イオンカードセレクト
- クレジットカード・キャッシュカード・WAONが一体型になったクレジットカード
- イオングループ対象店でポイントが基本の2倍貯まる(基本は200円につき1ポイント)
- 毎月20日・30日のお客様感謝デーで買い物代金5%OFF
- 公共料金の支払いや、給与振り込み口座に指定でポイント付与
日頃からスーパーマーケットの買い物で、キャッシュレス決済を利用している方も多いのではないでしょうか。
一般社団法人全国スーパーマーケット協会が2021年10月に公開した、スーパーマーケットにおける「キャッシュレス決済に関する実態調査(2021 年実施)」の結果によると、国内のスーパーマーケット運営企業の90%以上がクレジットカードによる決済を導入しています。
行きつけの「イオン」、「まいばすけっと」などで、クレジットカードを使って買い物をしている方も多いはず。
今回はイオン銀行が発行している「イオンカードセレクト」にフォーカス。その評判とともに、メリットおよびデメリットについて解説します。
※イオンカードセレクトは、イオン銀行の口座開設が条件となるクレジットカードです。
当記事はFP(ファイナンシャル・プランナー)の監修を受けています。
- イオンカードセレクトの基本スペック
- イオンカードセレクトの還元率
- イオンカードセレクトのメリット
- イオンカードセレクトのデメリット
- イオンカードセレクトの口コミや評判
- 3-1.
- イオンカードセレクトのメリット1:イオングループ(まいばすけっとなど)でいつでも2倍のポイント還元
- 3-2.
- イオンカードセレクトのメリット2:毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」は5%OFF
- 3-3.
- イオンカードセレクトのメリット3:毎月15日の「G.G感謝デー」は55歳以上の会員限定で5%OFF
- 3-4.
- イオンカードセレクトのメリット4:WAONオートチャージサービスの利用でもポイントがつく
- 3-5.
- イオンカードセレクトのメリット5:クレジットカード、WAON、キャッシュカード一体型
- 4-1.
- イオンカードセレクトのデメリット1:旅行保険の付帯がない
- 4-2.
- イオンカードセレクトのデメリット2:基本の還元率が0.5%と平均的
- 4-3.
- イオンカードセレクトのデメリット3:イオングループの利用がない方には恩恵が少ない
- 5-1.
- イオンカードセレクトのイイ評判
- 5-2.
- イオンカードセレクトのイマイチな評判
- 6.
- 【検証】5%OFFの日に買い物をするといくらお得か
- 7.
- まとめ
- 8.
- 参考資料
イオンカードセレクト
- クレジットカード・キャッシュカード・WAONが一体型になったクレジットカード
- イオングループ対象店でポイントが基本の2倍貯まる(基本は200円につき1ポイント)
- 毎月20日・30日のお客様感謝デーで買い物代金5%OFF
- 公共料金の支払いや、給与振り込み口座に指定でポイント付与
1イオンカードセレクトの基本スペック
内容 | |
---|---|
年会費 | 無料 |
国際ブランド | Visa・MasterCard・JCB |
WAON POINT | ・基本の還元率:0.5% ・イオングループ対象店舗での還元率:通常2倍(1.0%) |
付帯保険 |
ショッピングセーフティ保険:年間限度額50万円 クレジットカード盗難保障:紛失・盗難による不正使用に対応 |
モバイル決済 | Apple Pay・イオンiD |
2イオンカードセレクトの還元率
イオンカードセレクトの基本のポイント還元率は0.5%です。
200円(税込)につき1ポイントが付与されます。
イオングループ対象店舗で、通常2倍のポイント還元が受けられるのが特徴です。
※ポイント還元率1.0%
イオンカードセレクト
- クレジットカード・キャッシュカード・WAONが一体型になったクレジットカード
- イオングループ対象店でポイントが基本の2倍貯まる(基本は200円につき1ポイント)
- 毎月20日・30日のお客様感謝デーで買い物代金5%OFF
- 公共料金の支払いや、給与振り込み口座に指定でポイント付与
3イオンカードセレクトの5つのメリット
イオンカードセレクトのメリットとして、次の5つがあげられます。
- メリット1:イオングループ(まいばすけっとなど)でいつでも2倍のポイント還元
- メリット2:毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」は5%OFF
- メリット3:毎月15日の「G.G感謝デー」は55歳以上の会員限定で5%OFF
- メリット4:WAONオートチャージサービスの利用でもポイントがつく
- メリット5:クレジットカード、WAON、キャッシュカード一体型
イオンカードセレクトのメリット1:イオングループ(まいばすけっとなど)でいつでも2倍のポイント還元
前述したようにイオンカードセレクトは、イオングループでのショッピングにて通常の2倍のポイントが付与されます。
主なイオングループの店舗は次のとおりです。
- イオン
- イオンモール
- マックスバリュ
- ダイエー
- マルエツ
- ミニストップ
- まいばすけっと など
イオングループでは、200円(税込)のショッピングにつき2ポイントが貯まります。
イオンカードセレクトのメリット2:毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」は5%OFF
イオンカードセレクト会員は、日本全国のイオンやマックスバリュなどで開催される「お客さま感謝デー」にて購入代金より5%の割引が受けられます。
お客さま感謝デーは、毎月20日と30日です。
ちなみに5%の割引は支払いの時点でレジにて行われます。
レシートをきちんと確認しましょう。
イオンカードセレクトのメリット3:毎月15日の「G.G感謝デー」は55歳以上の会員限定で5%OFF
「G.G感謝デー」は、55歳以上のイオンカードセレクト会員が対象となる割引特典です。
「G.G感謝デー」はイオングループの対象店舗にて毎月15日に開催。
購入代金から5%の割引が適用されます。
55歳以上の会員は、事前にG.Gマーク付きのイオンカードセレクトに切り替えておきましょう。
「G.G感謝デー」の5%割引は購入時ではなく、利用代金の請求確定時に適用されます。
レジでもらうレシートには割引情報は記載されません。
イオンカードセレクト
- クレジットカード・キャッシュカード・WAONが一体型になったクレジットカード
- イオングループ対象店でポイントが基本の2倍貯まる(基本は200円につき1ポイント)
- 毎月20日・30日のお客様感謝デーで買い物代金5%OFF
- 公共料金の支払いや、給与振り込み口座に指定でポイント付与
イオンカードセレクトのメリット4:WAONオートチャージサービスの利用でもポイントがつく
イオンカードセレクトに付帯している電子マネーは「WAON(ワオン)」です。
イオンカードセレクトから電子マネーWAONにチャージした際、200円ごとに1ポイントが付与されます。
電子マネーWAONへのチャージ上限金額は5万円です。
その都度チャージすることも可能ですが、事前にオートチャージ機能を設定しておくと、レジでWAON残高が不足する心配も減ります。
イオンカードセレクトの利用で貯まるポイントを以下の表にまとめてみました。
ポイント名 | |
---|---|
イオンカードセレクトでのショッピング | WAON POINT ※200円(税込)につき1ポイント |
イオンカードセレクトから電子マネーWAONへのチャージ | WAON POINT ※200円につき1ポイント |
電子マネーWAONでのショッピング | WAONポイント ※200円(税込)につき1ポイント |
- イオンカードセレクト⇒WAON POINT(クレジットカード)
- 電子マネーWAON⇒電子マネーWAONポイント
WAONポイントは1ポイント=1円相当で、主にイオングループにて使用できます。
イオンカードセレクトのメリット5:クレジットカード、WAON、キャッシュカード一体型
イオンカードセレクトは、以下の機能が一体化しています。
- クレジットカード
- 電子マネーWAON
- イオン銀行キャッシュカード
本来ならばカードが3枚となるところ、イオンカードセレクトなら1枚に機能が集約されます。お財布の中がスッキリするのもメリットのひとつですね。
すでにイオン銀行の預金口座を開設している方は、イオンカードセレクトの発行を特におすすめします。
イオンカードセレクト会員であれば、普通預金金利最大「年0.10%」の実現が可能です。
※プラチナステージの場合
イオンカードセレクト
- クレジットカード・キャッシュカード・WAONが一体型になったクレジットカード
- イオングループ対象店でポイントが基本の2倍貯まる(基本は200円につき1ポイント)
- 毎月20日・30日のお客様感謝デーで買い物代金5%OFF
- 公共料金の支払いや、給与振り込み口座に指定でポイント付与
4イオンカードセレクトの3つのデメリット
イオンカードセレクトはイオングループでのポイント優待などのメリットを持つ一方、次の3つのデメリットが生じる可能性があります。
- デメリット1:旅行保険の付帯がない
- デメリット2:基本の還元率が0.5%と平均的
- デメリット3:イオングループの利用がない方には恩恵が少ない
イオンカードセレクトのデメリット1:旅行保険の付帯がない
イオンカードセレクトには、海外・国内ともに旅行傷害保険が付帯されていません。そのため、旅行や出張で海外などに訪れる機会が多い場合、物足りなさを感じるかもしれません。
イオンカードセレクトに付帯している保険は以下の2つです。
保険の種類 | 内容 |
---|---|
ショッピングセーフティー保険 | ・イオンカードセレクトで購入した商品が盗難や紛失による偶発的な事故で破損や汚損をした場合に適用される ※最大補償:50万円(年間) ※5000円以上の商品が対象 ※購入日から180日以内 |
クレジットカード盗難保障 | イオンカードセレクトが不正利用された際、届出日から61日前に遡り、損害分を全額補償する |
イオンカードセレクトゴールド
イオンカードセレクトを年間50万円(税込)以上利用するなどの条件を満たした会員には、イオンカードセレクトゴールドへの案内があります。
イオンカードセレクトゴールドの年会費は永年無料。インビテーションのみの発行です。
イオンカードセレクトゴールドには、海外および国内の旅行傷害保険が付帯されています。
付帯保険を充実させたい方は、ゴールドカードを目指してみるのもひとつのやり方です。
イオンカードセレクトのデメリット2:基本の還元率が0.5%と平均的
イオンカードセレクトの基本のポイント還元率は0.5%です。
年会費永年無料でも1.0%を超える還元率のカードも存在するため、還元率0.5%は平均的な数値とも言えます。還元率を重視する方にとっては、やや魅力が低いと感じる場合があるかもしれません。
イオンカードセレクトのデメリット3:イオングループの利用がない方には恩恵が少ない
イオンカードセレクトは、イオングループの対象店舗で2倍のポイントが貯まります。「お客さま感謝デー」や「G.G感謝デー」の5%割引優待も魅力的です。
そのため、近隣にイオングループの店舗がない、イオングループの店舗を利用する機会が少ない、という方にとっては、大きなメリットを感じる場面は少ないでしょう。
イオンカードセレクト
- クレジットカード・キャッシュカード・WAONが一体型になったクレジットカード
- イオングループ対象店でポイントが基本の2倍貯まる(基本は200円につき1ポイント)
- 毎月20日・30日のお客様感謝デーで買い物代金5%OFF
- 公共料金の支払いや、給与振り込み口座に指定でポイント付与
5イオンカードセレクトの評判
ここからは、イオンカードセレクトを実際に使用している方からの評判を紹介します。
イオンカードセレクトのイイ評判
イオンカードセレクトのイイ評判として、次の3つがあげられます。
- イオングループの利用機会が多い方ほどポイントが貯まりやすい
- イオン銀行での優待特典(手数料無料、普通預金金利優遇など)が受けられる
- ショッピングセーフティー保険の自己負担が0円である
イオンカードセレクトは、イオンやマックスバリュ、マルエツやミニストップなどの利用機会が多い方ほどポイントが貯まりやすいクレジットカードです。
イオングループに限れば200円(税込)ごとに2ポイントが付与されます。
イオンカードセレクト会員にとっては、イオン銀行の優待特典も見逃せません。
他行のATM利用手数料や、他行宛の振込手数料が月間で最大5回まで無料。
普通預金金利が一般的な金利の100倍となる、最大年0.1%を実現することが可能です。
また、ショッピングセーフティー保険の自己負担額が「0円」という点も、イイ評判として見受けられます。
クレジットカード付帯のショッピング保険は、たいてい3000円ほどの自己負担額が設定されています。
万が一の際の負担が、少しでも軽くなるのは嬉しいですね。
イオンカードセレクト
- クレジットカード・キャッシュカード・WAONが一体型になったクレジットカード
- イオングループ対象店でポイントが基本の2倍貯まる(基本は200円につき1ポイント)
- 毎月20日・30日のお客様感謝デーで買い物代金5%OFF
- 公共料金の支払いや、給与振り込み口座に指定でポイント付与
イオンカードセレクトのイマイチな評判
イオンカードセレクトはイオングループでのポイント優待などのイイ評判を持つ一方で、次のイマイチな評判も見受けられます。
- 支払口座に設定できるのはイオン銀行のみ
- イオングループ店舗の利用機会が少ないのでポイントが貯まりにくい
- ポイントシステムがわかりにくい
イオンカードセレクトは、イオン銀行の口座開設が発行の条件となるクレジットカードです。利用料金の支払口座(引き落とし口座)も、必然的にイオン銀行に設定されます。
イオン銀行のATMが近隣にない方にとっては、引き落としのためにイオン銀行に入金するのが面倒と感じる方もいるようです。
また、イオングループの利用機会が少ない方には通常のポイント還元率0.5%が適用されるのみのため、高還元率のカードと比べてポイントが貯まりにくいかもしれません。
そしてイオンカードセレクトのイマイチな評判には、ポイントシステムのわかりにくさも含まれます。
- クレジットカード⇒WAON POINT
- 電子マネーWAON⇒WAONポイント
どちらの利用でどのポイントが貯まるのか?を一旦整理しておく必要があるでしょう。
貯まったポイントの確認や交換は、「イオンカード 暮らしのマネーサイト」で24時間受け付けています。
6【検証】5%OFFの日に買い物をするといくらお得か
ここからはイオンカードセレクトにて、毎月20日と30日に開催される「お客様感謝デー」と、他の日にショッピングをした場合の購入代金の差額を紹介します。
購入代金の総額 | |
---|---|
毎月20日と30日の「お客様感謝デー」 | 9500円 ※1万円-(1万円×5%) |
それ以外の営業日 | 1万円 |
※消費税抜きの金額で計算しています
「5%割引のおかげで、今日のおかずをもう1品!」といったお得感が味わえるのも嬉しいですね。
イオンカードセレクト
- クレジットカード・キャッシュカード・WAONが一体型になったクレジットカード
- イオングループ対象店でポイントが基本の2倍貯まる(基本は200円につき1ポイント)
- 毎月20日・30日のお客様感謝デーで買い物代金5%OFF
- 公共料金の支払いや、給与振り込み口座に指定でポイント付与
7まとめ
イオンカードセレクトは、イオンやイオンモールなどの利用機会の多い方におすすめのクレジットカードです。
年間50万円(税込)以上のショッピング利用で、イオンゴールドカードセレクト(年会費永年無料)へのランクアップ制度も設けられています。
イオングループにてショッピングを日常的に行う方は、イオンカードセレクトの発行を検討してみてはいかがでしょうか。
イオンカードセレクトは、年間費永年無料で基本還元ポイントは0.5%のカードですが、イオングループ対象店舗での買い物では1.0%に引き上がります。普段の買い物をイオングループですることが多い人にとってはメリットを感じられるでしょう。さらに、下記の2つの感謝デーは、5%オフでお得に買い物ができます。
・毎月20日・30日の「お客さま感謝デー
・毎月15日の「G.G感謝デー」※55歳以上の会員限定
また、イオンカードセレクトの利用により、イオン銀行スコアが上がれば振込手数料が無料になったり、普通預金の金利が上がったりするのも魅力です。プラチナステージになれば、普通預金金利が年0.10%(税引後年0.079%)になります。
ただし、イオン銀行が発行するクレジットカードなので、支払い口座がイオン銀行に限定されるのはデメリットです。また、ショッピングセーフティ保険やカード盗難保障は付帯するものの、旅行保険の付帯がない点に物足りなさを感じるかもしれません。
とはいえ、イオンやまいばすけっとなどを普段の買い物で利用する人にとってはメリットがあるので、クレジットカード作成をしてお得に買い物できるといいですね。
イオンカードセレクト
- クレジットカード・キャッシュカード・WAONが一体型になったクレジットカード
- イオングループ対象店でポイントが基本の2倍貯まる(基本は200円につき1ポイント)
- 毎月20日・30日のお客様感謝デーで買い物代金5%OFF
- 公共料金の支払いや、給与振り込み口座に指定でポイント付与
8参考資料
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- イオングループ(まいばすけっとなど)でいつでも2倍のポイント還元
- 毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」は5%OFF
- 毎月15日の「G.G感謝デー」は55歳以上の会員限定で5%OFF
- WAONオートチャージサービスの利用でもポイントがつく
- クレジットカード、WAON、キャッシュカード一体型
- 旅行保険の付帯がない
- 基本の還元率が0.5%と平均的
- イオングループの利用がない方には恩恵が少ない
-
ポジティブコメント①イオングループの利用機会が多い方ほどポイントが貯まりやすい
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ポジティブコメント②イオン銀行での優待特典(手数料無料、普通預金金利優遇など)が受けられる
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ポジティブコメント③ショッピングセーフティー保険の自己負担が0円である
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ネガティブコメント①支払口座に設定できるのはイオン銀行のみ
-
ネガティブコメント②イオングループ店舗の利用機会が少ないのでポイントが貯まりにくい
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ネガティブコメント③ポイントシステムがわかりにくい
・イオンやイオンモールなどの利用機会の多い方におすすめのクレジットカード
・年間50万円(税込)以上のショッピング利用で、イオンゴールドカードセレクト(年会費永年無料)へのランクアップ