

アコムのおまとめローンのデメリットを解説!対象ローンや金利に注目
毎月の負担軽減に役立つ、アコムの借換え専用ローン(おまとめローン)。
いくつかのローンを1つにまとめられるので、返済の管理が楽になります。
しかし、いざアコムでおまとめを検討していると、メリットだけではなくデメリットはないのか気になるのではないでしょうか?
そこで本記事では、アコムのおまとめローンのデメリットや注意点を5つ解説します。
そもそも、アコムのおまとめローンはどんな人におすすめなのかもご紹介。
一本化できる対象ローンの種類や金利、返済総額などをチェックしましょう。
アコムのおまとめローンに申し込むか迷っている人はぜひ参考にしてください。
1アコムのおまとめローンはどんな人におすすめ?
ash_SkyLine/shutterstock.com
アコムの借換え専用ローン(おまとめローン)は、消費者金融カードローンやクレジットカードのキャッシングでの借入を1つにまとめたい人におすすめです。
例えば、A社に10000円、B社に8000円、C社に12000円など、複数社から借りていると返済すること自体が面倒になりがち。
アコムのおまとめローンで一本化すれば、月に一度の返済にすっきりまとめられます。
おまとめローンのなかでも勤務先への在籍確認の電話を避けたい人にアコムはぴったりです。
原則電話での在籍確認を行わないため、周囲に知られるリスクを下げられるのがメリット。
返済専用ローンなので、着実に完済を目指せるところも魅力です。
以下で紹介するデメリットを正しく把握して、おまとめローンを上手に活用してください。
2アコムのおまとめローンは5つのデメリットに注意
アコムの借換え専用ローン(おまとめローン)を利用したいなら、押さえておきたいデメリットが5つあります。
注意点をあらかじめ確認したうえで、自分に合っているローンかを判断しましょう。
- 銀行ローンやクレジットのリボ払いは対象外
- 融資は借換え対象ローン残高の元金の範囲だけ
- 返済専用ローンのため、追加の借入ができない
- 上限金利は年18.0%。今より下がるとは限らない
- 返済期間が長いと総額が増える可能性がある
2-1 銀行ローンやクレジットのリボ払いは対象外
アコムの借換え専用ローン(おまとめローン)では、銀行での借入やクレジットカードのショッピング利用分をまとめられません。
おまとめできる対象ローンは、消費者金融からの借入とクレジットカードでのキャッシングに限られる点に注意しましょう。
銀行カードローンやクレジットのリボ払いも一本化したい人は、おまとめ対象に含まれている他のローンを選ぶ必要があります。
もしくは、銀行での借入やクレジットのショッピング利用分は別で返済してください。
2-2融資は借換え対象ローン残高の元金の範囲だけ
アコムのおまとめローンで借りられる金額は、借換えの対象になるローン残高の元金の範囲だけです。
すでに発生している利息分は別で用意する必要があるので注意してください。
例えば、A社で20万円、B社で50万円、C社で10万円を借りている場合、3社分をまとめると80万円までの融資が受けられます。
アコムのおまとめローンでは、借入金の返済にプラスして余分に借りることができません。
3社の借入分をまとめて80万円なら、借入額は80万円が限度です。
余裕を持って100万円を借りるなどの追加融資はできず、返済専用のローン商品であることを認識しておきましょう。
2-3返済専用ローンのため、追加の借入ができない
アコムのおまとめローンは返済専用ローンのため、利用中も追加の借入ができない点に注意してください。
例えば、複数社からの80万円の借入をおまとめした場合を考えてみましょう。
返済を続けて借入残高が60万円に減っても、支払った20万円分の利用枠が空くわけではなく、追加で借りることはできません。
返済専用ローンは、返済に集中して確実に借入残高を減らしたい人に向いています。
返済しながら状況に応じて借入も行いたいなら、返済専用ローンではなく通常のカードローンでのおまとめがおすすめです。
限度額が80万円のカードローンで20万円を返済すれば、再度20万円まで借りられます。
アコムの返済専用おまとめローンを利用するなら、今後の借入はせずにしっかりと完済を目指しましょう。
2-4上限金利は年18.0%。今より下がるとは限らない
アコムのおまとめローンの上限金利は年18.0%と高めであり、今より金利が下がるとは限らない点に気をつけてください。
すでに年18.0%よりも低金利で借りている人は、おまとめすることで返済の負担が増える可能性があります。
実際に適用される金利は審査を受けてみないと分からないため、結果を見て判断するといいでしょう。
なお、利息制限法により、100万円以上の借入における上限金利は年15.0%と定められています。
100万円以上のローンを一本化すれば、アコムでも年15.0%以下の金利に。
今借りているローンの平均金利が年15.0%を超えているなら、おまとめによって返済を楽にできるでしょう。
複数社から合計100万円以上の借入がある人は、ぜひおまとめローンを検討してくださいね。
2-5返済期間が長いと総額が増える可能性がある
アコムのおまとめローンを利用して返済期間を延ばすと、支払い総額が増える可能性があります。
今の借入条件よりも金利が下がったり、月々の返済額が減ったりしていても、トータルでは損になることも。
返済の負担を楽にするつもりが、かえって負担が増えないように気をつけてください。
例えば、A社に10000円、B社に8000円、C社に12000円の合計30000円を毎月返済している人がアコムのおまとめローンを契約すると、ひと月の返済額を20000円程度に抑えられるかもしれません。
しかし、おまとめ前なら3年ほどで完済できる計画だったものが、おまとめローンでは4年ほどに延びることもありえます。
返済期間が長いとその分利息が増えるため、支払い総額がアップしてしまうでしょう。
おまとめローンを上手に活用するには、事前のシミュレーションが欠かせません。
金利の低さや月々の支払い額の少なさだけではなく、完済までの支払い回数や合計の支払い予定額もしっかり確認しておきましょう。
3アコムのおまとめローンのメリットも押さえよう
5つのデメリットを把握したところで、アコムの借換え専用ローン(おまとめローン)のメリットも見ていきましょう。
デメリットにしっかり対処でき、以下のメリットに魅力を感じる人は、アコムの審査を受けてみてください。
- 原則電話での在籍確認なし!バレ対策が充実
- アルバイトやパートでも安定収入があればOK
- 返済管理が楽に!確実な完済を目指せる
3-1原則電話での在籍確認なし!バレ対策が充実
アコムの借換え専用ローン(おまとめローン)は、原則として電話での在籍確認を行わない点がメリットです。
周囲に知られるリスクを減らしたい人や、職場に電話がかかってくるのを避けたい人にぴったりといえます。
電話による在籍確認の手間がかからない分、審査がスムーズに実施されやすいでしょう。
ローンの審査では返済能力の確認が必ず実施されますが、アコムは原則として申告内容や提出書類でチェックを行います。
もし、審査の状況によって電話確認が必要になったとしても、申し込んだ本人の許可なく勝手に職場へ電話をかけることはありません。
なお、アコムのような消費者金融ではない、銀行のおまとめローンの場合は、勤務先に電話確認を行うことが一般的です。
銀行ローンは消費者金融よりも低金利で借りられる傾向にあるものの、バレにくさを重視する人には向かないでしょう。
電話確認を避けたいならアコムのおまとめローンがおすすめです。
3-2アルバイトやパートでも安定収入があればOK
アコムのおまとめローンは、アルバイトやパート勤務の人も利用対象なのがメリットです。
正社員や契約社員などの会社員でなくてもいいので、多くの人が申し込めるでしょう。
安定した収入さえあれば勤務形態は問われません。学生でも収入を得ていれば審査を受けられます。
他社のおまとめローンのなかには、会社員でなければ申し込めないものや、年収に具体的な条件があるものも。
アコムは自営業者も利用でき、細かな条件は設定されていません。
20歳以上で毎月一定の収入を得ている人は、アコムのおまとめローンをぜひ活用してください。
3-3返済管理が楽に!確実な完済を目指せる
アコムのおまとめローンを利用して借入金を1つにまとめれば、返済管理が楽になります。
複数社で借りているとそれぞれ別の返済日に別の返済額を用意する必要がありますが、おまとめローンならアコムに返済するだけでOK。
支払い忘れやお金の不足が起きにくく、スムーズに返済を進めやすいでしょう。
返済専用ローンのため、追加で借りたくなる気持ちにブレーキをかけやすいのもメリットです。
追加の融資を受けるには、別のローンで改めて審査を受けなければなりません。
アコムのおまとめローンは、今後の借入をやめて、今ある借金の完済を確実に目指したい人におすすめです。
4おまとめローンを探しているならアコムをチェック
アコムの借換え専用ローンはおまとめローンとして利用できます。
気になるデメリットとして、銀行ローンやクレジットのショッピング分には使えないこと、返済専用ローンなので追加の借入ができないことなどに注意しましょう。
また、おまとめによって返済期間を延ばすと、合計返済額が増えてしまう可能性もあります。
デメリットに正しく対処したうえで、アコムのおまとめローンを賢く活用してくださいね。
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