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SBI証券から楽天証券へ移管する方法とは?デメリットはあるかやNISA口座の乗り換え方も解説PR

SBI証券から楽天証券へ移管する方法とは?デメリットはあるかやNISA口座の乗り換え方も解説

証券口座

SBI証券で株式や投資信託を購入してみたは良いものの、「やっぱり楽天証券に乗り換えたい」と検討中の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、SBI証券から楽天証券への、株式や投資信託の移管のやり方について紹介します。

さらに、移管にデメリットはあるのかや、NISA口座の乗り換え方法についても詳しく解説するため、ぜひ参考にしてみてください。

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1SBI証券から楽天証券へ!株式の移管を3ステップで解説

はじめに、SBI証券から楽天証券へ株式を移管する手順を3ステップで解説します。

  • ステップ1|SBI証券で「口座振替依頼書」または「特定口座内上場株式等移管委託依頼書」を準備する

  • ステップ2|必要事項を記入し、依頼書をSBI証券へ郵送する

  • ステップ3|後日、楽天証券のWebサイト上で正しく移管できているか確認する

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1-1ステップ1|SBI証券で「口座振替依頼書」または「特定口座内上場株式等移管委託依頼書」を準備する

SBI証券から楽天証券へ株式を移管するなら、SBI証券のWebサイト上で「口座振替依頼書」または「特定口座内上場株式等移管委託依頼書」を準備することからスタートしましょう。

まずはSBI証券公式サイトの「株式移管出庫サービス」へアクセスします。SBI証券では移管に必要な書類を郵送してもらうか自分で印刷するか選べますが、すぐに手続きを始めたいなら自分で印刷するのがおすすめです。

自分で準備する場合は、「お客様ご自身で必要書類を印刷(セルフ印刷)される場合」をクリックし、遷移先のPDFファイルを印刷しましょう。

ここで注意すべきなのは、SBI証券から楽天証券へ移管したい株式が「一般口座」預りなのか「特定口座」預りなのかで必要書類が変わってくるという点です。

移管したい株式が一般預りの場合は「口座振替依頼書」、特定預りの場合は「特定口座内上場株式等移管委託依頼書」を用意するようにしましょう。

1-2ステップ2|必要事項を記入し、依頼書をSBI証券へ郵送する

「口座振替依頼書」または「特定口座内上場株式等移管委託依頼書」を手元に準備できたら、個人情報や振替先(受方)口座の明細、振替株式等の明細などの必要事項を記入していきます。

「振替先(受方)口座の明細」の欄には、以下のように楽天証券側の情報を記しましょう。

証券会社名

楽天証券

部支店名

本店

所在地

東京都港区

機構加入者コード

1205760

加入者口座コード

「お客様基本情報」から確認が必要

※2025年3月時点

依頼書の準備が完了したら、SBI証券へ郵送します。郵送の際には、依頼書だけでなく本人確認書類の添付も必要なため、忘れないようにしましょう。

本人確認書類は、以下の7つのうちいずれか1点を添付すればOKです。

  • マイナンバーカードのコピー(有効期限内のもの)

  • 運転免許証のコピー(有効期限内のもの)

  • 運転経歴証明書のコピー

  • 在留カードのコピー(有効期限内のもの)

  • 特別永住者証明書のコピー(有効期限内のもの)

  • 住民票の写し(発行日から6か月以内のもの)

  • 印鑑登録証明書(発行日から6か月以内のもの)

1-3ステップ3|後日、楽天証券のWebサイト上で正しく移管できているか確認する

SBI証券から楽天証券への株式の移管は、SBI証券へ書類が到着してからおよそ1週間程度で完了します。

後日、楽天証券のWebサイト上で正しく移管できているか確認しておきましょう。

楽天証券公式サイトへアクセスして、左上のロゴマークからTOPページへ行きログインします。

その後、右上のボタンから「マイメニュー」を開き、「資産残高・保有商品」カテゴリの「保有商品一覧」をクリックします。

リストの中に振替を希望した株式が反映されていれば、これでSBI証券から楽天証券への株式の移管手続きは全て完了です。

2投資信託を楽天証券へ移管するにはどうすればいい?

次に、SBI証券から楽天証券へ「投資信託」を移管する手順について解説します。

投資信託を移管する際の手順も、基本的には株式と同じく以下の3ステップです。

  • ステップ1|SBI証券で「振替投資信託受益権 口座振替依頼書」(一般預り用)または「振替投資信託受益権 特定口座内保管上場株式等移管依頼書」(特定預り用)を準備する

  • ステップ2|必要事項を記入し、依頼書をSBI証券へ郵送する

  • ステップ3|後日、楽天証券のWebサイト上で正しく移管できているか確認する

投資信託の移管は、依頼書を郵送してから完了するまでにおよそ1か月程度かかるため、早く移管を済ませたい場合には、その分早めに行動することが大切です。

また、楽天証券で取扱いのない投資信託の移管はできません。

そのため、SBI証券へ依頼書を送付する前に、楽天証券の「投信スーパーサーチ」などを使って、取扱いがあるかどうか必ず確認しましょう。

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3楽天証券へ移管するデメリットとメリットを両方確認!

SBI証券から楽天証券へ移管するデメリットとしては、以下の点が挙げられます。

SBI証券から楽天証券へ移管するデメリット
  • 投資信託の移管には、1銘柄につき3300円(税込)の手数料が必要
  • 特定口座から一般口座、または一般口座から特定口座への移管はできない
  • 楽天証券で取扱いのない株式や投資信託の移管はできない

株式の移管に際しては、楽天証券とSBI証券どちらにも手数料を払う必要はありませんが、投資信託を移管する場合は、1銘柄につき3300円(税込)の出庫手数料をSBI証券へ支払う必要があります。

とはいえ、楽天証券では、投資信託の出庫手数料を全額負担したり、出庫手数料を現金やポイントで還元したりするキャンペーンが度々開催されています。

そのため、投資信託に関しては、キャンペーン開催のタイミングを狙って移管を行うのも手です。

また、SBI証券から楽天証券への移管には、デメリットだけでなく、以下のようなメリットがあります。

SBI証券から楽天証券へ移管するメリット
  • 楽天ポイントをより貯めやすくなる
  • 資産の管理が楽になる
  • クレカ積立の一部をポイントで支払うことが可能となる

株式や投資信託を楽天証券へ移管することは、普段から楽天サービスの利用機会が多い「楽天経済圏」の方にとって特にメリットが大きいです。

楽天証券とSBI証券でばらけて貯まっていたポイントがまとまるため、投資や普段の生活でポイントがより使いやすくなります。

また、クレカ積立はSBI証券でも利用できるものの、クレカ積立の一部をポイントで支払うことができるのは楽天証券独自の強みです。

クレカ積立で楽天ポイントを有効活用したい方は、ぜひ移管を検討してみてはいかがでしょうか。

4SBI証券から楽天証券へNISA口座を乗り換える方法

ここまで、株式や投資信託をSBI証券から楽天証券へ移管する方法について解説してきました。

しかし、これらをNISA口座で保有している場合には、手続きの方法が異なるため注意しましょう。

SBI証券から楽天証券へのNISA口座の変更は、以下の3ステップです。

  • ステップ1|SBI証券でNISA口座の金融機関変更手続きをし、「勘定廃止通知書」を取り寄せる

  • ステップ2|楽天証券でNISA口座の開設を申し込む

  • ステップ3|後日、楽天証券のWebサイト上で正しく変更できているか確認する

4-1ステップ1|SBI証券でNISA口座の金融機関変更手続きをし、「勘定廃止通知書」を取り寄せる

SBI証券から楽天証券へNISA口座を変更するには、はじめにSBI証券のWebサイト上で「勘定廃止通知書」を取り寄せましょう。

SBI証券公式サイトへアクセスし、「口座管理」>「お客さま情報 設定・変更」>「お取引関連・口座情報」>「NISA」>「他社への変更手続き」と進みます。SBI証券では、勘定停止通知書を郵送または公式サイトのメッセージボックス上で受け取れます。

注意点としては、NISA口座は1人1口座しか開設できないため、NISA口座の金融機関変更を申し込んだ時点で、SBI証券ではNISA預りでの買付ができなくなります。

SBI証券にてNISA預りで買付した株式や投資信託は、楽天証券へNISA預りのまま移すことはできません。

急いで売却する必要はありませんが、非課税のまましばらく保有を続けるか、売却して現金化するか検討しましょう。

また、クレカ積立や銀行引落サービスは自動では解除されないため、自分で解除する必要があります。

4-2ステップ2|楽天証券でNISA口座の開設を申し込む

次に、楽天証券でNISA口座の開設を申し込みます。

楽天証券でNISA口座を開設するには、楽天証券の総合口座が必要です。そのため、楽天証券の総合口座を持っていない方は、総合口座とNISA口座をまとめて開設しましょう。

すでに総合口座を開設済の方は、楽天証券公式サイトへアクセスして、左上のロゴマークからTOPページへ行きログインし、「NISA」のページへ移動して「NISA口座を追加で開設」のバナーから申し込みを開始すればOKです。

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ポイントの解説
  • 国内株取引手数料が無料
  • 投資信託のラインナップが豊富
  • 楽天カードで投資信託を買うと楽天ポイント還元!
  • 日経テレコン(楽天証券版)が利用できる

4-3ステップ3|後日、楽天証券のWebサイト上で正しく変更できているか確認する

後日、楽天証券のWebサイト上で、NISA口座が開設されていることを確認しましょう。

楽天証券公式サイトへアクセスして、左上のロゴマークからTOPページへ行きログインします。

その後「お知らせ」に、金融機関変更完了の連絡が届いていることを確認したら、これでSBI証券から楽天証券へのNISA口座の乗り換え手続きは全て完了です。

5まとめ|SBI証券から楽天証券への移管

  • SBI証券から楽天証券へ移管を行うには、株式と投資信託でそれぞれ異なる依頼書をSBI証券へ取り寄せて、必要事項を記入しSBI証券へ郵送すれば良い

  • SBI証券から楽天証券の移管には、投資信託の場合は手数料がかかるなどのデメリットがある反面、楽天ポイントを貯めやすくなったり、資産の管理が楽になったりするというメリットがある

  • NISA口座を楽天証券へ乗り換えたい場合には、一般口座や特定口座の場合と手順が異なるため注意する

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MeChoice編集部は、くらしとお金に関するコンテンツ制作を各ジャンルの専門家とともに行い、情報発信を行っています。MeChoiceは株式会社モニクルリサーチが運営しています。

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