そこで本記事では、プロミスとSMBCモビットの違いを徹底比較します。同じ会社なのか、両方借りることはできるのかも解説。金利や無利息期間、カードの受け取り方法などに注目して、自分に合ったカードローンを選んでくださいね。
※:お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
1プロミスとSMBCモビット、両方借りることはできる?
プロミスとSMBCモビットは別会社なので、両方借りることは可能です。ただし、借入総額や申し込みのタイミングに注意しましょう。貸金業法の総量規制により、年収の3分の1以上の融資は禁止されています。例えば、年収300万円の人はプロミスとSMBCモビットの両方で借りても総額で100万円以上の融資は受けられません。
どちらかでお金を準備したいからといって、プロミスとSMBCモビットへ同時に申し込むのは避けてください。カードローンへの申し込み履歴は信用情報機関に登録されています。短期間に複数のローンに申し込んでいることが分かれば、お金に非常に困っているように見えるため、審査落ちのリスクが高まるでしょう。
プロミスかSMBCモビットですでに借入があり、もう一方に申し込む場合は、他社の借入状況を正確に申告してください。新たに申し込んだカードローン会社で借入状況を加味した審査が行われ、審査に通過すれば2社での借入が可能です。なお、1社から借りるのに比べて返済期日や返済額などの管理に手間がかかることがあるので、両方借りる場合はより一層しっかりと返済計画を立てておきましょう。
2プロミスとSMBCモビットは同じSMBCグループ
プロミスはSMBCコンシューマーファイナンス株式会社、SMBCモビットは三井住友カード株式会社のカードローンで、両社は同じ三井住友フィナンシャル(SMBC)グループに属しています。同じ会社なのかと疑問を持つ人もいるかもしれませんが、プロミスとSMBCモビットはそれぞれ別の会社が扱うローンブランドです。
プロミスとSMBCモビットの違いを比較するにあたって、まずは両社のどちらにも当てはまるメリットを4つ確認しましょう。
プロミスとSMBCモビットの共通メリット4つ
- 最短即日融資が可能
- 原則電話の在籍確認なし
- スマホATMが使える
- 三井住友銀行ATMの手数料無料
プロミスもSMBCモビットも最短即日融資が可能
プロミスもSMBCモビットも、最短即日融資※が可能な消費者金融カードローンです。プロミスは最短3分、SMBCモビットは最短15分融資を謳っており、融資スピードに大差はありません。急いでお金を準備したい人にぴったりのカードローンといえるでしょう。
なお、どちらも24時間いつでも申し込めるものの、24時間審査が行われるわけではありません。プロミスの審査対応時間は公表されておらず、参考として電話や自動契約機の対応時間は9時から21時です。SMBCモビットでは9時から21時に審査が実施されているので、即日融資を目指す場合は早めに申し込みを済ませましょう。
※:お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
プロミスもSMBCモビットも原則電話の在籍確認なし
プロミスもSMBCモビットも原則電話での在籍確認を行わないため、職場にバレたくない人にぴったりです。在籍確認とは、申し込み内容が正しいか、返済能力があるかを確認するために勤務先への在籍の事実を確認するもの。銀行カードローンの多くや一部の消費者金融カードローンでは電話による確認を避けられませんが、プロミスとSMBCモビットでは原則電話なしで契約を進められます。
プロミスもSMBCモビットもスマホATMが使える
プロミスもSMBCモビットも、カードレスでセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMを利用できます。スマホアプリを介して借入と返済が可能なので、手間なく取引を行える点が魅力です。他社のカードローンのなかにはセブン銀行でのみスマホATMを使えるものもありますが、プロミスとSMBCモビットはどちらもローソン銀行ATMにも対応しています。
プロミスもSMBCモビットも三井住友銀行ATMの手数料無料
SMBCグループであるプロミスとSMBCモビットは、三井住友銀行ATMを手数料無料で利用できます。スマホATMは手数料がかかるので、ATM手数料を節約したい現金派はローンカードの発行を検討しましょう。銀行ATMの手数料が無料になる消費者金融カードローンはめずらしいため、三井住友銀行が近くにある人は要チェックです。
3プロミスとSMBCモビットの違いや特徴をチェック
ここからは、プロミスとSMBCモビットの違いを徹底比較していきましょう。特徴が異なるので、自分が求めるポイントを確認してくださいね。
プロミスがおすすめな人
- 上限金利の低さを重視する人
- 無利息サービスを受けたい人
- 手数料無料のプロミスATMを利用したい人
- 女性に相談しながら契約したい人
SMBCモビットがおすすめな人
- PayPayマネーで便利に借入したい人
- コンビニでローンカードを受け取りたい人
プロミス | SMBCモビット | |
実質年率 | 4.5%~17.8% | 3.0%~18.0% |
契約限度額 | 500万円 | 800万円 |
無利息期間 | 初めてならメールアドレス登録とWeb明細利用登録で借入翌日から30日間無利息 | なし |
年齢制限 | 18~74歳 | 20~74歳 |
融資スピード※ | 最短3分 | 最短15分 |
手数料無料のATM | プロミス、三井住友銀行 | 三井住友銀行 |
借入方法 | インターネット振込、提携ATM、スマホATM、電話 | インターネット振込、提携ATM、スマホATM、PayPayマネーチャージ、電話 |
カード受け取り方法 | カードレス、来店、郵送 | カードレス、来店、郵送、コンビニなど(ゆうパック) |
女性向け | レディースキャッシング | なし |
※:お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
上限金利はプロミスが年17.8%とやや低め
SMBCモビットの上限金利が年18.0%であるのに対し、プロミスの上限金利は年17.8%とやや低めです。年0.2%は大きな差ではありませんが、少しでも金利の低さを求める人はプロミスを選ぶといいでしょう。初めての借入や少額の借入では、上限金利か上限に近い金利が設定されるのが一般的です。
なお、100万円以上を借入する場合は、上限金利の違いを気にする必要はないでしょう。利息制限法によって、100万円以上の借入ではプロミスでもSMBCモビットでも年15.0%までとなります。
プロミスは借入翌日からの無利息サービスあり
無利息サービスを受けたいならプロミスがおすすめです。メールアドレス登録とWeb明細利用登録を行えば、初回借入翌日から30日間の利息が0円になります。無利息期間内に全額を完済できれば利息が発生しないので、短期間で返せる人にぴったりです。
無利息期間内の完済は難しくても、できるだけ多く返済しておくといいでしょう。例えば、15万円を借りた人が無利息期間内に10万円を返済した場合、残りの5万円に対して利息が発生します。無利息期間終了後の残金を少なくしておけば利息の負担を減らせますよ。
プロミスはプロミスATMでも手数料無料
ローンカードを発行して現金を引き出したい人は、自社ATMの手数料も無料なプロミスに注目しましょう。プロミスとSMBCモビットはどちらも三井住友銀行ATMを手数料無料で使えますが、プロミスならプロミスATMでも手数料がかかりません。近くにプロミスATMがあるなら、プロミスのほうが便利に使えるでしょう。
SMBCモビットはPayPayマネーに直接チャージできる
キャッシュレス派にはSMBCモビットがぴったりです。SMBCモビットの借入方法のひとつとして、PayPayマネーに直接チャージが可能。街中の買い物に使ったり、オンラインショッピングをしたり、銀行口座へ送金したりと便利に使えるのがメリットです。PayPayマネーへのチャージに手数料はかからないので、現金のやり取りが不要なシーンで上手に活用してください。
SMBCモビットはコンビニでもカードを受け取れる
ローンカードが欲しいけれど、自宅への郵送や来店での受け取りを避けたい人はSMBCモビットが狙い目です。モビットカードや契約書類を、ローソン・ミニストップ・郵便局・はこぽすで受け取り可能※。家族に知られたくない人、カードローンの店舗に入るところを見られないか心配な人は要チェックです。
※:審査結果により対応できない場合もございます。
プロミスのレディースキャッシングは女性に相談可能
慣れないカードローンについて女性に相談したい人は、レディースキャッシングのあるプロミスがおすすめです。プロミスなら女性専用のレディースコールで女性オペレーターに相談が可能。男性オペレーターにお金のことを相談するのは気が引ける人や、なんとなく女性のほうが話しやすいと感じる人にぴったりです。
レディースキャッシングも通常のフリーキャッシングも商品内容は同様なので、まずは連絡してみるといいでしょう。
4プロミスとSMBCモビットは使い方に合わせて選ぼう
同じSMBCグループに属するプロミスとSMBCモビットは、共通するメリットも異なる特徴もあります。どちらも最短即日融資※が可能で、原則電話での在籍確認を実施しない点が魅力。セブン銀行・ローソン銀行でスマホATMが使え、三井住友銀行ATMの手数料は無料です。
上限金利の低さや無利息サービスを重視するならプロミス、PayPayマネーに直接チャージしたい人やコンビニでローンカードを受け取りたい人はSMBCモビットがおすすめです。両社の違いをふまえて、自分の使い方に合うほうを選んでくださいね。
※:お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
MeChoice編集部