楽天ポイント運用は、貯まった楽天ポイントを活用して、投資の仕組みを学べるサービスです。
証券口座を開設しなくても気軽に始められるため、「資産運用を行う自信を付けたい」という方には特におすすめです。
本記事では、楽天ポイント運用のやり方・始め方や、失敗を避けるためのコツなどについて分かりやすく解説します。
1楽天ポイント運用とは?
楽天ポイント運用とは、「楽天ポイント」を利用して、投資を体験することができるサービスです。
楽天ポイント運用では、実際の投資信託の値動きに連動して、楽天ポイントの価値が日々変動しています。基準となる投資信託の価格が、運用を開始した時点より上がれば上がるほど、楽天ポイントを増やせるという仕組みです。
もちろん、現金を使った資産運用と同じように、タイミングによっては、運用開始時点より楽天ポイントが減ってしまうリスクもあります。
そのため、必ずしも楽天ポイントを増やせる訳ではありませんが、元手として現金を用意する必要がない上に、運用ポイントが0ポイント未満になることもないため、気軽に試すことが可能です。
さらに、楽天ポイント運用は、証券口座を開設しなくても利用できるサービスです。実際の資産運用を始める前に、予行練習としてやってみるのもおすすめです。
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2楽天ポイント運用で失敗を減らすための3つのコツ
楽天ポイント運用には、実際の投資と同じように、ポイントが必ずしも増える訳ではないというリスクが存在します。
とはいえ、気を付けるべきポイントをあらかじめ把握しておくことで、失敗する可能性を低くすることが可能です。
ここでは、楽天ポイント運用でなるべく失敗を減らすためのコツを3つ紹介します。
- 「アクティブコース」を選択する
- 一時的なマイナスで焦らずに継続する
- ポイントの追加タイミングを分散させる
「アクティブコース」を選択する
楽天ポイント運用には、アクティブコースとバランスコースの2種類ありますが、アクティブコースを選択することをおすすめします。
楽天ポイント運用のアクティブコースでは、「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」という投資信託の基準価額に連動して、ポイントの価値が決まります。
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)は、全世界の株式および債券に、株式70%・債券30%の割合で投資を行うファンドです。
一方、バランスコースは、「楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)」の基準価額に連動しています。こちらのファンドは、全世界の株式および債券に株式30%・債券70%の割合で投資しています。
一般的に、株式はハイリスク・ハイリターンで、債券はローリスク・ローリターンな金融商品です。
そのため、株式の割合が高いファンドに連動しているアクティブコースの方が、より積極的な運用を目指すコースであると言えます。
「安定した運用がしたい」という方にとっては、バランスコースの方が魅力的に感じられるかもしれません。
しかし、元手となるポイントが少ない場合、バランスコースは得られる運用益が微々たるものになってしまう可能性が考えられるため、ここでは思い切ってアクティブコースを選んでみると良いでしょう。
一時的なマイナスで焦らずに継続する
一時的なマイナスで焦ってやめてしまわずに、長い目で見て運用を継続することも、楽天ポイント運用で失敗を減らすコツの一つです。
一般的に、全世界株式を主な投資先とする投資信託は、世界経済の成長を取り込んで、右肩上がりに基準価額が上昇していくことが多いです。
そのため、「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」の値動きに連動する、楽天ポイント運用のアクティブコースも、長期的に見ればポイントを増やせる可能性が高いと言えます。
とはいえ、短期的には、米国株価下落などの影響を受けて、基準価額が値下がりすることもあります。このようなタイミングで、焦ってポイントを引き出してしまうと、将来的な値上がりの恩恵を受けられなくなってしまいます。
したがって、楽天ポイント運用では、短期的な取引を繰り返すFXなどとは異なり、ある程度、長期的な視点で運用を行うことが大切です。
ポイントの追加タイミングを分散させる
楽天ポイント運用では、一度にポイントを追加してしまわずに、ポイントの追加タイミングを分散させることで、リスクを軽減させる効果が期待できます。
楽天ポイント運用は、基準価額が安いタイミングでポイントを追加することで、後々効率よくポイントを増やせます。
ただし、実際の投資と同じように、安くなるタイミングを見計らうのは至難の業です。むしろ、人間の心理として、高いときに、より高くなることを恐れてポイントを追加し、安いときには、不安になってポイントを引き出してしまうという方は多いのではないでしょうか。
そこで、つみたて投資のように、楽天ポイントを複数回に分けて追加することによって、ポイントの価値が高いタイミングで、全てのポイントを追加してしまうリスクを回避しやすくなります。
このような投資タイミングの分散は、長期的な投資において重要な考え方となるため、今後新NISAなどで投信積立を始めたい方も、覚えておいて損はありません。
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3楽天ポイント運用のやり方を3ステップで解説
楽天ポイント運用のやり方を3ステップで解説します。
- ステップ1|楽天PointClub公式サイトへログインする
- ステップ2|ポイント運用のコースを選択する
- ステップ3|運用ポイント数を決めてポイントを追加する
ステップ1|楽天PointClub公式サイトへログインする
楽天ポイント運用を始めるために、まずは楽天PointClub公式サイトへ、楽天会員としてログインしましょう。
「ポイント運用START」のバナーを押して、楽天会員のユーザーIDとパスワードを入力します。
その後、ポイント運用に関する利用規約が表示されるため、内容を確認したら同意ボタンを押しましょう。
ステップ2|ポイント運用のコースを選択する
ポイント運用に関する利用規約へ同意した後、運用コースを「アクティブコース」と「バランスコース」の2種類から選択します。
楽天証券でポイント運用を行うなら、株式投資がメインの「楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)」の値動きに連動し、日々のポイント数の変動が大きめな「アクティブコース」を選択するのがおすすめです。
実際の投資と同じように、ポイント運用でも、ポイント数の変動幅(リスク)が大きいほど、その分大きなリターンを見込める可能性が高くなります。
ステップ3|運用ポイント数を決めてポイントを追加する
最後に、運用ポイント数を決めて、ポイントを追加すれば、楽天ポイント運用を開始できます。
楽天証券では、最低100ポイントからポイント運用を行えます。運用したいポイント数を入力した後に、「確認する」のボタンを押して、さっそくポイント運用を始めましょう。
追加したポイントは即日反映される訳ではなく、反映までに2日程度かかります。後日、再びログインして、確認しておくのがおすすめです。
スマートフォンに「楽天ポイントクラブ」のアプリを入れておけば、ポイントの反映状況の確認や、日々のポイント数のチェックをスムーズに行えます。
また、運用中の楽天ポイントは、いつでも、1ポイントから引き出すことが可能です。
ポイントの引き出しは、ポイントを追加したときと同じように、楽天PointClub公式サイトへログインするか、あるいは楽天ポイントクラブのスマホアプリを開いて行います。
ポイント運用ページの「引き出す」をクリックすると、「運用ポイント引き出し」の画面に遷移できるため、そこで引き出すポイント数を入力するか、全て引き出すを選択すれば、運用中の楽天ポイントを引き出すことができます。
ポイントの引き出しを申請してから、反映されるまでには1日程度かかるため、楽天ポイントを使う予定がある場合には、前もって申請しておきましょう。
4楽天ポイント運用のやり方を調べている人によくある質問
楽天ポイント運用のやり方を調べている人によくある質問へ回答します。
- 楽天ポイント運用を途中でやめる方法は?
- 楽天ポイント運用でポイントを自動追加できる?
- 楽天ポイント運用と「ポイント投資」は何が違う?
楽天ポイント運用を途中でやめる方法は?
楽天ポイント運用を途中でやめるには、現在運用中のポイントをすべて引き出せばOKです。
楽天ポイント運用は、金融口座を使わずに利用できるサービスのため、口座を解約するなどの手続きは必要ありません。
現在運用中の楽天ポイント数は、楽天PointClub公式サイトへログインするか、楽天ポイントクラブのスマホアプリを開くことで確認できます。
楽天ポイント運用でポイントを自動追加できる?
楽天ポイント運用では、月一など一定の間隔で、ポイントを自動追加することはできません。
そのため、つみたて投資のように、楽天ポイントを複数回に分けて追加したい場合には、手動で行う必要があります。
楽天ポイント運用に慣れてきたら、楽天ポイントを使って毎月自動で積立注文をすることも可能な、「ポイント投資」にチャレンジするのもおすすめです。
楽天ポイント運用と「ポイント投資」は何が違う?
楽天ポイント運用は、ポイントの価値を投資信託の値動きに連動させることで、資産運用を疑似的に体験できるサービスですが、「ポイント投資」は、実際の投資信託や株などの購入に、楽天ポイントを利用できるサービスのことをいいます。
ポイント投資では、楽天ポイント運用とは異なり、実際に金融商品を購入することになります。そのため、ポイント投資を行うには、楽天証券の口座が必要です。
口座開設の手間はかかるものの、アクティブコースとバランスコースの2種類しかない楽天ポイント運用と比較して、多種多様なラインナップから商品を選択できる上に、現金と楽天ポイントを併用して投資を行うことも可能です。
楽天ポイント運用で投資のコツを掴んだら、ぜひポイント投資も始めてみましょう。
まとめ|楽天ポイント運用のやり方
- 楽天ポイント運用では、アクティブコースを選択し、長期的な運用を行うことで失敗を減らせる
- 楽天ポイント運用は、楽天PointClub公式サイトへ楽天会員でログインすれば、口座開設なしですぐ始められる
- 楽天ポイント運用に慣れてきたら、「ポイント投資」にチャレンジするのもおすすめ
MeChoice編集部
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