

PayPayカードと三井住友カードを徹底比較!還元率・特典などどっちがお得?
「PayPayカード」と「三井住友カード(NL)」、どちらも人気の年会費無料カードですが、自分にはどちらが合っているのかお悩みではありませんか?
この記事を読めば、両カードの明確な違いを理解し、あなたのライフスタイルに最適な一枚を選ぶことができます。
今回は、以下の3つの項目についてご紹介します。
- PayPayカードと三井住友カードの8つの違い
- それぞれどのような人におすすめか
- ゴールドカードのスペック比較
ポイント還元率や特典を最大限に活用するために、まずは両カードの比較から始めましょう。

PayPayカード
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
—
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay
国際ブランド
Visa・Mastercard・JCB
ポイントアップ
PayPayクレジットで払えば最大1.5%
ポイント還元率
通常1.0%

三井住友カード(NL)
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD等
国際ブランド
Visa・Mastercard
ポイントアップ
対象のコンビニ・飲食店で最大20%還元
ポイント還元率
通常0.5%
1PayPayカードと三井住友カードを徹底比較【8つの違い】どっちがお得?
PayPayカードと三井住友カード(NL)は、基本還元率や特典、付帯保険など8つの点で異なります。
どちらも年会費無料でありながら、独自の強みを持つカード。
ご自身のライフスタイルに合った一枚を選ぶことが大切です。
具体的には、以下の8つのポイントで違いが見られます。
- 年会費
- ポイント還元率
- ポイントの使いやすさ
- 付帯保険の内容
- 国際ブランド
- 電子マネー・スマホ決済との相性
- ステータス性
- 特典・優待サービス
PayPayカードと三井住友カード(NL)、あなたのライフスタイルによりフィットのはどちらのクレジットカードでしょうか。
それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
1-1【比較ポイント1】年会費
PayPayカードと三井住友カード(NL)は、どちらも本会員・家族カードともに年会費が永年無料です。
ランニングコストを気にすることなく、気軽に持てる点は両カードに共通する大きなメリットと言えるでしょう。
ただし、高速道路の利用に便利なETCカードの年会費には違いがあります。
PayPayカードのETCカードは、利用の有無にかかわらず年会費として550円(税込)が必要です。
一方で、三井住友カード(NL)のETCカードは初年度の年会費が無料で、翌年以降も年に1回以上利用すれば年会費はかかりません。
ETCカードの利用を考えている人にとっては、三井住友カード(NL)の方がコストを抑えられるため有利です。
三井住友カード(NL)

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- 対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済をするとおトク
1-2【比較ポイント2】ポイント還元率
ポイント還元率は、クレジットカードを選ぶときに最も重要視したい要素の一つです。
PayPayカードの基本還元率は1.0%であるのに対し、三井住友カード(NL)は0.5%となっており、普段の利用ではPayPayカードの方がポイントを貯めやすいと言えます。
一方、三井住友カード(NL)は特定のシーンで非常に高い還元率を発揮します。
セブン-イレブンやローソン、マクドナルドといった対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を利用すると、ポイント還元率が最大7%にまでアップ。
これらのお店をよく利用する人にとっては、大きなメリットとなるでしょう。
一方、PayPayカードも独自のポイントアップ特典を備えています。
決済回数や金額などの条件を満たす「PayPayステップ」を達成すると、基本還元率が1.5%にアップします。
さらに、Yahoo!ショッピングやLOHACOでの利用では、毎日最大5%のポイント還元が受けられるため、これらのオンラインストアを頻繁に利用する人には非常に魅力的です。
1-3【比較ポイント3】ポイントの使いやすさ
貯めたポイントの使いやすさも重要な比較ポイントです。
PayPayカードで貯まる「PayPayポイント(通常)」には有効期限がないため、失効を気にすることなく自分のペースで貯めて利用できます(※1)。
一方、三井住友カード(NL)で貯まるVポイントは、ポイント最終利用日(貯める・使う・交換する)から1年間が有効期限ですが、カードを定期的に利用していれば実質的に無期限で利用可能です(※2)。
PayPayポイントは、PayPay残高に自動で反映され、全国のPayPay加盟店での支払いにそのまま利用可能。
非常にシンプルで分かりやすいのが特徴です。日常の買い物で手軽にポイントを消費したい人に適しています。
対照的に、VポイントはVポイントPayアプリを通じてVisaのタッチ決済対応店舗で利用できるほか、ANAマイルや他の共通ポイントへの交換も可能です。
ポイントの活用方法の幅広さを重視したい人にとっては、Vポイントの柔軟性は魅力的かもしれません。
※1 PayPayポイントには、LINEヤフーグループの一部サービスで利用でき、有効期限が限定された「PayPayポイント(期間限定)」もあります。
※2 有効期限が限定されたVポイントとして、利用先が限定された「ストア限定Vポイント」と、どこでも使える共通のVポイントの2種類があります。
1-4【比較ポイント4】付帯保険の内容
万が一の際に役立つ付帯保険も、両カードで大きく異なります。
PayPayカードには、海外・国内旅行傷害保険やショッピング保険がついていません。そのため、付帯保険を重視する人にはデメリットとなるでしょう。
一方、三井住友カード(NL)には、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯。
さらに独自サービスの「選べる無料保険」では、初期設定で付帯されている海外旅行傷害保険を他の保険に変更可能。
スマートフォンの盗難や破損に備える保険や、他人への賠償責任に備える保険などにプランに切り替えができます。
海外旅行の機会が少ない人でも、自分に必要な補償を選べるため、無駄のない実用的なサービスと言えるでしょう。
三井住友カード(NL)

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1-5【比較ポイント5】国際ブランド
三井住友カード(NL)では、選べる国際ブランドはVisaとMastercardの2種類です。
どちらも世界中に加盟店が多く、国内外問わず幅広いシーンで利用できます。
一方で、PayPayカードはVisa、Mastercardに加えて、JCBも選択可能です。
JCBは日本発の国際ブランドで、特に国内の加盟店数が多いのが強みです。
さらに、JCB独自のキャンペーンや優待サービスも用意されており、魅力的な選択肢となっています。
すでにVisaやMastercardのカードをお持ちで、別ブランドを持ちたいと考えている場合や、JCBブランドにこだわりがある場合は、JCBを選べるPayPayカードが最適な選択肢になるでしょう。
1-6【比較ポイント6】電子マネー・スマホ決済との相性
スマートフォンを利用したキャッシュレス決済との連携も、カード選びの重要なポイントです。
PayPayカードと三井住友カード(NL)は、どちらもApplePayとGooglePayに対応しており、スマートフォンをかざすだけでスピーディーな支払いが可能です。
ただし、対応する決済サービスには若干の違いがあります。
三井住友カード(NL)は、Visaブランドの場合「タッチ決済」と「iD」、Mastercardブランドの場合「タッチ決済」と「iD」(ApplePay)または「iD」(GooglePay)に対応しています。
一方、PayPayカードはVisaとMastercardブランドでは「タッチ決済」と「QUICPay」、JCBブランドでは「QUICPay」に対応しています。
特に注意が必要なのは、三井住友カード(NL)のMastercardブランドをAndroidスマートフォンで利用する場合、GooglePayでのタッチ決済には対応していない点です。
三井住友カード(NL)の高還元特典はスマホのタッチ決済が条件となるため、Androidユーザーの人は国際ブランドにVisaを選択するのが賢明です。
1-7【比較ポイント7】ステータス性
クレジットカードのステータス性は、カードオーナーの信頼性を示す一つの指標となることがあります。
この点で、三井住友カード(NL)は銀行系カードとしての高い信頼性を背景に、優れたステータス性を備えた一枚と言えるでしょう。
「三井住友ブランド」は、ビジネスシーンやフォーマルな場面でも安心して利用できるでしょう。
一方、PayPayカードは比較的新しい流通系のカード。ステータス性の点では三井住友カードに一歩譲ります。
しかし、そのシンプルでモダンなデザインと、PayPayという決済サービスの圧倒的な普及率は、新しい時代のスタンダードとしての価値を持つ一枚とも言えるでしょう。
伝統性や信頼性を重視するなら三井住友カード(NL)、先進性や利便性を重視するならPayPayカードへの入会を検討してみると良いかもしれませんね。
三井住友カード(NL)

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1-8【比較ポイント8】特典・優待サービス
クレジットカードの魅力は、ポイント還元だけでなく、独自の特典や優待サービスにもあります。
PayPayカードは、ソフトバンクやワイモバイルのユーザーへの特典が魅力的。スマートフォンの通信料金支払いでポイント還元率がアップします。
一方、三井住友カード(NL)は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの利用で高い還元率を誇ります。
スマホのタッチ決済を利用することで、パーク内や隣接する商業施設での支払いがお得になります。
また、学生限定特典として、対象のサブスクリプションサービスの支払いで還元率がアップするなど、特定の層をターゲットにした手厚いサービスも。
このように、PayPayカードと三井住友カード(NL)には、それぞれ異なる領域で手厚い特典があります。
趣味やライフスタイルに合った特典を楽しめる一枚を選ぶこと。
それが、クレジットカードライフへの満足度を高めるカギとなるでしょう。
2PayPayカードがおすすめな人の特徴5選
PayPayカードは、PayPay決済やYahoo!ショッピングを頻繁に利用し、高い基本還元率を求める人に特におすすめの一枚です。
ソフトバンクやワイモバイルユーザーにも大きなメリットが。
いわゆるPayPay経済圏で生活する人にとって、とてもお得なカードです。
具体的には、以下のような特徴を持つ人にPayPayカードは最適です。
- PayPayを日常的に利用する人
- Yahoo!ショッピングでの買い物が多い人
- ソフトバンクやワイモバイルの携帯電話を利用している人
- とにかく年会費無料で高い基本還元率のカードが欲しい人
- 券面のデザインはシンプルなものを好む人
これらの特徴に当てはまる人は、PayPayカードへの入会を検討してみると良いでしょう。それぞれの理由を詳しく解説します。
2-1【PayPayカードがおすすめな人1】PayPayをよく使う人
日常的にQRコード決済のPayPayを利用している人には、PayPayカードが最適です。
PayPayの支払い方法としてPayPayカードを登録すると、PayPay残高へのチャージが不要になる「PayPayクレジット」が利用可能になります。
これにより、チャージの手間が省けるだけでなく、支払い時のポイント還元率も優遇されます。
PayPayアプリ単体での支払い(PayPay残高払い)の基本還元率は0.5%ですが、PayPayカードを支払い元に設定した「PayPayクレジット」なら基本還元率が1.0%になります。
さらに、PayPayステップの条件を達成すれば最大1.5%まで還元率がアップするため、PayPayを使えば使うほどお得になる仕組みです。
三井住友カード(NL)をPayPayに登録して支払ってもPayPayポイントは付与されないため、PayPayユーザーにとってはこの差は非常に大きいと言えるでしょう。
2-2【PayPayカードがおすすめな人2】Yahoo!ショッピングで買い物する人
オンラインショッピングでYahoo!ショッピングやLOHACOを頻繁に利用する方にとって、PayPayカードは必須とも言える一枚です。
これらのサイトでPayPayカードを利用すると、毎日最大5%のポイント還元を受けられます。
この高い還元率は、ストアポイント(1%)、PayPayカードの基本ポイント(1%)、そしてLINEアカウントとの連携による特典ポイント(3%)の合計によって実現するものです。
特別なキャンペーン期間でなくても常にこの還元率が適用されるため、計画的に買い物をしなくても効率的にポイントを貯めることが可能です。
Yahoo!ショッピングユーザーであればPayPayカードを選ぶメリットは非常に大きいでしょう。
2-3【PayPayカードがおすすめな人3】ソフトバンクユーザー
ソフトバンクやワイモバイルのスマートフォンを利用している人は、PayPayカードを通信料金の支払いに設定すると、最大1.5%のポイント還元が受けられます。
これは、通信料金という毎月発生する固定費で効率的にポイントを貯められる大きなチャンスです。
三井住友カード(NL)で支払う場合は基本還元率の0.5%にとどまります。
ソフトバンクユーザーであればPayPayカードを選ぶことで、年間を通じてかなりのポイント差が生まれることになります。
通信キャリアとクレジットカードの連携による特典を最大限に活用したい人には、PayPayカードがおすすめです。
2-4【PayPayカードがおすすめな人4】年会費無料でポイントを貯めたい人
クレジットカードに多くの機能を求めず、年会費無料で効率的にポイントを貯めたいと考える人に、PayPayカードは最適な選択肢です。
基本のポイント還元率が1.0%と、年会費無料のカードの中では高い水準にあります。
三井住友カード(NL)の基本還元率0.5%と比較すると、その差は明らかです。
特定の店舗やサービスに利用が偏らない人にとっては、どこで使っても安定して高い還元を受けられるPayPayカードのメリットは大きいでしょう。
複雑な条件を気にすることなく、日々のあらゆる支払いで着実にポイントを積み重ねたい人には、PayPayカードが推奨されます。
2-5【PayPayカードがおすすめな人5】シンプルなカードを求める人
クレジットカードのデザインにシンプルさやモダンさを求める人には、PayPayカードが適しています。
券面にカード番号やセキュリティコードが印字されていない、すっきりとした印象のナンバーレス仕様です。
「P」のロゴが配置されたシンプルな券面は、カラーバリエーションも豊富。
ブラック・ラベンダー・ブルー・ピンクの4色展開なので、自分の好みに合わせて選ぶ楽しみもあります。
三井住友カード(NL)もナンバーレスですが、伝統的な銀行系カードのデザインを踏襲しています。
より現代的でミニマルなデザインを好む人であれば、PayPayカードのデザインに魅力を感じるかもしれません。

PayPayカード
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
—
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay
国際ブランド
Visa・Mastercard・JCB
ポイントアップ
PayPayクレジットで払えば最大1.5%
ポイント還元率
通常1.0%

三井住友カード(NL)
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD等
国際ブランド
Visa・Mastercard
ポイントアップ
対象のコンビニ・飲食店で最大20%還元
ポイント還元率
通常0.5%
3三井住友カードがおすすめな人の特徴5選
三井住友カード(NL)は、対象のコンビニや飲食店での利用が多く、セキュリティやステータス性を重視する人に最適です。
海外旅行保険やSBI証券との連携など、特定のニーズを持つユーザーにとって価値の高いカードと言えます。
具体的には、以下のような特徴を持つ人に三井住友カード(NL)はおすすめです。
- コンビニやマクドナルドを日常的に利用する人
- カードのセキュリティを最優先に考える人
- 銀行系カードならではのステータス性を求める人
- 海外旅行の機会が多い人
- SBI証券で積立投資を行っている、または始めたい人
ご自身の利用シーンと照らし合わせて、三井住友カード(NL)のメリットを活用できそうかチェックしてみましょう。
3-1【三井住友カードがおすすめな人1】コンビニやマクドナルドをよく利用する人
セブン-イレブンやローソンといったコンビニエンスストアや、マクドナルド、サイゼリヤなどの飲食店を頻繁に利用す人人にとって、三井住友カード(NL)は非常にお得なカードです。
これらの対象店舗でスマートフォンのタッチ決済を利用すると、ポイント還元率が最大7%に達します。
日常的な少額決済が積み重なるコンビニやファストフードでの利用で、これほど高い還元率が適用されるのは大きなメリットです。
PayPayカードの基本還元率は1.0%であるため、これらの店舗での利用に限定すれば、三井住友カード(NL)の方が圧倒的に効率よくポイントを貯めることができます。
ランチや休憩で対象店舗をよく使う人は、三井住友カード(NL)を持つ価値が非常に高いと言えるでしょう。
3-2【三井住友カードがおすすめな人2】セキュリティを重視する人
三井住友カード(NL)は、クレジットカードの不正利用リスクを心配している人にぴったりの1枚です。
このカードの最大の特徴は、カードの表面と裏面のどちらにもカード番号や有効期限、セキュリティコードが記載されていない完全なナンバーレス仕様であること。
お店でカードを使う際に、他人からカード情報を盗み見される心配がありません。
カード情報は、専用の「Vpassアプリ」でいつでも安全に確認できるので、ネットショッピングでも安心して使えます。
長年の実績と信頼を誇る三井住友カードは、銀行系カードならではの強固なセキュリティ体制を備えており、より高い安心感を得られるでしょう。
不正利用のリスクを減らし、セキュリティの高さを最優先に考える人には、三井住友カード(NL)がおすすめです。
3-3【三井住友カードがおすすめな人3】ステータス性を求める人
クレジットカードに実用性だけでなく、ある程度のステータス性を求める人には、三井住友カード(NL)が推奨されます。
三井住友カードは日本を代表するメガバンク系のクレジットカード会社であり、そのブランドには長年培われてきた信頼と格式があります。
年会費無料のカードでありながら、その背景にある銀行系の信頼性は、ビジネスシーンやフォーマルな場での支払いにおいても安心感を与えてくれます。
また、年間100万円の利用などの条件を満たすことで、年会費永年無料で「三井住友カードゴールド(NL)」へアップグレードできる可能性も。
将来的なステップアップも視野に入れられる点は、ステータスを重視する人にとって大きな魅力です。
3-4【三井住友カードがおすすめな人4】海外旅行によく行く人
海外旅行や出張の機会が多い人にとって、三井住友カード(NL)の付帯保険は大きな安心材料となります。
このカードには、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯。旅行代金をこのカードで支払うことで、万が一の病気やケガに備えることができます。
さらに、「選べる無料保険」サービスを利用すれば、海外旅行傷害保険を、携行品損害保険や個人賠償責任保険など、日常生活に役立つ保険に切り替えることも可能です。
PayPayカードには保険が付帯していないため、年会費無料で手厚い補償を備えたい方には、三井住友カード(NL)への入会を検討してみると良いでしょう。
3-5【三井住友カードがおすすめな人5】SBI証券で積立投資をしている人
SBI証券でNISAなどの資産運用を行っている、またはこれから始めたいと考えている人には、三井住友カード(NL)がおすすめ。
SBI証券では、投資信託の積立を三井住友カード(NL)で行う「クレカ積立」が可能です。
このサービスを利用すると、積立額に対してVポイントが付与されます。
将来のための資産形成をしながら、着実にポイントも貯められるのは大きなメリットです。
PayPayカードもPayPay証券でクレカ積立が可能ですが、対象銘柄の多さではSBI証券に軍配が上がります。
すでにSBI証券を利用中、もしくは利用予定の人にとっては三井住友カード(NL)との連携がスムーズでおすすめです。
三井住友カード(NL)

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- ナンバーレスで安心安全
- 対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済をするとおトク
4PayPayカード ゴールドと三井住友カードゴールド(NL)の比較ポイント5つ
PayPayカードと三井住友カード(NL)には、それぞれ上位ランクのゴールドカードが存在します。
これらのカードは、年会費がかかる分、より充実した特典や高いポイント還元率を提供しており、利用額が多い人にとっては一般カードよりもお得になる可能性があります。
ここでは、「PayPayカード ゴールド」と「三井住友カードゴールド(NL)」を5つの視点から比較し、どちらがどのような人に適しているかを解説します。
- 年会費と特典のコストパフォーマンス
- ポイント還元率の上限
- 付帯保険の充実度
- 空港ラウンジサービス
- ステータス性とデザイン
ご自身の年間利用額や求めるサービスに応じて、最適なゴールドカードを選びましょう。
4-1【ゴールドカード比較1】年会費と特典のコストパフォーマンス
ゴールドカードを選ぶ際、年会費の金額だけではなく、それに見合った特典を受け取れるかは、最も大切な判断基準となるでしょう。
PayPayカードゴールドの年会費は11,000円(税込)であるのに対し、三井住友カードゴールド(NL)は5,500円(税込)です。
さらに、三井住友カードゴールド(NL)には年間100万円以上利用すると、翌年以降の年会費が永年無料になります。
この条件を達成すれば、実質無料でゴールドカードを持ち続けることが可能です。
また、毎年100万円の利用を達成すると、継続特典として10,000円相当のポイントが付与されるため、使い方によっては年会費以上のリターンが期待できます。
一方、PayPayカードゴールドには年会費が無料になる特典はありません。
しかし、ソフトバンクやワイモバイルの通信料支払いで最大10%還元など、特定の条件下で高い還元率を誇ります。
スマートフォンや自宅のインターネット回線などをソフトバンク系のサービスに集約している人などにとっては、年会費を上回るメリットを感じることができるかもしれません。
あなたの支出パターンを振り返り、より高いコストパフォーマンスを発揮できる一枚を見極めることが大切です。
4-2【ゴールドカード比較2】ポイント還元率の上限
ゴールドカードの魅力の一つは、一般カードよりも高いポイント還元率です。
PayPayカードゴールドの基本還元率は1.5%と非常に高く、さらにPayPayステップの条件を達成すると最大2.0%まで上昇します。
特に、ソフトバンクの通信料金やSoftBank光の支払いでは最大10%という驚異的な還元率を誇ります。
一方、三井住友カードゴールド(NL)の基本還元率は0.5%と一般カードと変わりませんが、年間100万円利用時の10,000ポイントの継続特典を加味すると、実質的な還元率は1.5%相当になります。
また、一般カードと同様に、対象のコンビニ・飲食店でのスマホタッチ決済で最大7%の還元を受けられる特典も健在です。
結論として、ソフトバンク経済圏での利用が多いならPayPayカードゴールド、年間100万円の利用を見込みつつ、コンビニなどでの利用も多いなら三井住友カードゴールド(NL)が、それぞれ高い還元率を実現できるでしょう。
4-3【ゴールドカード比較3】付帯保険の充実度
旅行や高額な買い物をする機会が多い人にとって、付帯保険の充実度はカード選びの重要な要素です。
PayPayカードゴールドは、海外旅行傷害保険が最高1億円(自動付帯)、国内旅行傷害保険が最高5,000万円(利用付帯)と、手厚い補償額となっています。
また、年間最高300万円のショッピングガード保険も付帯しており、安心してショッピングを楽しめます。
一方、三井住友カードゴールド(NL)の旅行傷害保険は、海外・国内ともに最高2,000万円(利用付帯)です。
補償額ではPayPayカードゴールドに劣りますが、一般カードと同様に「選べる無料保険」サービスが利用できるため、旅行に行かない期間は他の保険に切り替えるといった柔軟な使い方が可能です。
純粋な補償額の高さを求めるならPayPayカードゴールド、ライフスタイルに合わせた補償内容を重視するなら三井住友カードゴールド(NL)に軍配が上がります。
三井住友カード ゴールド(NL)

条件達成で年会費無料で持てるゴールドカード
公式サイトで申し込む- 年間100万円の利用で通常5,500円(税込)の年会費が翌年以降永年無料
- 通常ポイント還元とは別に年間100万円の利用で10,000ポイントをプレゼント(毎年年間100万円の利用の場合)
- 対象のコンビニ・飲食店での利用で高還元率
- 海外・国内旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
- お買物安心保険:最高300万円
- 国内の主要空港とハワイ ホノルルの空港内にあるラウンジを無料で利用可能
4-4【ゴールドカード比較4】空港ラウンジサービス
飛行機での移動が多い人にとって、空港ラウンジサービスはクレジットカード選びのポイントとなる大切な特典です。
PayPayカードゴールドと三井住友カードゴールド(NL)は、どちらも国内の主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを無料で利用できるサービスを提供しています。
これにより、フライト前の慌ただしい時間を静かで快適な空間で過ごすことができます。
利用できるラウンジの数や質に大きな差はないため、この点では両カードは互角と言えるでしょう。
4-5【ゴールドカード比較5】ステータス性とデザイン
ステータス性とカード券面のデザインも、ゴールドカードを持つ醍醐味の一つですよね。
三井住友カードゴールド(NL)は、伝統的な銀行系カードとしての高い信頼性と格式を誇ります。
シンプルかつ洗練されたグリーンの券面は、フォーマルなシーンにも馴染む品格を備えています。
表面と裏面のどちらにもカード情報が記載されていない「完全ナンバーレス」で、紛失・盗難時のセキュリティを強化しつつ、デザイン性の高さを両立させています。
一方、PayPayカードゴールドは、先進的なIT企業が発行するカードとしてのモダンなイメージが特徴です。
ゴールドを基調としながらも、無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインは、現代のキャッシュレス時代のスマートさを彷彿させます。
表面はナンバーレスで、セキュリティとデザイン性を両立。
一方で裏面にはカード情報が記載されているため、オンラインショッピングなどで手軽に情報を確認できる点では利便性が高いと言えるでしょう。
どちらのカードも、スタイリッシュなデザイン性とセキュリティを両立。
伝統と信頼のステータスを重視するなら三井住友カードゴールド(NL)、時代性とスマートさを重視するならPayPayカードゴールドが、それぞれの価値観に合った選択となりそうです。
5まとめ

PayPayカード
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
—
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay
国際ブランド
Visa・Mastercard・JCB
ポイントアップ
PayPayクレジットで払えば最大1.5%
ポイント還元率
通常1.0%

三井住友カード(NL)
ポイント
年会費
永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD等
国際ブランド
Visa・Mastercard
ポイントアップ
対象のコンビニ・飲食店で最大20%還元
ポイント還元率
通常0.5%
本記事では、PayPayカードと三井住友カード(NL)をさまざまな面から比較しました。
結論として、PayPay経済圏でのカード利用が多い人にはPayPayカード、対象のコンビニ・飲食店での利用が多い人には三井住友カード(NL)が、それぞれ適した一枚となりました。
両カードの主な違いは以下の通りです。
- 基本還元率:PayPayカード(1.0%)が優位
- 特定店舗での還元:三井住友カード(NL)がコンビニ等で最大7%と強力
- 付帯保険:三井住友カード(NL)に「選べる無料保険」があり充実
- ETCカード:三井住友カード(NL)は条件付きで年会費無料
どちらのカードも年会費無料で、魅力的な特典が用意されています。
利用シーンに応じて2枚を使い分けるのも賢い選択かもしれません。
行きつけのお店、利用頻度の高いECサイト、スマートフォンの契約状況などを分析し、あなたのライフスタイルと消費行動にぴったりハマる一枚を探してみましょう。
三井住友カード(NL)

キャッシュレス時代のスタンダード
公式サイトで申し込む- 年会費永年無料
- 毎日のお買物でポイントが貯まる
- ナンバーレスで安心安全
- 対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済をするとおトク
6よくある質問
6-1PayPayカードと三井住友カードはどちらがポイントが貯まりやすいですか?
利用シーンによって異なります。日常的な支払いやYahoo!ショッピングでは基本還元率が高いPayPayカードが有利です。
一方、セブン-イレブンやマクドナルドなど対象のコンビニ・飲食店を頻繁に利用するなら、スマホのタッチ決済で高い還元率になる三井住友カード(NL)がポイントを貯めやすいでしょう。
6-2PayPayカードと三井住友カードは両方持っても問題ありませんか?
はい、問題ありません。PayPayカードと三井住友カード(NL)はどちらも年会費が永年無料のため、2枚持っていても維持コストはかかりません。
利用シーンに応じて使い分けることで、それぞれのカードの強みを生かし、効率的にポイントを貯めることが可能です。
例えば、ローソンなどのコンビニでは三井住友カード(NL)、Yahoo!ショッピングではPayPayカードといった使い分けがおすすめです。
6-3PayPayカードと三井住友カードの審査はどちらが厳しいですか?
両カードの明確な審査基準は公開されていないため、どちらが厳しいかを一概に断定することはできません。
一般的に、年会費無料のクレジットカードは、ゴールドカードなどの高ランクカードと比較して申し込みのハードルは低い傾向にあります。
どちらのカードも年会費は永年無料ですので、まずは申し込んでみることをおすすめします。
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MeChoice編集部
