MeChoice
キャピタル・マーケットくらしとお金の課題解決メディア

3月の個人向け国債・地方債、5年物も2月より利率ダウンでも「まだ買い」?条件決定後の賢い選び方

PR
3月の個人向け国債・地方債、5年物も2月より利率ダウンでも「まだ買い」?条件決定後の賢い選び方

ANDRANIK HAKOBYAN/shutterstock.com

「選び方」の結論は?

どちらも定期預金を遥かに上回る好条件ですが、資金の性格によって「正解」は明確に分かれます。

「地方債(1.669%)」を選ぶべき人

結論:5年間、絶対に手をつけない「確定資金」ならこちら

静岡県債の1.669%は、国債よりも明確に高いリターンです。

地方債のリスクは「中途換金時に元本割れする可能性があること」ですが、「満期(約5年後)まで持ち切る」と決めている資金であれば、そのリスクは消滅します。

教育資金や、5年後の住宅メンテナンス費用など、使う時期が決まっているお金の置き場所として、国債プラスアルファのプレミアムは相応の魅力があります。

「個人向け国債(1.580%)」を選ぶべき人

結論:使うかもしれない「予備資金」ならこちら

「5年以内に車を買うかもしれない」「結婚資金にするかもしれない」といった、流動的なお金には国債が最強です。

個人向け国債には、「発行から1年経てば、国が元本(額面)で買い取ってくれる」という強力な保証が付いています(ペナルティは直前2回分の利子のみ)。

地方債との差は、「いつでも解約できる安心料(保険料)」と考えれば、決して高くはありません。1.58%という利率も、流動性を確保した金融商品としては破格の高水準です。

まとめ:賢い投資家のアクションプラン

2026年3月の債券市場は、2月債の利回りからは低下したとはいえ、10年債だけでなく5年債も投資妙味のある水準で確定しました。

  • 利回り重視派

地方債の「1.669%」を狙いましょう。個人向けでの募集枠は早い段階で埋まる可能性があるため、早めのチェックが必須です

  • 安全性重視派

個人向け国債(固定5年)の「1.580%」で盤石の守りを固めましょう。こちらは募集期間内であれば確実に購入可能です。

「0.089%の差」を、ご自身のリスク許容度と照らし合わせて選んでみてください。

どちらを選んだとしても、現金を銀行預金に眠らせておくより、はるかに有意義な「お金の働き場所」となることは確かです。

【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただけますようお願いいたします。

参考

高原祥子
執筆者

高原祥子記者

立教大学卒業後、海外専門の旅行会社に就職し、その後旅行業界専門誌の記者に転身。
企業決算の記事などを手掛けるうちに金融マーケットに興味を持つようになり、株式や債券の発行市場をカバーする金融専門誌の記者に転職。債券市場の動向や市況について、10年以上にわたって数多くの記事を機関投資家に向けて日経QUICKやブルームバーグ等へ執筆した。その後、株式会社フィスコでアナリストが執筆する企業調査レポートの編集を手掛けるとともに、決算などIR情報の発信業務に携わる。

現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』のLIMO編集部に所属し、LIMOでも記事を執筆している。

関連記事

ニュースの新着記事

ニュースの記事をもっと見る

Category
カテゴリ・ジャンル