
CMでお馴染みの楽天カードとドコモユーザーに人気のdカード。
どちらも還元率が高くポイントがザクザク貯まるおすすめのクレジットカードですが、どちらを選ぶべきか決めかねている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、楽天カードとdカードの違いについて特徴やメリットなどを比較しながら紹介します。
選ぶならどちらがよいか、自分に合っているクレジットカードは一体どちらなのか、ぜひ参考にしてみてください。

- 2-1.
- 楽天カードのメリット
- 2-2.
- dカードのメリット
- 3-1.
- 楽天カードのデメリット
- 3-2.
- dカードのデメリット
- 4.
- 楽天カードとdカード結局どっちを選ぶべき?
- 5.
- 楽天カードとdカードの2枚持ちもおすすめ
- 6.
- まとめ
楽天カード

- 基本のポイント還元率1.0%
- 楽天市場では3.0%のポイント還元率
- 提携店が多くポイントが貯めやすい
- 通常ポイントは有効期限が更新される
- 2枚目のカード発行可能
dカード

- 基本のポイント還元率が1.0%
- d払いとの相性抜群
- 購入後1年間最大1万円のケータイ補償
- 電子マネーiDに対応
1楽天カードとdカードの基本スペックを比較

楽天カード | dカード | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
国際ブランド | Visa・MasterCard・JCB・American Express | Visa・MasterCard |
ポイント還元率 | 1.0% | 1.0% |
付帯保険 | ・海外旅行傷害保険:最高2000万円 ・カード盗難保険 |
・dカードケータイ補償 最大1万円(購入後1年間) ・お買い物あんしん保険 年間最大100万円(自己負担額3000円/1事故) ・旅行保険(29歳以下) 国内最大1000万円・海外最大2000万円 |
モバイル決済 | Google Pay・Apple Pay・楽天ペイ・その他クレジットカードとして「楽天カード」の登録が可能な決済ツール | Apple Pay |
追加カード | 家族カード・ETCカード | 家族カード・ETCカード |
2楽天カードとdカードのメリットを比較

楽天カードとdカードは、ともに年会費が永年無料のクレジットカードですが、それぞれの特徴は異なります。
クレジットカードは、デメリットよりメリットが多い方が使う側としては嬉しいですよね。
ポイント還元率や利用できる店舗など、それぞれのメリットを分かりやすく比較しながら説明します。
どちらのクレジットカードを選ぶか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
楽天カードのメリット
楽天カードのポイント還元率は1%です。
楽天カードを使って楽天市場で買い物をするとポイントが最大16倍にアップします。
これは「スーパーポイントアッププログラム」と呼ばれる楽天カード独自のスペシャルな企画です。
例えば、通常の買い物であれば100円につき1ポイントしか付与されませんが、楽天市場で同じ買い物をした場合、通常購入分に加え「楽天カード通常分+1倍」「楽天カード特典分+1倍」のポイントが加算され、ポイントが+2倍になります。
通常よりもポイントがザクザク貯まるので使わない手はありません。
貯まったポイントは、グルメやショッピング、美容や趣味など楽天グループサービスの店舗であればどこででも利用できます。
旅行で楽天カードを利用したいと考えている人も大丈夫。
楽天カードは海外旅行保険が付帯しているので、旅行先での怪我や病気が補償されます。
海外の治療費は日本よりも高額なので保険が付帯されていると安心して旅行が楽しめますね。
dカードのメリット
dカードのポイント還元率は、楽天カードと同じ1%です。
還元率が高いので、持っていて損はありません。
dカードは特約店で買い物をすることにより、通常1%の還元率に加え特約店ポイントが加算されます。
ポイント加算率は特約店で異なり、例えばJALで利用すると「通常ポイント1%」+「特約店ポイント1%」でポイントが2%にアップします。
特約店の中で最もポイント加算率が高いのが「スターバックス」の4%です。
スターバックスの愛飲者にとっては嬉しいポイント還元ですね。
ポイントを貯める裏ワザとして、「d払いの支払い方法をdカードに設定+d払いを利用」でポイントの2重取りができます。
また2つの方法に「対象の加盟店でdポイントカードを提示」することでポイントの3重取りができます。
3重取りは特約店での利用ポイント加算が大きくなることもあるので、積極的に利用してみるのもおすすめです。
dカードにはiD機能も搭載されています。
IDは非接触でスムーズな支払いができるので非常に便利です。
ポイントは100円につき1ポイント貯まります。
利用できる店舗が国内150万以上もあるので、利用できるので幅が広がりますね。
3楽天カードとdカードのデメリットを比較

楽天カードとdカードは、還元率が高い、ポイントがザクザク貯まるというメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。
デメリットを知らずにクレジットカードを作ってしまうと契約後に後悔してしまうこともあるのできちんと確認しておくことをおすすめします。
それでは、楽天カード・dカードそれぞれのデメリットについて比較しながら見ていきましょう。
楽天カードのデメリット
楽天カードのETCカードは条件を達成しない限り550円(税込)の年会費がかかります。
ETCカードの年会費を無料するためには以下2つの方法があります。
- 楽天ゴールドカード・プレミアムカードを所有する
- プラチナランク・ダイヤモンドランク会員になる
楽天カードから楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードにグレードアップさせることで、ETCカードの年会費を永年無料にすることができます。
楽天カードはポイントをたくさん貯めることによって「楽天ポイントクラブ」のランクが上がります。
ランクは過去6か月間で獲得したポイント数と獲得回数で決まり、プラチナランクで「2,000ポイント+15回」、ダイヤモンドランクで「4,000ポイント+30回」で達成できます。
還元率1%を誇る楽天カードですが、公共料金などのポイント還元率は0.2%と低いです。
生活費全般をクレジットカード払いにしている人も少なくないと思いますが、楽天カードの場合は還元率が低いので注意しましょう。
また、通常ポイントは、最後にポイントを獲得した月から1年間有効ですが、キャンペーンなどで付与される期間・用途限定ポイントは、有効期限が設定されています。
有効期限は数ヶ月と短く、過ぎると失効してしまうため、できる限り早めに使い切ってしまう方が得策です。
どのくらいのポイントがいつ失効するのかは、楽天ポイントクラブのサイトで確認できます。
dカードのデメリット
旅行や出張が多い人にとってクレジットカードを選ぶ一つの要点となるのが、旅行保険の付帯ではないでしょうか。
dカードにも一応旅行付帯はあるのですが、問題は対象になっている年齢です。
dカードで旅行保険の対象となるのは29歳以下で、30歳以上の人は対象外になります。
dカードは株式会社NTTドコモが発行しているクレジットカードです。
貯まったポイントをドコモの利用料金に充てる、携帯の紛失や修理不能故障の場合は補償される、といったサービスがありますが、これらのサービスはドコモ・ahamoユーザーにのみ適用されます。
そのため、ドコモ・ahamoユーザー以外の人からするとメリットが少ないと感じてしまいます。
さらに、dカードはVisa・Mastercardの2つの国際ブランドしかありません。
どちらの国際ブランドも国内・海外問わず利用できるため海外旅行にはうってつけですが、
国内のみでの利用を考えるとやはり日本生まれのJCBブランドが初めてクレジットカードを持つ人にもおすすめです。
4楽天カードとdカード結局どっちを選ぶべき?

楽天市場などの楽天経済圏で利用することが多いという人は楽天カードを、ドコモ・ahamoユーザーの人はdカードが向いています。
楽天カードでは、スーパーポイントアッププログラムによってポイントがザクザク貯まります。
また、国際ブランドもVisaやMastercard以外にJCBやAMEXが用意されているので選択肢を増やしたい人にもおすすめです。
ただ、ETCカードの年会費がかかったり、公共料金のポイント還元率が低かったりするので、使い方には工夫が必要です。
一方のdカードは、ドコモ・ahamoユーザーが便利に利用できるサービスが多いです。
29歳以下であれば旅行保険も付帯されているので、安心して旅行が楽しめますよ。
残念なのは国際ブランドがVisaとMastercardの2つからしか選べないことです。
国際ブランドにこだわっている人からすると選択肢の物足りなさを感じてしまうかもしれません。
5楽天カードとdカードの2枚持ちもおすすめ

楽天カードとdカードはどちらも1%の高還元率を誇るクレジットカードです。
100円につき1ポイントもらえるので、ポイントを貯めやすいクレジットカードであることは間違いありません。
ただ、どちらを選ぶか迷っている人は、2枚持ちをしてみるのもおすすめです。
楽天カードには楽天Edyが、dカードにはiD機能がそれぞれ搭載されています。
2つを使い分けることでキャッシュレスの幅を広げることができ、ポイントも同時に貯めることができますよ。
また異なる国際ブランドを持ちたいと思う人は、dカードでVisaまたはMastercardを選んでおいて、楽天カードでJCBかAMEXを選ぶということもできます。
またdカードは、29歳以下であれば国内旅行保険が自動で付帯されます。
会費が無料でありながら保険も付帯されているとなるとお得でしかありません。
万が一の時のことを考えると保険は付帯されていた方が安心ですよ。
6まとめ
楽天カードとdカードについて、特徴やメリットなどを比較しながら紹介しました。
楽天カード・dカードともに年会費無料で高還元率を誇るクレジットカードです。
楽天カードは、ポイントプログラムによってポイントがザクザク貯まり、貯まったポイントは楽天グループが展開する店舗で利用できます。
dカードは加盟店や特約店が多いので、ポイントの使い道に困ることはないでしょう。
楽天カードには海外旅行保険が、dカードには29歳以下を対象とした国内旅行保険が付帯しています。
2枚持ちすれば海外旅行も国内旅行も安心です。
単純に自分の生活環境の中で利用しやすい方を選んでみてもいいですし、国際ブランドへのこだわりがあるなら自分の好きな国際ブランドを選ぶなど選び方にもいろいろな方法があります。
ぜひ今回紹介した内容を参考に、自分に合った方のクレジットカードを選んでみてください。
どうしても選べないという場合は、2枚持ちを検討してみるのも一つの選択肢です。
楽天カード

- 基本のポイント還元率1.0%
- 楽天市場では3.0%のポイント還元率
- 提携店が多くポイントが貯めやすい
- 通常ポイントは有効期限が更新される
- 2枚目のカード発行可能
dカード

- 基本のポイント還元率が1.0%
- d払いとの相性抜群
- 購入後1年間最大1万円のケータイ補償
- 電子マネーiDに対応