けていない取引先にもJCBカードで支払い可能(請求書カード払い JCB×Digital Garage)
- 業界初のサイバーリスク総合支援サービス・保険付帯
Airカード

ポイントがおトクにためられる 法人・個人事業主向けのビジネスカード
公式サイトをみる- 還元率1.5%でポイントがたまり、1ポイント=1円で使える
- 備品の購入や宿・ホテル、飲食店の予約にリクルートのサービスを利用すると、 カード利用によるポイント還元に加え、さらにポイントがたまる。
- 会計ソフトと連携可能(利用明細データを会計ソフトに取り込む事ができるため、各種会計処理の手間が減り、業務を効率化)
