

dカードの評判は?年会費やポイント還元、メリットデメリットを解説【FP監修】
「dカードの実際の評判はどうなの?」
「ドコモユーザー以外でも持つメリットはある?」といった疑問をお持ちではありませんか?
年会費無料でポイントが貯まりやすいと人気のdカードですが、実際のユーザーの声やデメリットも気になるところです。
この記事を読めば、dカードに関する良い評判から悪い評判まで、多角的な視点からその実態を深く理解できます。
以下の内容についてご紹介します。
- dカードユーザーのリアルな口コミ・評判
- 年会費やポイント還元率から見るメリット・デメリット
- dカード GOLDとの違いと選び方のポイント
ご自身のライフスタイルにdカードが本当に合っているのか、この記事を参考にじっくりご検討ください。

dカード
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
—
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD
国際ブランド
Visa・Mastercard
ポイントアップ
dポイント加盟店で最大加盟店で2%以上のポイントアップや割引
ポイント還元率
通常1%

dカード GOLD
ポイント
年会費
11,000円(税込)
旅行保険
海外:最高1億円、国内:最高5,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD
国際ブランド
Visa・Mastercard
ポイントアップ
dカード特約店で倍率アップ
ポイント還元率
通常1.0%
1dカードの良い評判・口コミ7選

dカードは、ドコモユーザーや特定の店舗を頻繁に利用する方々から特に高い評価を得ています。
実際のユーザーの声をもとに、dカードの良い評判を7つのポイントに分けて詳しく見ていきましょう。
1-1【良い評判1】ドコモユーザーなら携帯料金でポイント還元率1.0%
dカードの評判として特に多く見られるのが、ドコモユーザーにとっての特典です。
dカード(一般カード)の場合、携帯料金を支払ってもポイントは付きませんが、特定の料金プラン(ドコモ MAXやドコモ ポイ活 MAXなど)を契約し、支払い方法をdカードに設定することで、毎月の利用料金から220円(税込)が割り引かれる「dカードお支払い割」の特典があります。
1-2【良い評判2】スターバックスで3.0%の高還元率
dカードは、特定の店舗で利用することでポイント還元率が大幅にアップします。
特に「dカード特約店」として提携している店舗での利用は非常にお得です。
例えば、マツキヨココカラの店舗では3.0%、スターバックス カードへのチャージでは3.0%、ドトールバリューカードへのチャージでは4.0%のポイントが還元されます。
1-3【良い評判3】年会費永年無料でdポイントがザクザク貯まる
dカードは年会費が永年無料です。多くのクレジットカードが年会費有料、あるいは条件付きで無料となる中で、コストを一切気にせず保有できる点は、ユーザーからの支持を得ています。
さらに、基本的なポイント還元率が1.0%と高く設定されている点も良い評判につながっています。
日常のショッピングや、公共料金の支払いでもポイントが貯まるコストパフォーマンスの高さが、大きなメリットとして認識されています。
1-4【良い評判4】dポイント特約店での優待割引がお得
dカードの魅力は高いポイント還元率だけではありません。
「dカード特約店」で利用することで、ポイントアップに加えて割引優待を受けられる点も、ユーザーから高く評価されています。
例えば、アディダスオンラインショップでは、dカードで決済すると請求時に10%の割引が適用されます。
これはポイント還元とは別の直接的な割引のため、大きなメリットとなります。
特定の店舗をよく利用する方にとって、dカードを選ぶ大きな理由の一つとなっています。
1-5【良い評判5】d払いとの併用で最大2.0%還元になる
多くのユーザーから支持されているのが、スマートフォン決済サービス「d払い」との併用です。
d払いの支払い方法をdカードに設定することで、ポイントの二重取りが可能になります。
具体的には、d払いの利用で0.5%のdポイント、さらに支払い元であるdカードの決済で1.0%のdポイントが付与され、合計で1.5%の還元となります。
さらに、dポイント加盟店でdポイントカードを提示すれば、店舗ごとの還元ポイントも加算され、ポイントの三重取りが実現します。
例えば、加盟店での還元率が0.5%の場合、合計で2.0%の還元率となり、日常の買い物で効率的にポイントを貯めることができます。
1-6【良い評判6】旅行保険やケータイ補償が充実している
dカードは、万が一の際に役立つ補償が充実している点も良い評判として挙げられます。
特に「dカードケータイ補償」は、ドコモが提供するカードならではのユニークな特典です。
この補償は、利用中の携帯電話が購入から1年以内に紛失、盗難、あるいは修理不能な状態になった場合、新しい端末の購入費用を最大1万円までサポートしてくれるものです。
スマートフォンが高額化する中で、このような補償が付帯していることは大きな安心材料となります。
また、29歳以下の会員限定ではありますが、海外旅行で最大2,000万円、国内旅行で最大1,000万円の旅行傷害保険も利用付帯で提供されています。
1-7【良い評判7】コンビニやガソリンスタンドで使いやすい
dカードは、日常生活に密着した店舗で利用できる点も、高く評価されています。
特に、dポイント加盟店のローソンやファミリーマートといった主要なコンビニエンスストアはdカードを提示するだけでポイントが貯まります。d払いを併用すれば、さらに効率的にポイントを獲得できます。
dカード

年会費永年無料のおトクな一枚
詳細をみる- いつでも、どこでもショッピングのご利用で1%ポイント還元
- 対象のケータイ料金をdカードでの支払いで割引
- d払いの支払い方法をdカードに設定&d払い利用でおトク
- 電子マネー「iD」搭載
2dカードの悪い評判・口コミ4選
多くのメリットがある一方で、dカードにはいくつかのデメリットや改善を望む声も寄せられています。
ユーザーのリアルな声から見えてきた、dカードの悪い評判や注意点を6つ紹介します。
2-1【悪い評判1】通常のポイント還元率が1.0%で他社カードより低め
dカードの基本ポイント還元率は1.0%であり、年会費無料のカードとしては標準的な水準です。
しかし、一部のユーザーからは「他社の高還元カードと比較すると物足りない」という声が聞かれます。
特に、特定のECサイトやコンビニで還元率が大幅にアップするクレジットカードと比較した場合、dカードの汎用的な1.0%還元では見劣りすることがあります。
例えば、リクルートカードは年会費無料で常に1.2%の還元率を誇ります。
dカードは特約店やd払いとの連携で還元率を高めることができますが、そうした工夫をせずに利用する場合、やや魅力に欠けると感じられることがあるようです。
2-2【悪い評判2】ドコモユーザー以外にはメリットが少ない
dカードはNTTドコモが発行しているため、ドコモユーザー向けの特典が充実しています。
一方で「ドコモユーザーでなければ持つ意味があまりない」という厳しい意見も一部で見られます。
dカードならではの強力なメリットの多くはドコモのサービスと連携しているため、他社の携帯キャリアを利用している方にとっては、その恩恵を十分に受けることができません。
そのため、より自身のライフスタイルに合った特典を提供する他のクレジットカードを選んだ方が良い、と考えるユーザーがいるのも事実です。
2-3【悪い評判3】海外旅行保険が利用付帯で自動適用されない
dカードには、29歳以下の会員を対象とした海外旅行傷害保険が付帯していますが、適用条件が「利用付帯」である点に不満を持つ声があります。
利用付帯とは、旅行代金(ツアー料金や公共交通機関の運賃など)をdカードで支払った場合にのみ保険が適用される仕組みです。
これに対し、カードを持っているだけで自動的に保険が適用される「自動付帯」のクレジットカードも存在します。そのため、旅行の際に別のカードで決済してしまった場合や、特典航空券などで旅行代金を支払っていない場合には補償の対象外となってしまうリスクがあります。
いざという時に補償が受けられないという事態を避けるためにも、適用条件を事前にしっかり確認する必要があります。
この点が、一部のユーザーにとってはデメリットと感じられているようです。
2-4【悪い評判4】ETCカード年会費550円がかかる場合も
dカードで発行できるETCカードは、初年度の年会費は無料ですが、2年目以降は注意が必要です。
前年度に一度もETCカードの利用がなかった場合、翌年度に550円(税込)の年会費が発生します。
定期的に車を運転する方にとっては大きな問題ではありませんが、サンデードライバーやETCカードを予備として持っておきたい方にとっては、利用を忘れると意図せずコストが発生してしまう可能性があるため、悪い評判として挙げられることがあります。
dカード

年会費永年無料のおトクな一枚
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3dカードのメリット5選
dカードは多くのユーザーに支持されるだけの確かなメリットを備えています。
ここでは、dカードが持つ5つの主要なメリットを具体的に解説します。
3-1【メリット1】年会費永年無料でコストパフォーマンスが高い
dカード最大のメリットは、年会費が永年無料である点です。
クレジットカードの中には、初年度のみ無料であったり、年間の利用額に応じて無料になったりするものも多いですが、dカードは無条件でコストがかかりません。
メインカードとしてはもちろん、特定の店舗で利用するためのサブカードとしても気軽に保有できます。
維持コストを気にすることなく、ポイント還元や各種特典の恩恵だけを受けられるため、非常にコストパフォーマンスが高いカードと言えるでしょう。
3-2【メリット2】ドコモ料金の割引
dカードでドコモの携帯料金を支払っても、直接的なポイント還元の対象にはなりません。
しかし、特定の料金プラン(ドコモ MAXやドコモ ポイ活 MAXなど)の月額料金から220円(税込)が割り引かれる特典が提供されています。
3-3【メリット3】特約店での利用で高還元
dカードの大きなメリットの一つが、「dカード特約店」での利用による高いポイント還元率です。
これらの店舗でdカードを利用すると、通常の決済ポイント(1.0%)に加えて、特約店ごとの追加ポイントが付与されます。
特に注目すべきは、スターバックス カードへのチャージ、マツモトキヨシやココカラファインでの利用では、還元率が3.0%になります。
3-4【メリット4】最大1万円のケータイ補償が自動付帯
dカードには、「dカードケータイ補償」が自動付帯しています。
利用中の携帯電話が購入から1年以内に、偶然の事故によって紛失、盗難、または修理不能(水濡れ・全損など)になった場合に適用される補償です。
補償を利用すると、新たに同一機種・同一カラーの端末をドコモショップなどでdカードを使って購入した際、その購入費用が最大1万円までサポートされます。
スマートフォンが高価になっている現代において、大きなメリットと言えるでしょう。
3-5【メリット5】VISAとMastercardから国際ブランドを選択可能
dカードは、申し込み時に国際ブランドをVISAとMastercardの2種類から選択できるメリットがあります。
どちらも世界中で加盟店数が非常に多く、国内外問わずほとんどの場所で利用できるため、利便性の面で困ることはまずありません。
VISAは世界シェアNo.1を誇り、特にアメリカ方面に強いとされています。
一方、Mastercardはヨーロッパ方面に強いと言われており、非接触決済の「Mastercardコンタクトレス」も広く普及しています。
すでに持っているカードのブランドと異なるものを選択したり、自身の渡航先や利用シーンに合わせて選んだりできるため、ユーザーにとって柔軟性の高い選択肢が提供されています。
dカード

年会費永年無料のおトクな一枚
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- 対象のケータイ料金をdカードでの支払いで割引
- d払いの支払い方法をdカードに設定&d払い利用でおトク
- 電子マネー「iD」搭載
4dカードのデメリット3選
dカードは多くのメリットを持つ一方で、いくつかのデメリットも存在します。
カードを選ぶ際には、これらのデメリットもしっかりと理解しておくことが重要です。
4-1【デメリット1】基本還元率1.0%は他社高還元カードに劣る
dカードの基本ポイント還元率は1.0%で、年会費無料のカードとしては十分な水準です。
しかし、クレジットカード市場には、常に1.2%以上の還元率を提供するカードも存在します。例えば、リクルートカードは年会費無料で1.2%の還元率を誇ります。
また、特定の店舗やサービスに特化して高い還元率を実現するカードと比較すると、dカードの汎用的な1.0%還元は物足りなく感じられる場面もあります。
dカードは特約店やd払いとの連携で真価を発揮しますが、どこで使っても最高の還元率を求めるユーザーにとっては、デメリットと映る可能性があります。
4-2【デメリット2】ドコモユーザー以外はメリットが限定的
dカードの特典やサービスは、NTTドコモのサービスと連携することで最大限の効果を発揮するように設計されています。
携帯料金の割引や手厚いケータイ補償は、その最たる例です。
ドコモ以外の携帯キャリアを利用している方にとっては、dカードの最も強力なメリットを享受することができません。
結果として、ドコモユーザー以外の方にとってはメリットが限定的となり、他のカードを選択した方が得策となる場合があります。
4-3【デメリット3】旅行保険は利用付帯で自動適用されない
dカードに付帯する海外・国内旅行傷害保険は、29歳以下の会員限定の特典です。
さらに、この保険は「利用付帯」となっており、カードを持っているだけでは適用されません。保険を有効にするためには、ツアー料金や航空券などの旅行代金をdカードで支払う必要があります。
うっかり別の方法で支払ってしまうと、万が一の際に補償が受けられません。
また、30歳以上の方は保険自体が付帯しないため、旅行の際には別途保険に加入する必要があります。これらの制約が、dカードのデメリットとして挙げられます。
dカード

年会費永年無料のおトクな一枚
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5dカードがおすすめな人の特徴4選
dカードは、特定のライフスタイルの人にとって非常にメリットの大きいクレジットカードです。
ここでは、どのような人にdカードがおすすめなのか、具体的な特徴を4つ挙げて解説します。
5-1【おすすめな人1】ドコモの携帯電話を利用している方
dカードは、NTTドコモの携帯電話を利用している方に最もおすすめできます。
その理由は、ドコモユーザー向けの特典が非常に充実しているためです。
具体的には、対象の料金プラン(ドコモ MAXやドコモ ポイ活 MAXなど)をdカードで支払うことで、毎月の携帯料金から220円(税込)が割り引かれます。
さらに、購入から1年以内の端末が紛失・盗難・故障した場合に最大1万円を補償してくれる「dカードケータイ補償」も自動で付帯します。
5-2【おすすめな人2】マクドナルドやスターバックスをよく利用する方
特定のチェーン店を頻繁に利用する方にも非常におすすめです。
特に「dカード特約店」や「dポイント加盟店」での利用は、ポイントを効率的に貯める絶好の機会となります。
例えば、スターバックス カードへのチャージでは合計3.0%という高い還元率を誇ります。
また、ファミリーマートやローソンなどのdポイント加盟店では、dカードの提示と決済でポイントを貯めることができます。
これらの店舗を日常的に利用する方であれば、dカードをメインカードとして使うことで、意識せずともdポイントがどんどん貯まっていくでしょう。
あなたのよく行くお店が対象かどうかを確認し、該当する場合はdカードの申し込みを検討する価値は十分にあります。
5-3【おすすめな人3】年会費無料のクレジットカードを探している方
コストをかけずにクレジットカードを持ちたいと考えている方にとって、dカードは最適な選択肢の一つです。
dカードの最大の魅力は、年会費が永年無料であることです。
入会金や発行手数料も一切かからず、カードを保有しているだけで費用が発生することはありません。
そのため、初めてクレジットカードを作る方や、特定の用途に限定して使いたいサブカードを探している方にもぴったりです。
5-4【おすすめな人4】dポイントを効率的に貯めたい方
dポイントを積極的に貯めて活用したい、いわゆる「ポイ活」に励んでいる方に、dカードは必須のアイテムと言えるでしょう。
基本還元率1.0%に加え、dカード特約店ではさらに高い還元率が実現できます。
さらに、スマートフォン決済のd払いと連携させることで、ポイントの二重取り・三重取りが可能となり、還元率を最大2.0%以上に引き上げることもできます。
84商材_dカード
6dカードをおすすめしない人の特徴3選
dカードは多くのメリットを持つ一方で、すべての人にとって最適なカードとは限りません。ここでは、dカードがあまり向いていない人の特徴を3つ解説します。
6-1【おすすめしない人1】ドコモユーザーでない方
Dカードの特典はドコモのサービスと深く結びついています。
携帯料金の割引や手厚いケータイ補償といった、dカードならではの強力なメリットは、ドコモユーザーでなければ享受できません。
もしドコモを利用していないのであれば、ご自身が利用する携帯キャリアやサービスと連携したクレジットカードや、より基本還元率の高いカードなどを検討した方が、結果的にお得になる可能性が高いでしょう。
6-2【おすすめしない人2】海外旅行保険の自動付帯を求める方
海外旅行によく行かれる方で、クレジットカードに手厚い保険を求める場合、dカードは最適とは言えないかもしれません。
dカードの海外旅行傷害保険は、29歳以下の会員限定であり、かつ利用付帯という条件があります。
海外旅行の安心をクレジットカード1枚で確保したい方は、年会費が有料であっても海外旅行保険が自動付帯する他のカードを検討することをおすすめします。
6-3【おすすめしない人3】家族カードやETCカードを無料で使いたい方
dカードの家族カードは年会費永年無料で発行できるため、この点については問題ありません。
しかし、ETCカードについては、使い方によっては年会費が発生するため注意が必要です。
dカードのETCカードは、初年度は無料ですが、2年目以降は前年度に一度も利用がない場合、550円(税込)の年会費がかかります。
多くのクレジットカード会社がETCカードも完全に無料で提供しているため、年に一度も高速道路を利用しない可能性がある方や、完全にコストゼロでETCカードを保有したい方にとっては、dカードは最適な選択肢ではないかもしれません。
7dカードゴールドとdカードの違い比較4選
dカードには、上位カードとして「dカード GOLD」が存在します。年会費は有料になりますが、その分、ポイント還元や補償、サービスが大幅にグレードアップします。
dカードとdカード GOLDのどちらを選ぶべきか迷っている方のために、両者の主な違いを4つのポイントで比較・解説します。
7-1【比較ポイント1】年会費の違い
dカードとdカード GOLDの最も明確な違いは年会費です。dカードは年会費が永年無料であるのに対し、dカード GOLDは11,000円(税込)の年会費が必要です。
この年会費の差が、後述するポイント還元率や付帯サービスの差に直結しています。
まずはコストをかけずにdカードの利便性を試したいという方はdカードを、年会費を支払ってでもより多くの特典を享受したいという方はdカード GOLDを選ぶのが基本的な考え方になります。
7-2【比較ポイント2】ドコモ料金のポイント還元率の違い
ドコモユーザーにとって、dカードとdカード GOLDの最大の違いは、ドコモの携帯電話や「ドコモ光」の利用料金に対するポイント還元の有無です。
まず、年会費無料の「dカード」では、これらの料金を支払ってもdポイントは還元されません。ただし、対象となる料金プランに加入していれば、「dカードお支払割」が適用され、月額料金が割引されるメリットがあります。
一方、年会費11,000円(税込)の「dカード GOLD」では、ドコモの携帯料金および「ドコモ光」の利用料金に対して、1,000円(税抜)ごとに10%分のdポイント(100ポイント)が還元されます。
例えば、ドコモの月額利用料金が10,000円(税抜)の場合、毎月1,000ポイント、年間で12,000ポイントが付与されます。これだけで、年会費の元が取れる計算になります。
7-3【比較ポイント3】付帯保険の補償内容の違い
付帯保険の充実度も、dカードとdカード GOLDの大きな違いです。
dカードの旅行傷害保険は、29歳以下の会員限定で、海外旅行が最大2,000万円、国内旅行が最大1,000万円の補償となっており、いずれも利用付帯です。
対してdカード GOLDは、年齢制限がなく、海外旅行傷害保険は最大1億円(一部自動付帯)、国内旅行傷害保険は最大5,000万円(利用付帯)と、補償額が大幅にアップします。
また、dカードで購入した商品が破損・盗難に遭った際のショッピング保険も、dカードが年間100万円までなのに対し、dカード GOLDは年間300万円までと手厚くなっています。
旅行や高額な買い物をする機会が多い方は、dカード GOLDの安心感は大きな魅力でしょう。
dカード

年会費永年無料のおトクな一枚
詳細をみる- いつでも、どこでもショッピングのご利用で1%ポイント還元
- 対象のケータイ料金をdカードでの支払いで割引
- d払いの支払い方法をdカードに設定&d払い利用でおトク
- 電子マネー「iD」搭載
7-4【比較ポイント4】空港ラウンジサービスの有無
旅行や出張で飛行機を頻繁に利用する方にとって、空港ラウンジサービスの有無は重要な比較ポイントです。
年会費無料のdカードには、空港ラウンジを無料で利用できる特典は付帯していません。
一方、dカード GOLDを保有していると、国内の主要空港およびハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを無料で利用することができます。

dカード
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
—
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国際ブランド
Visa・Mastercard
ポイントアップ
dポイント加盟店で最大加盟店で2%以上のポイントアップや割引
ポイント還元率
通常1%

dカード GOLD
ポイント
年会費
11,000円(税込)
旅行保険
海外:最高1億円、国内:最高5,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD
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Visa・Mastercard
ポイントアップ
dカード特約店で倍率アップ
ポイント還元率
通常1.0%
8dカードの審査に関する評判・口コミ
dカードの申し込みを検討する上で、審査の難易度や発行までの期間は気になるポイントです。
口コミでは「審査に通らない」という声もあれば、スムーズに発行できたという声もあります。
ここでは、dカードの審査基準や期間、そして万が一審査に落ちてしまった場合の原因と対策について、専門家の視点から解説します。
8-1dカードの審査基準と通過のポイント
dカードの申し込み資格は「満18歳以上(高校生を除く)」とされており、比較的幅広い層が対象となっています。審査では、主に申込者の返済能力と信用情報が重視されます。
返済能力は、年収や勤務先、勤続年数などから安定した収入があるかどうかが判断されます。信用情報は、過去のクレジットカードやローンの利用履歴のことで、延滞などの記録がないかが確認されます。
審査通過のポイントとしては、申し込み情報に誤りなく正確に記入することが基本です。
また、キャッシング枠を希望しない(0円で申し込む)ことで、返済能力に対する懸念を減らし、審査に通りやすくなる傾向があります。
でにドコモの携帯電話を長期間利用し、料金の支払いを滞りなく行っている実績も、良好な信用情報として評価される可能性があります。
8-2審査時間と発行までの期間
dカードの審査時間は非常にスピーディーで、オンラインで申し込んだ場合、最短5分で審査結果がメールで通知されます。
この迅速な審査は、すぐにカードを利用したい方にとって大きなメリットです。
審査に通過した後、クレジットカード本体は通常、約1週間から2週間程度で手元に届きます。
ただし、申し込み内容に確認が必要な場合や、申し込みが集中する時期には、これ以上の期間がかかることもあります。
実際にユーザーの中には「カード発行まで約1ヶ月かかった」という口コミもあり、一概に最短期間で発行されるとは限りません。余裕を持った申し込みを心がけると良いでしょう。
8-3審査落ちの原因と対策方法
dカードの審査に落ちてしまう主な原因としては、いくつかの可能性が考えられます。
- 信用情報機関に延滞などの金融事故情報が記録されている
- 収入が不安定、または申込内容と実態に乖離がある
- 短期間に複数のクレジットカードを申し込んでいる(申し込みブラック)
これらの原因に心当たりがある場合、すぐに対策を講じることが重要です。
まずは、CICやJICCといった信用情報機関に自身の情報を開示請求し、内容を確認することをおすすめします。
もし誤った情報が登録されていれば、訂正を申し立てることができます。
延滞などの事実がある場合は、その情報が消えるまで一定期間(通常5年程度)待つ必要があります。
また、再申し込みをする際は、少なくとも6ヶ月は期間を空けるようにしましょう。短期間での連続申し込みは、審査において不利に働く可能性が高いからです。
9まとめ
dカードは、年会費永年無料でありながら基本ポイント還元率1.0%を誇る、コストパフォーマンスに優れたクレジットカードです。
特にドコモユーザーにとっては、携帯料金の割引や手厚いケータイ補償など、見逃せないメリットが多数用意されています。
一方で、ドコモユーザー以外の方にとっては特典が限定的であったり、旅行保険が29歳以下の利用付帯であったりと、注意すべき点も存在します。
この記事で紹介した良い評判・悪い評判を参考に、ご自身のライフスタイルと照らし合わせ、dカードが本当に最適な一枚なのかを判断してください。
特に、dカード特約店やd払いを頻繁に利用する方であれば、ドコモユーザーでなくてもdポイントを効率的に貯めることが可能です。
賢く活用し、お得なカードライフを送りましょう。

dカード
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
—
タッチ決済
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Visa・Mastercard
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ポイント還元率
通常1%

dカード GOLD
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dカード特約店で倍率アップ
ポイント還元率
通常1.0%
10よくある質問
dカードはドコモユーザー以外でも申し込めますか?
はい、ドコモユーザー以外の方でもお申し込みいただけます。
申し込み資格は満18歳以上(高校生を除く)であることなどが条件となっており、携帯キャリアに関する制約はありません。
ただし、携帯料金の割引やケータイ補償など、一部の特典はドコモユーザー限定となります。
dカードとdカードゴールドではどちらがお得ですか?
どちらがお得かは、お客様のライフスタイルによって異なります。
ドコモの携帯料金やドコモ光の利用料金が月々10,000円(税抜)を超える場合は、10%ポイント還元されるdカード GOLDの方が年会費(11,000円)の元が取れるためお得です。
また、海外旅行によく行かれる方や、空港ラウンジを利用したい方もdカード GOLDがおすすめです。
それ以外の方は、年会費無料のdカードから試してみるのが良いでしょう。
dカードのポイント還元率を最大化する方法はありますか?
はい、いくつかの方法があります。
まず、スターバックスやマツモトキヨシなどの「dカード特約店」で利用すると、通常より高い還元率が適用されます。
次に、スマートフォン決済「d払い」の支払い方法をdカードに設定し、dポイント加盟店でdポイントカードを提示することで、ポイントの三重取りが可能です。
これらの方法を組み合わせることで、還元率を大幅に高めることができます。
dカードの審査に落ちた場合の対処法はありますか?
審査に落ちた場合、まずはその原因を考えることが重要です。
信用情報に延滞などの記録がないか、収入が安定しているかなどが主な審査項目です。
信用情報機関(CICなど)でご自身の情報を確認することをおすすめします。
再申し込みをする場合は、少なくとも6ヶ月以上の期間を空けるようにしてください。
短期間での連続申し込みは「申し込みブラック」と見なされ、審査に通りにくくなる可能性があります。
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執筆者MeChoice編集部
監修者勝目 麻希2級FP技能士
校正校閲者



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