

JCBカードWと楽天カードを徹底比較!選ぶならどっち?サービスやポイント還元率を解説
年会費無料でポイントが貯まりやすいクレジットカードを探しているみなさんの中で、「JCBカードW」と「楽天カード」は特に比較されやすい2枚です。
どちらも年会費0円で持てる上に、「使えば使うほどポイントが貯まる」お得な共通点を持っています。
ただし、それぞれ得意なサービスやポイントの貯め方などが異なるため、あなたのライフスタイルに合った一枚を選ぶことが大切です。
「Amazonと楽天市場のどちらをよく使う?」「行きつけのお店での使い勝手はどう?」や「毎月の公共料金支払いはいくらくらい?」など、日ごろのカード利用方法を振り返りながら、この記事を参考に、あなたにピッタリの一枚を見つけましょう。
- JCBカードW vs 楽天カード「選ぶならどっち?」おすすめなのはこんな人
- JCBカードWと楽天カードの基本スペック
- JCBカードWと楽天カード結局どっちを選ぶべきか

JCB カード W
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・QUICPay
国際ブランド
JCB
ポイントアップ
優待店で最大ポイント21倍
ポイント還元率
通常1.0%

楽天カード
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・QUICPay
国際ブランド
Visa・Mastercard・JCB・American Express
ポイントアップ
楽天市場で楽天カード利用で最大3倍
ポイント還元率
通常1.0%
1JCBカードW vs 楽天カード「選ぶならどっち?」おすすめなのはこんな人
maruco/iStock
JCBカードWは、Amazon・スターバックス・セブンイレブンといったJCB ORIGINAL SERIESパートナーでのお買い物が多い人にぴったりです。入会対象年齢が「18歳〜39歳」と制限されていますが、JCBカードWに一度入会すれば、40歳以降も年会費無料で継続して利用できます。
一方の楽天カードは、楽天市場や楽天ペイなどの「楽天経済圏」でのカード利用が多い人にうってつけ。
JCBカードWと楽天カードは、どちらも年会費が永年無料で持ちやすく、基本のポイント還元率の高さが魅力です。
2JCBカードWと楽天カードの基本スペック
| JCBカードW | 楽天カード |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
国際ブランド | JCB | Visa・MasterCard・JCB・American Express |
ポイント | Oki Dokiポイント:基本の還元率1% | 楽天ポイント:基本の還元率1% |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) | 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) |
モバイル決済 | Apple Pay・Google Pay・QUICPayなど | Google Pay・Apple Pay・QUICPay・楽天ペイなど |
追加カード | ETCカード・家族カード | ETCカード・家族カード |
3JCBカードWと楽天カードのお得なサービスの違い
どちらも年会費無料で便利に使えるため、JCBカードWと楽天カードのどちらが良いか迷う方は多いでしょう。しかし、この2枚は「どこで使うと最もお得か」という点で大きな違いがあります。
あなたのライフスタイルに合う1枚を見つけるためには、普段の生活でよく利用するお店やサービスを振り返ることが重要です。
- JCBカードWはAmazon・スターバックス・セブンイレブンなどでお得
- 楽天カードは楽天市場などの楽天経済圏でお得
3-1JCBカードWはAmazon・スターバックス・セブンイレブンなどでお得
JCBカードWは、Amazon・スターバックス・セブンイレブンなどの、JCB ORIGINAL SERIESパートナーでよくお買い物をする人にぴったりです。
事前にポイントアップ登録をすればパートナー店での支払いで大きくポイントアップ。例えば、Amazonやセブンイレブンでのショッピングはポイントが4倍、スターバックスカードへのオンライン入金・チャージは10倍、Starbucks eGiftの購入は20倍です。
2025年8月現在、メルカリ、ウエルシア、ビックカメラ、サンマルクカフェを始めとする幅広いサービスや店舗がパートナーとしてラインアップしています。
よく使うサービスやお店がパートナーとなっているかをチェックしてみましょう。
JCB カード W

ナンバーレスなら最短5分(※)でカード番号発行
公式サイトで申し込む- 年会費永年無料
- 通常のJCBカードの「2倍のポイント」が貯まる
- 「ナンバーレス」か「番号あり」を選べる
- Amazonやスターバックスカードへのチャージでお得にポイントが貯まる
※ 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
※ 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
3-2楽天カードは楽天市場などの楽天経済圏でお得
楽天カードは、楽天市場をはじめとする楽天経済圏でのサービス利用が多い人にうってつけです。
楽天市場でのお買い物では、楽天カードで支払うことでポイントが3倍(還元率3%)になるのがメリット。ポイントの内訳は以下の通りです。
- 楽天カード通常分:1%
- 楽天市場利用分:1%
- 楽天カード特典分:1%
楽天経済圏には、楽天モバイルや楽天銀行などとあわせれば、楽天市場でのお買い物のポイントが最大18倍(※)になるスーパーポイントアッププログラムがあります。
(※2025年8月28日時点)
普段から楽天市場でのショッピングが多い人は、楽天カードに要注目です。
4どちらも年会費は無料。ポイント還元率や使い勝手、デザインを比較
Oleksii Didok/iStock
JCBカードWも楽天カードも、どちらも年会費が永年無料で、ポイントが貯まりやすいことで高く評価されています。一見すると似ている2枚ですが、実はそれぞれ異なる強みを持っています。
あなたがクレジットカードを選ぶ際に重視するポイントはどこでしょうか。ここからは、両カードの大きく異なる特徴を詳しく解説していきます。
4-1JCBカードWは公共料金のポイント還元率も高い
公共料金の支払いでもお得にポイントを得たいなら、JCBカードWに注目しましょう。
JCBカードWは、公共料金の支払いもほかのお買い物と変わらず、カード利用代金1,000円(税込)につき2ポイントがもらえます。
ひと月の公共料金の支払いが2万円なら、月に40ポイント、年間で480ポイント。
貯まったポイントは、ビックカメラのビックポイントやJAL・ANAのマイルなど、さまざまな提携先のポイントに交換可能です。交換先によっては、1ポイントあたり5円分の価値で利用できるため、年間で2,400円分相当となります。
一方、楽天カードによる公共料金の支払いは、ほとんどが500円につき1ポイントと、通常の還元率(100円で1ポイント)に比べて80%減となることに注意が必要です。
同じくひと月の公共料金の支払いが2万円の場合、月に40ポイント(40円相当)、年間で480ポイント(480円相当)にしかなりません。
4-2JCBカードWはETCカードが無料
ETCカードを無料で持ちたい人なら、JCBカードWがぴったりです。毎月や毎年の利用金額に関わらず、JCBカードWがあればETCカードの年会費はかかりません。
一方、楽天カードの場合、ETCカードの年会費は550円(税込)です。ただし、会員ランクがダイヤモンド会員(※1)・プラチナ会員(※2)なら年会費が無料です。楽天系列のサービスの利用頻度が高い人ならコストをかけずにETCカードを持つことができます。
※1 ダイヤモンド会員:前月末日からさかのぼって6ヶ月間の合計4,000ポイント以上獲得、・ポイント獲得回数が30回以上
※2 プラチナ会員:前月末日からさかのぼって6ヶ月間の合計2,000ポイント以上獲得・ポイント獲得回数が15回以上
4-3楽天カードは国際ブランドが4種類から選べる
クレジットカードの国際ブランドをこだわって選びたい人には、楽天カードがおすすめです。
楽天カードは、Visa・MasterCard・JCB・American Expressの4種類からチョイスが可能。一方、JCBが発行するJCBカードWは、国際ブランドがJCBしか選べません。
特定の国際ブランドへのこだわりがなければ、楽天カードとJCBカードW、どちらも視野に入るでしょう。
すでにJCBブランドのカードを持っていて、他のブランドでもう一枚欲しい場合などは、楽天カードの入会を検討してみましょう。
また、JCBは日本発の唯一の国際ブランドです。JCBブランド独自の特典やサービスに魅力を感じた場合は、もちろんJCBカードWを検討してみるのがおすすめです。
4-4楽天カードはカードデザインが豊富
豊富な券面デザインからクレジットカードを選びたい人は、楽天カードが狙い目です。
楽天のキャラクターである「お買いものパンダ」や、ミッキーマウスなどのディズニーキャラクター、楽天イーグルス・ヴィッセル神戸のデザインなど、複数の選択肢があります。
もちろん、グレーを基調とした落ち着いたデザインも選択可能です。一方、JCBカードWは、濃い紺色のシンプルなデザイン1種類のみと、選べない点に注意しましょう。
5JCBカードWと楽天カード結局どっちを選ぶべき?
Amazon・スターバックス・セブンイレブンをよく利用するならJCBカードW、楽天市場などの楽天経済圏を使うなら楽天カードがおすすめです。
また、JCBカードWは、公共料金の支払いでポイントをお得に貯めたい人や、ETCカードを無料で持ちたい人にもぴったり。入会は18歳から39歳までという年齢制限がありますが、一度作ってしまえば40歳以降もずっと年会費無料で使えるため、長く使い続けたい人にとって大きなメリットとなります。
楽天カードは、JCB以外の国際ブランドのカードがほしい人や、たくさんのカードデザインから選びたい人にもおすすめです。
どちらのクレジットカードを選んでも、年会費が無料でありながらポイント還元率が高い点が魅力的。よく使うお店でお得になるほうを選びましょう。
6迷ったら2枚持ちもおすすめ
Amazonも楽天市場もどちらもよく使っている場合など、迷ったら2枚持ちも検討しましょう。
Amazonやスターバックスでの買い物ではJCBカードWを使い、楽天市場では楽天カードを選択すると上手にポイントが貯められます。
公共料金はJCBカードWで支払い、JCBカードWでETCカードを発行するのがかしこい方法です。
国際ブランドを分けたいなら、楽天カードでVisa・MasterCard・American Expressからチョイスするといいでしょう。

JCB カード W
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・QUICPay
国際ブランド
JCB
ポイントアップ
優待店で最大ポイント21倍
ポイント還元率
通常1.0%

楽天カード
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・QUICPay
国際ブランド
Visa・Mastercard・JCB・American Express
ポイントアップ
楽天市場で楽天カード利用で最大3倍
ポイント還元率
通常1.0%
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MeChoice編集部
