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三井住友カード ゴールド(NL)の良い評判・悪い評判を徹底検証!利用者の本音とは?

三井住友カード ゴールド(NL)の良い評判・悪い評判を徹底検証!利用者の本音とは?

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※2025年12月、最新情報に更新しました

「三井住友カード ゴールド(NL)」の実際の評判が気になっていませんか?

年会費や特典が自分に合っているか、利用者のリアルな声を知って判断したいですよね。

この記事を読めば、三井住友カード ゴールド(NL)の良い評判から悪い評判まで、利用者の本音を基にしたメリット・デメリットを徹底的に理解できます。

以下の内容についてご紹介します。

  • 利用者が語るリアルな評判と口コミ
  • 年会費永年無料を達成する具体的な方法
  • 他のゴールドカードとの違いと選び方のポイント

記事を参考に、三井住友カード ゴールド(NL)が自分のライフスタイルに最適か比較検討してみましょう。

1三井住友カード ゴールド(NL)の良い評判・口コミ5選

三井住友カード ゴールド(NL)は、利用者から高い評価を得ています。特に、条件達成による年会費の永年無料化、空港ラウンジの無料利用、充実した旅行傷害保険など、コストパフォーマンスに優れた特典が支持される理由です。

これらの特典は、ステータス性だけでなく実用性も兼ね備えており、多くのユーザーにとって大きな魅力となっています。具体的な評判や口コミを詳しく見ていきましょう。

1-1【良い評判1】年間100万円利用で翌年以降の年会費が永年無料になる

三井住友カード ゴールド(NL)の大きな魅力として、特定の利用条件を満たすことで年会費が永年無料になる点が挙げられます。具体的には、年間で100万円以上のカード利用があれば、翌年度以降の年会費が免除されます。条件は一度達成すればOKです。その後は利用額にかかわらず年会費の負担なくゴールドカードの特典を享受し続けられるため、多くの利用者から支持されています。

さらに、年会費無料の条件である年間100万円の利用を達成した上でカードを継続すると、継続特典として10,000円相当のVポイントが付与されます。年間100万円の利用によって年会費の負担がなくなるだけでなく、実質的に大きなリターンを得られる点が魅力です。公共料金や日常の支払いを三井住友カード ゴールド(NL)に集約することで、条件達成は十分に目指せるでしょう。

1-2【良い評判2】空港ラウンジが無料で利用でき海外旅行が快適になる

三井住友カード ゴールド(NL)を保有していると、国内の主要空港に設置されたカードラウンジを無料で利用できます。出張や旅行の際、フライト前の待ち時間を静かで快適な空間で過ごせる点が、多くの利用者から高く評価されています。

ラウンジではフリードリンクサービスなどが提供されており、搭乗までのひとときをリラックスして過ごすことが可能です。利用方法はシンプルで、受付で三井住友カード ゴールド(NL)と当日の搭乗券を提示するだけです。

空港ラウンジを利用できれば、慌ただしい空港ターミナルから離れ、落ち着いた環境で仕事や休憩に集中できます。出張が多いビジネスパーソンや、旅行をより快適に楽しみたい方にとって、空港ラウンジサービスは大きなメリットとなるでしょう。

1-3【良い評判3】海外旅行傷害保険が最高2,000万円まで利用付帯で安心

三井住友カード ゴールド(NL)には、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯しています。保険適用には、日本出国前に航空券やタクシー、電車やバスなどの公共交通機関利用料金か、ツアー料金を三井住友カード ゴールド(NL)で支払うことが条件です。万が一の事態に備えるために、あらかじめチェックしておきましょう。

海外での急な病気やケガ、持ち物の盗難といった予期せぬトラブルに対応できる海外旅行保険は、海外へ出かける機会が多い方にとって心強いサポートとなります。なお、三井住友カード ゴールド(NL)には、同じく最高2,000万円の国内旅行傷害保険が利用付帯している点も大きなメリットです。

1-4【良い評判4】コンビニ・飲食店でのポイント還元率最大7%が魅力的

三井住友カード ゴールド(NL)は、特定のコンビニや飲食店で利用する際に、スマートフォンでのタッチ決済を行うことでポイント還元率が最大7%になります。日常的に利用する機会の多い店舗で効率的にポイントを貯められるため、多くの利用者から高く評価されています。

通常のカード利用では基本還元率が0.5%ですが、対象店舗でスマホタッチ決済を活用することで、ポイントが飛躍的に貯まりやすくなります。貯まったVポイントはカード利用額への充当や景品交換など、さまざまな用途に使えるため、お得に活用したい人にぴったりです。

1-5【良い評判5】ゴールドカードとしてのステータス性とデザイン性が高い

三井住友カード ゴールド(NL)は、三井住友の伝統と格式のあるデザインから、高いステータス性を持つカードとして認知されています。三井住友フィナンシャルグループ傘下の三井住友カード株式会社が発行するプロパーカードであるため、社会的な信用度の証明にも繋がるでしょう。

会計時に三井住友カード ゴールド(NL)を提示することで、信頼感や安心感を相手に与えられると感じる利用者は少なくありません。特にビジネスシーンや会食の場では、カードのステータスが重要視されることもあります。洗練されたゴールドの券面は、ステータス性のあるカードを所有する満足感を満たしてくれるでしょう。

2三井住友カード ゴールド(NL)の悪い評判・口コミ4選

多くのメリットがある一方で、三井住友カード ゴールド(NL)にはいくつかの注意点も指摘されています。特に、基本のポイント還元率の低さや、年会費無料の条件である年間100万円利用のハードルについては、一部の利用者から改善を望む声が聞かれます。

また、空港ラウンジの利便性や家族カードの年会費など、特典の詳細についても確認が必要です。悪い評判や口コミを事前に把握し、自身の利用スタイルと照らし合わせることが重要です。

2-1【悪い評判1】基本還元率が0.5%で他社ゴールドカードより低い

三井住友カード ゴールド(NL)の基本ポイント還元率は0.5%です。0.5%は一般的なクレジットカードの標準的な水準ですが、年会費が有料のゴールドカードとしては物足りないと感じる利用者がいます。

近年では、年会費無料のカードでも1.0%以上の還元率を提供するものが増えているため、比較すると見劣りする点は否めません。特定のコンビニや飲食店での高還元特典を活用しない場合、日常的な利用でポイントを貯める効率は低いと言えるでしょう。ポイント還元を最優先に考える方にとっては、基本還元率の低さがデメリットとなる可能性があります。

2-2【悪い評判2】年間100万円達成が難しく年会費5,500円の負担が重い

三井住友カード ゴールド(NL)の年会費は5,500円(税込)ですが、年間100万円以上利用すると翌年以降永年無料になります。しかし、この「年間100万円」という条件を達成するのが難しいと感じる利用者も少なくありません。

特に、普段のカード利用額がそれほど多くない方や、複数のカードを使い分けている方にとっては、支払いを三井住友カード ゴールド(NL)一枚に集中させる工夫が必要です。条件を達成できない場合、毎年5,500円の年会費が発生するため、特典内容と見合わないと感じる可能性があります。自身の年間決済額を考慮した上で、三井住友カード ゴールド(NL)の保有を検討しましょう。

2-3【悪い評判3】空港ラウンジの立地や利用時間に制約があり使いにくい

空港ラウンジを無料で利用できる点は三井住友カード ゴールド(NL)の魅力ですが、ラウンジの立地や利用時間に制約があるため、使いにくいと感じるケースがあります。

多くの空港で、カードラウンジは保安検査場の外に設置されています。ラウンジで過ごした後に保安検査を受ける必要があるため、保安検査場の混雑に備えると、ラウンジでの滞在時間が短くなりがちです。搭乗までの時間に余裕がない場合、かえって慌ただしくなってしまうこともあるでしょう。出発までの時間をゆったり過ごすという本来の目的を果たしにくい点が、一部の利用者から不満の声として挙がっています。

2-4【悪い評判4】一般よりも審査が厳しく年収が低いと通りにくい可能性

三井住友カード ゴールド(NL)は、三井住友カード株式会社が発行するプロパーゴールドカードであり、ステータス性の高さから審査基準は一般カードに比べて厳しい傾向にあります。申し込み条件は原則として「満18歳以上(高校生を除く)で、ご本人に安定継続収入のある方」ですが、「ゴールド独自の審査基準により発行」と記載されています。収入が不安定な方は審査通過が難しい可能性があるでしょう。

大手である三井住友フィナンシャルグループ傘下のゴールドカードとして、申込者の信用情報や勤務先、勤続年数、年収などが総合的に評価されます。一般カードと比較すると、一定の社会的信用がなければ保有することが難しいカードと言えるでしょう。

3三井住友カード ゴールド(NL)のメリット6選

三井住友カード ゴールド(NL)には、年会費以上の価値を提供する数多くのメリットが存在します。条件達成による年会費永年無料や継続時のポイント還元、空港ラウンジサービス、手厚い保険など、実用的な特典が豊富に揃っています。

さらに、特定の店舗での高いポイント還元率やSBI証券でのクレカ積立優遇など、資産形成にも役立つメリットもあります。魅力的な特典を最大限に活用することで、日々の生活をより豊かにすることができるでしょう。

3-1【メリット1】年間100万円利用で永年年会費無料+継続特典10,000ポイント

三井住友カード ゴールド(NL)の最大のメリットは、年間100万円のカード利用を一度達成すると、翌年以降の年会費が永年無料になる点です。通常5,500円(税込)の年会費が不要になるため、長期的にコストを抑えてゴールドカードを保有できます。

さらに、年間100万円の利用を達成した上でカードを継続すると、継続特典として10,000ポイント(10,000円相当)が還元されます。年会費が無料になるだけでなく、100万円達成で毎年ボーナスポイントがもらえるため、実質的なメリットが非常に大きくなります。公共料金や通信費、日常の買い物などをカード払いに集約すれば、条件達成は十分に可能です。

3-2【メリット2】全国34の空港ラウンジが無料利用可能

三井住友カード ゴールド(NL)を保有していると、国内34の主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港に設置されているラウンジを無料で利用できます。出張や旅行の際に、搭乗前の時間を静かで快適な空間で過ごせるのは大きなメリットです。

ラウンジではフリードリンクやWi-Fiサービスなどが提供されており、仕事や休憩に活用できます。利用方法は、ラウンジ受付でカードと当日の搭乗券を提示するだけです。飛行機を頻繁に利用する方にとって、フライト前の時間を有意義に使える空港ラウンジ特典は非常に価値が高いと言えるでしょう。

3-3【メリット3】最大2,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯

三井住友カード ゴールド(NL)には、最高2,000万円の補償を受けられる海外旅行傷害保険が利用付帯しています。保険の適用は、日本出国前にあらかじめ航空券やツアー料金をカードで支払っておくことが条件です。

海外での急な病気やケガによる治療費、携行品の損害など、予期せぬトラブルに備えることができます。海外旅行や出張のたびに別途保険に加入する手間と費用を省けるため、頻繁に海外へ渡航する方にとっては非常に心強いサービスです。

3-4【メリット4】対象のコンビニ・飲食店で最大7%のポイント還元

三井住友カード ゴールド(NL)の大きなメリットの一つが、対象のコンビニや飲食店での高いポイント還元率です。スマートフォンでタッチ決済を利用すると、最大で7%ものポイントが還元されます。

日常的に利用頻度の高い店舗で効率的にポイントを貯めることができるため、恩恵を受けられる方が多いでしょう。基本還元率は0.5%ですが、対象のコンビニ・飲食店での特典を活用すればポイントの貯まるスピードが格段に上がります。貯まったポイントは支払いに充当したり、景品と交換したりできるため、実質的な節約につながります。

3-5【メリット5】SBI証券のクレカ積立で最大1.0%のポイント還元

三井住友カード ゴールド(NL)は、SBI証券でクレカ積立が可能です。条件を満たすことで最大1.0%のVポイント還元を受けられます。毎月の投資信託積立を三井住友カード ゴールド(NL)のカード決済にするだけで、現金投資よりも効率よくポイントを獲得できる点が大きな魅力です。

貯まったVポイントは、他のカード利用分と同じく使い道が豊富です。投資を続けながらポイントも同時に積み上げられるので、長期積立との相性は抜群と言えるでしょう。

3-6【メリット6】ショッピング補償が年間300万円まで利用付帯

三井住友カード ゴールド(NL)には、年間最大300万円までのお買物安心保険(ショッピング補償)が利用付帯しています。カードを利用して購入した商品が破損したり盗難に遭ったりした場合に、その損害を補償してくれるサービスです。

高価な商品や大切な買い物をした際に、万が一の事態が起きても安心できるのは大きなメリットです。国内外での購入品が対象となり、購入日および購入日の翌日から200日間補償されます。手厚い補償があることで、より安心してショッピングを楽しむことができるでしょう。

4三井住友カード ゴールド(NL)のデメリット5選

三井住友カード ゴールド(NL)は多くのメリットを持つ一方で、いくつかのデメリットも存在します。基本のポイント還元率の低さや、年会費無料化の条件である年間100万円利用のハードルは、利用者によっては大きな負担となり得ます。

また、プラチナカードのような上位カードと比較すると、プライオリティ・パスが付帯しないなど、サービスの範囲には限界があります。デメリットを理解した上で、自身の利用スタイルと照らし合わせて総合的に判断することが、カード選びで後悔しないための鍵となります。

4-1【デメリット1】基本還元率0.5%で通常利用時のポイント効率が低い

三井住友カード ゴールド(NL)の基本ポイント還元率は0.5%であり、他のゴールドカードと比較して高いとは言えません。年会費が同等以上のカードの中には、基本還元率が1.0%以上のものも多く存在します。

対象のコンビニや飲食店でのスマホタッチ決済を利用すれば最大7%の還元を受けられますが、それ以外の通常利用ではポイントが貯まりにくいと感じる可能性があります。対象店舗での利用が少ない方や、あらゆる支払いで効率的にポイントを貯めたい方にとっては、低い基本還元率が大きなデメリットとなるでしょう。

4-2【デメリット2】年会費5,500円は年間100万円未達成だと割高

三井住友カード ゴールド(NL)の年会費は5,500円(税込)です。このカードの大きな魅力は、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になることですが、条件を達成できない場合は毎年年会費を支払い続けることになります。

近年では、より安価な年会費で同等のサービスを提供するゴールドカードや、年会費無料で高還元率の一般カードも増えています。年間利用額が100万円に満たない場合、付帯サービスを十分に活用できなければ、年会費が割高に感じられる可能性があるでしょう。自身のカード利用額を予測し、コストに見合うかを慎重に判断する必要があります。

4-3【デメリット3】プライオリティパスなど上位カード特典は付帯しない

三井住友カード ゴールド(NL)は、国内主要空港のラウンジは利用できますが、世界中の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」は付帯していません。プライオリティ・パスは、主にプラチナカード以上のランクのカードに付帯する特典です。

同様に、レストランの予約や旅行プランの相談などを24時間365日サポートしてくれる「コンシェルジュサービス」も利用できません。上位カード向けの特典を求める場合は、三井住友カード プラチナなど、さらに上のランクのカードを検討する必要があります。ゴールドカードはあくまで、一般カードとプラチナカードの中間に位置づけられるサービス内容であると理解しておくことが重要です。

4-4【デメリット4】旅行傷害保険は利用付帯のみで自動付帯ではない

三井住友カード ゴールド(NL)には海外・国内旅行傷害保険も付帯していますが、「自動付帯」ではなく「利用付帯」です。利用付帯とは、旅行代金(公共交通乗用具の料金や宿泊を伴う募集型企画旅行の代金など)をそのカードで支払った場合にのみ、保険が適用される仕組みです。

他のカードで旅行代金を支払った場合や、現金で支払った場合には補償の対象外となるため注意が必要です。海外・国内問わず、出張や旅行の際に保険を適用させたいなら、必ず三井住友カード ゴールド(NL)で決済することを忘れないようにしましょう。

4-5【デメリット5】ETCカードは初年度無料だが翌年以降は年1回の利用がないと550円

三井住友カード ゴールド(NL)では、追加でETCカードを発行できます。発行手数料は無料で、初年度の年会費もかかりません。しかし、2年目以降は、前年度に一度もETCカードの利用がない場合、550円(税込)の年会費が発生します。

年に一度でも高速道路などでETCカードを利用すれば年会費は無料になるため、定期的に車を運転する方にとっては大きな負担ではありません。しかし、ほとんど車に乗らない方や、ETCの利用機会が全くない方にとっては、意図せず年会費が発生してしまう可能性があるため注意が必要です。利用しない場合は、カードの更新時期などを確認しておくとよいでしょう。

5三井住友カード ゴールドと三井住友カード ゴールド(NL)を比較!違い5選

三井住友カードのゴールドカードには、「三井住友カード ゴールド」と、カード番号が券面に記載されていない「三井住友カード ゴールド(NL)」の2種類が存在します。基本的な特典や年会費、デザインや発行スピード、セキュリティ面に違いがあります。

どちらのカードを選ぶべきかは、利用者の価値観や使い方によって異なります。ここでは、両者の主な違いを5つのポイントで比較し、それぞれの特徴を解説します。自身のライフスタイルに合った一枚を選ぶための参考にしてください。

5-1【比較ポイント1】年会費:ゴールドは11,000円、ゴールド(NL)は条件達成で無料

最も大きな違いは、毎年の年会費です。NLが付かない三井住友カード ゴールドの年会費は11,000円(税込)なのに対し、三井住友カード ゴールド(NL)の年会費は5,500円(税込)と半額です。年会費の安さを重視するなら、ゴールド(NL)を選ぶのが得策と言えます。

さらに、三井住友カード ゴールド(NL)の場合は、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になるのが大きな魅力です。一度でも条件を達成すれば以降は年会費のコストを負担せずにゴールドカードを利用できるため、ぜひ年間100万円クリアを目指すとよいでしょう。

5-2【比較ポイント2】特典:旅行保険はゴールドが最高5,000万円、ゴールド(NL)は最高2,000万円

旅行傷害保険の補償額も異なります。NLが付かない三井住友カード ゴールドには、最高5,000万円までの海外・国内旅行傷害保険が利用付帯しています。一方の三井住友カード ゴールド(NL)に利用付帯しているのは、最高2,000万円までの海外・国内旅行傷害保険です。より充実した補償を求める方には、三井住友カード ゴールドが向いているでしょう。

空港ラウンジの無料利用、対象のコンビニ・飲食店でのポイントアップなど、ゴールドカードとしての主要な特典はどちらのカードでも同様に利用できます。カードの基本的な機能やサービス内容はもちろん、デザインやセキュリティ、発行スピードといった他の要素も含めて自分に合うかを判断しましょう。

5-3【比較ポイント3】券面デザイン:ゴールドはカード番号記載、ゴールド(NL)は番号なし

カード券面のデザインの違いにも注目しましょう。NLが付かない三井住友カード ゴールドには、カード番号や有効期限が裏面に、カード名義が表面に記載されています。

一方、三井住友カード ゴールド(NL)は「ナンバーレス」仕様です。券面にはカード番号、有効期限、セキュリティコードが一切記載されておらず、シンプルで洗練されたデザインを実現しています。どちらのデザインを好むかは個人の価値観によりますが、見た目の違いは選択する上での一つのポイントとなります。

なお、セキュリティ面ではゴールド(NL)に優位性があります。券面にカード番号などの情報が一切記載されていないため、店舗での支払い時に第三者にカード情報を盗み見されるリスクを大幅に低減できます。

ゴールド(NL)のカード情報はスマートフォンアプリ「Vpass」で確認する仕組みです。物理的なカードと情報が分離されているため、より高い安全性を確保しています。セキュリティを最優先に考える方にとっては、ゴールド(NL)が最適な選択となるでしょう。

5-4【比較ポイント4】発行スピード:ゴールド(NL)は最短10秒発行、ゴールドは最短3営業日

カードの発行スピードにも違いがあります。三井住友カード ゴールド(NL)は、オンラインでの申し込みで最短10秒でカード番号が発行される「即時発行」に対応しています。発行されたカード番号はすぐにネットショッピングなどで利用でき、後日プラスチックカードが郵送されます。

一方、NLが付かない三井住友カード ゴールドは、申し込みからカードが発行されるまで最短で3営業日が必要です。すぐにカードを利用したい方にとっては、発行スピードの速いゴールド(NL)が非常に魅力的です。

5-5【比較ポイント5】利用方法:ゴールドは店舗利用重視、ゴールド(NL)はアプリ・デジタル重視

カードの利用スタイルにも違いが生まれます。NLが付かない三井住友カード ゴールドは、カードそのものを店舗で提示して利用することが基本です。一方、ゴールド(NL)は、カード情報をスマートフォンアプリ「Vpass」で管理することが前提となります。

ゴールド(NL)のカードそのものにはカード番号などが記載されていないため、ネットショッピングなどでカード番号を入力する際は、都度アプリで確認する必要があります。この一手間をどう感じるかが選択の分かれ目です。物理的なカードでの管理を好む方はNLが付かない三井住友カード ゴールド、アプリ連携によるデジタルな管理に抵抗がない方はゴールド(NL)が向いていると言えるでしょう。

6三井住友カード ゴールド(NL)の年会費を永年無料にする方法3選

三井住友カード ゴールド(NL)の年会費5,500円(税込)を永年無料にするためには、年間100万円以上のカード利用という条件を達成する必要があります。一見ハードルが高く感じるかもしれませんが、計画的にカードを利用することで達成は十分に可能です。

ここでは、年会費を永年無料にするための具体的な方法を3つのステップで解説します。対象となる利用と対象外の取引を正しく理解し、効率的な利用計画を立てることが成功の鍵です。

6-1【永年無料の条件1】年間100万円以上の利用実績を作る

年会費を永年無料にするための最も基本的な条件は、対象期間内に合計で100万円以上のカード利用実績を作ることです。条件を一度でも達成すれば、翌年度以降の年会費が永年無料となり、ゴールドカードの特典をコスト負担なく享受し続けることができます。

月々に換算すると約8.4万円の利用が必要となります。日常の買い物はもちろん、公共料金、通信費、保険料、税金の支払いなど、これまで現金や他の決済方法で支払っていたものを三井住友カード ゴールド(NL)に集約することが、達成への近道です。

6-2【永年無料の条件2】計算対象となる利用分と対象外取引を理解する

年間100万円の利用額を計算する上で、全ての支払いが対象となるわけではない点を理解しておくことが重要です。ほとんどのショッピング利用は対象となりますが、一部の取引は利用金額の集計から除外されます。

例えば、年会費の支払いやSBI証券の三井住友カードつみたて投資、交通系や一部の電子マネーへのチャージ、国民年金保険料などが対象外です。集計対象期間を過ぎて売上票が到着した場合も対象になりません。なお、年間100万円利用の達成状況はVpassアプリから正確に確認できます。「達成したと思っていたのに、実際は金額が足りなかった」という事態を防ぐため、チェックすると良いでしょう。

6-3【永年無料の条件3】効率的に100万円達成ができる利用計画を立てる

年間100万円の利用を効率的に達成するためには、計画的なカード利用が不可欠です。まずは、毎月の固定費(家賃、光熱費、通信費、保険料など)を洗い出し、すべて三井住友カード ゴールド(NL)での支払いに切り替えましょう。

一般的には固定費だけで年間数十万円の利用額が見込めるため、残りの金額を日常の食費や日用品の購入、交際費、交通費などで補う計画を立てます。大きな買い物や旅行、ふるさと納税などを予定している場合、それらをカードで支払えば達成のハードルを大きく下げられます。支払いを一枚のカードに「集中させる」意識を持つことが、計画達成の鍵となります。

7まとめ

三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円の利用で年会費が永年無料になり、毎年100万円の利用で10,000ポイントが還元されるなど、コストパフォーマンスに優れたカードです。空港ラウンジの無料利用や手厚い海外旅行傷害保険も付帯しており、実用性の高い特典が揃っています。

一方で、基本還元率が0.5%と低めである点や、年会費無料の条件を達成できない場合は年会費の負担が発生する点には注意が必要です。

本記事で解説したメリット・デメリットや利用者の評判を参考に、自身のライフスタイルや年間利用額を考慮し、三井住友カード ゴールド(NL)が最適な一枚であるかをご検討ください。

8よくある質問

Q

三井住友カード ゴールド(NL)の審査難易度はどの程度ですか?

A

三井住友カード ゴールド(NL)は、大手銀行系のプロパーカードであるため、一般カードに比べて審査難易度は高い傾向にあります。申し込み条件は原則として18歳以上で安定継続収入がある方とされており、申込者の信用情報や勤務先、年収などが総合的に評価されます。そのため、一定の社会的信用が必要となるカードです。

Q

年間100万円の利用実績はいつからカウントされますか?

A

年間100万円利用の集計期間は、カードの入会月に応じて個別に設定されます。三井住友カード ゴールド(NL)はカード加入月の11カ月後末までが集計期間のため、期間内の年間100万円利用を目指しましょう。詳細な対象期間や対象となる取引については、カード会社の公式サイトや会員専用サイト「Vpass」で必ずご確認ください。

Q

家族カードでも空港ラウンジは利用できますか?

A

もちろん利用可能です。三井住友カード ゴールド(NL)の家族会員は、本会員と同様に空港ラウンジサービスを利用できます。対象ラウンジの受付にて、三井住友カード ゴールド(NL)家族カードと搭乗券または航空券を提示してください。

Q

三井住友カード ゴールド(NL)から他のカードへ切り替えできますか?

A

はい、可能です。三井住友カードの会員専用サイト「Vpass」から、一般カードである三井住友カード(NL)へのダウングレードや、プラチナカードである三井住友カード プラチナプリファードへのアップグレードなどの手続きができます。ただし、切り替えには再度審査が必要となる場合があります。カードの種類によって年会費や特典内容が異なるため、切り替え前にサービス内容をよく確認することをおすすめします。

Q

ポイント還元率7%の対象店舗はどこですか?

A

ポイント還元率が最大7%になるのは、対象のコンビニや飲食店で、スマートフォンによるタッチ決済(Visaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済)を利用した場合です。具体的な対象店舗には、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどが含まれます。対象店舗は変更される可能性があるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。

MeChoiceクレカ班
執筆者

MeChoiceクレカ班ファイナンシャルアドバイザー

MeChoiceクレカ班は、自治体・金融機関出身のファイナンシャルアドバイザーが監修し、信頼性の高いクレジットカード情報を発信しています。CFP®やFP1級保持者など有資格者が、専門知識にもとづく分かりやすい解説を提供します。

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