

年収900万円クラスにおすすめのクレジットカード10選《ゴールド・プラチナ級》ステータス×還元率で選ぶ納得の一枚!
「年収900万円にふさわしいクレジットカードはどれだろう?」
「ステータスも還元率も妥協したくないけれど、選択肢が多すぎて最適な一枚がわからない」
このようなお悩みはありませんか?
この記事を読めば、あなたのライフスタイルをより豊かにする、まさに究極の一枚を見つけることができます。
下記についてご紹介します。
- 年収900万円クラスにおすすめのカード10選
- 失敗しないクレジットカードの選び方
- プラチナカードがもたらす特別なメリット
ご自身の価値観に合ったゴールドカードやプラチナカードを比較検討し、ワンランク上のカードライフを始めましょう。

三井住友カード プラチナプリファード
ポイント
年会費
33,000円(税込)
旅行保険
海外・国内 最高5,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD等
国際ブランド
Visa
ポイントアップ
プリファードストア(特約店)最大9%
ポイント還元率
通常1.0%

JCBプラチナ
ポイント
年会費
27,500円(税込)
旅行保険
海外:最高1億円、国内:最高1億円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・QUICPay
国際ブランド
JCB
ポイントアップ
優待店利用で最大20倍
ポイント還元率
通常0.1%

ダイナースクラブカード
ポイント
年会費
24,200円(税込)
旅行保険
海外:最高1億円、国内:最高1億円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay
国際ブランド
Diners Club
ポイントアップ
対象店でポイント5倍!
ポイント還元率
通常1.0%

三井住友カード ゴールド(NL)
ポイント
年会費
5,500円(税込)※年100万円利用で年会費永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円、国内:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD等
国際ブランド
Visa・Mastercard
ポイントアップ
年間100万円利用で10,000ポイント
ポイント還元率
通常0.5%

dカード GOLD
ポイント
年会費
11,000円(税込)
旅行保険
海外:最高1億円、国内:最高5,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD
国際ブランド
Visa・Mastercard
ポイントアップ
dカード特約店で倍率アップ
ポイント還元率
通常1.0%
1年収900万円クラスにおすすめのクレジットカード10選《ゴールド・プラチナ級》
経済的なゆとりを感じる年収900万円クラスになると、クレジットカードの選択肢は格段に広がります。スタンダードクラスの一般カードから、特典豊富なゴールドカード、さらには最高級のサービスが付帯するプラチナカードまで、あなたのライフスタイルや価値観に合わせて最適な一枚を選ぶことができます。
ここでは、ステータス性、ポイント還元率、付帯サービスの質、そして年会費とのバランスを総合的に評価。年収900万円のハイクラス層に特におすすめできる10枚のクレジットカードを厳選しました。各カード独自の魅力を比較し、あなたの生活をさらに豊かに彩る最高の相棒を見つけてください。
1-1【年収900万円クラスにおすすめのクレジットカード1】アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード:年会費39,600円(税込)
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは、旅行とダイニングに特化したハイグレードなゴールドカードです。最大の特長は、カード継続特典で指定ホテルでの1泊2名分の無料宿泊券が付与される「フリー・ステイ・ギフト(※)」。これだけで年会費の一部、あるいはそれ以上の価値を実感できる可能性があります。
※年間200万円以上利用で付与
ポイントプログラム「メンバーシップ・リワード・プラス」では、日常の買い物で効率よくポイントが貯まります。対象加盟店やサービスの利用ではポイントが3倍になるなど、優待店での高い還元率も魅力です。貯めたポイントは、ANAやJALを始めとする提携航空会社マイルへの交換や、旅行代金への充当など、フレキシブルに活用できます。
グルメ優待として、厳選された高級レストランでコース料理が1名分無料になる「ゴールド・ダイニング by 招待日和」が付帯。ここぞという特別な記念日や会食といったオケージョンを華やかに彩るサービスです。年会費は高めに設定されていますが、それに見合うだけの価値ある体験と最高級のサービスが提供される、まさに王道のステータスカードと呼べる一枚です。
上位の「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
1-2【年収900万円クラスにおすすめのクレジットカード2】三井住友カード プラチナプリファード:年会費33,000円(税込)
三井住友カード プラチナプリファード

ポイント還元率特化型のプラチナカード
公式サイトをみる- 新規入会&利用特典で+40,000ポイントプレゼント
- プリファードストアで利用すると通常ポイント1%に加え、追加ポイントをプレゼント(通常ポイント還元 1%+特約店利用還元 最大14%)※2025年3月20日(木)より最大10%となります。
- 対象のコンビニ・カフェ・ ファストフード・ファミリー レストラン・タクシー・ふるさと納税などで通常ポイント還元1% 特約店利用還元6%、多様なカテゴリから 80店以上の特約店がラインナップ
三井住友カード プラチナプリファードは、ポイント還元に特化して設計されたプラチナカードです。通常のポイント還元率が1%と高く設定されており、日常のあらゆる支払いで効率的にポイントを貯めることができます。
最大の特長は特約店「プリファードストア」での利用で、ポイント還元率が大幅にアップする点。宿泊予約サイトのExpediaやHotels.comでは最大10%(※)、コンビニやカフェなどでも高い還元率が適用され、ライフスタイルに合わせて賢くポイントを貯められます。
※通常ポイント1%+特約店利用還元9%
さらに、前年の利用額に応じてボーナスポイントが付与される継続特典も魅力です。年間利用額100万円ごとに10,000ポイント(最大40,000ポイント)が進呈されるため、利用額が多い方ほど年会費以上の価値を実感できます。ステータス性を保ちつつ、高いリターンを追求したい方に最適な一枚です。
上位の「三井住友カードプラチナプリファード」についてはこちらの記事で紹介しています。
1-3【年収900万円クラスにおすすめのクレジットカード3】JCBプラチナ:年会費27,500円(税込)
JCBプラチナ

JCBプラチナで最上級の体験を
公式サイトで申し込む- 海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯)
- 世界各地1,500か所以上の空港ラウンジを無料利用「プライオリティ・パス」
- 専用のプラチナ・コンシェルジュデスクは24時間365日利用
JCBプラチナは、日本唯一の国際ブランドであるJCBが発行する、信頼性とステータスを兼ね備えたプラチナカードです。プラチナ級カードとしては年会費は比較的手ごろで、コストパフォーマンスに優れている点が大きな魅力です。
カードオーナーは24時間365日対応のコンシェルジュデスクを利用できます。旅行の手配からレストランの予約まで、専門のスタッフが様々な要望に応えてくれるため、多忙なビジネスパーソンの心強い秘書として機能します。
また、世界中の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」が無料で付帯するほか、国内の厳選されたレストランでコース料理が1名分無料になる「グルメ・ベネフィット」など、プラチナカードならではの上質なサービスが揃っています。
さらに、JCBプラチナの利用実績を積むことで、完全招待制の最上位カード「JCBザ・クラス」への道が開かれる可能性もあります。将来的なステータスアップを目指す方にも推奨される一枚です。
JCBゴールドとの比較についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
1-4【年収900万円クラスにおすすめのクレジットカード4】ダイナースクラブカード:年会費24,200円(税込)
ダイナースクラブカード

ダイナースクラブのサービスを余すことなく利用できるカード
詳細を見る- ご利用可能枠一律の制限なし:ご利用可能枠は、会員お一人様ごとのご利用状況やお支払い実績などによって個別に設定しています。
- 多彩な優待サービス:グルメ、トラベル、エンタテイメント、ゴルフなど多彩なシーンで活用いただける優待サービスをご用意
- 会員限定イベントへのご招待:ダイナースクラブでは、会員様限定のイベントを多数開催
ダイナースクラブカードは、世界で最初のクレジットカードブランドとして知られ、その歴史と伝統に裏打ちされた高いステータス性を誇ります。特にグルメ関連の優待が非常に充実しており、グルメにこだわる方にはぜひおすすめです。
代表的な特典である「エグゼクティブ ダイニング」では、対象の高級レストランで所定のコースを2名以上で利用すると、1名分の料金が無料になります。記念日や接待など、特別な食事のシーンで、お得と満足感を実感できる、価値の高いサービスと言えるでしょう。
また、このカードは利用可能枠に一律の制限を設けていない点も大きな特徴です。会員一人ひとりの利用状況や信用力に応じて柔軟に限度額が設定されるため、高額な決済にも対応しやすいという利点があります。国内外1,600カ所以上の空港ラウンジが無料で利用できるなど、トラベルサービスも充実しており、アクティブなライフスタイルを支える一枚です。
ダイナースクラブカードの審査については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
1-5【年収900万円クラスにおすすめのクレジットカード5】三井住友カード ゴールド(NL):年会費5,500円(税込)
三井住友カード ゴールド(NL)

条件達成で年会費無料で持てるゴールドカード
公式サイトで申し込む- 年間100万円の利用で通常5,500円(税込)の年会費が翌年以降永年無料
- 通常ポイント還元とは別に年間100万円の利用で10,000ポイントをプレゼント(毎年年間100万円の利用の場合)
- 対象のコンビニ・飲食店での利用で高還元率
- 海外・国内旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
- お買物安心保険:最高300万円
- 国内の主要空港とハワイ ホノルルの空港内にあるラウンジを無料で利用可能
三井住友カード ゴールド(NL)は、ゴールドカードのステータス性と実用的な特典を、コストパフォーマンスで提供する一枚です。最大の特長は、年間100万円以上利用すると、翌年以降の年会費が永年無料になる点。一度条件を達成すれば、コストをかけずにゴールドカードの優待を享受し続けられます。
日常的な使い勝手も非常に良く、対象のコンビニや飲食店でスマートフォンのタッチ決済を利用すると、高いポイント還元率が適用されます。これにより、日々の支払いで効率的にポイントを貯めることが可能です。
もちろん、ゴールドカードとしての基本的な特典も備わっています。国内の主要空港ラウンジが無料で利用できるほか、充実した旅行傷害保険(※)も付帯。さらに、年間100万円の利用を達成すると、10,000円相当のボーナスポイントが進呈されるため、実質的なメリットは非常に大きいです。初めてゴールドカードを持つ方や、コストを抑えながら質の高いサービスを求める方に最適な一枚と言えるでしょう。
※海外・国内最高2,000万円
三井住友カードの即時発行については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
1-6【年収900万円クラスにおすすめのクレジットカード6】楽天プレミアムカード:年会費11,000円(税込)
楽天プレミアムカードは、楽天市場の利用頻度が高い方や、海外出張・旅行の機会が多い方にとってコストパフォーマンスの高い一枚です。年会費は11,000円と手頃ながら、プラチナカード級の特典が付帯しています。
最大の魅力は、世界1,400カ所以上(※)の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」の最上位プランであるプレステージ会員に無料で登録できる点す。通常であれば高額な年会費が必要なこのサービスを無料で利用できます。
※2025年1月時点
また、楽天市場での買い物では常に高いポイント還元率が適用されるため、楽天経済圏の利用頻度が高い方であれば、ポイントだけで年会費の元が取れるケースも難しくないでしょう。
また、「選べるサービス」として、楽天市場コース、トラベルコース、エンタメコースが用意されており、自分のライフスタイルに合わせて特典をカスタマイズできるのもユニークな点です。
楽天プレミアムカードのメリットについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
1-7【年収900万円クラスにおすすめのクレジットカード7】dカード GOLD:年会費11,000円(税込)
dカード GOLD
- お支払い方法をdカード GOLDに設定すると対象のドコモ利用料金の1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%ポイント還元(※ahamo/irumo/ahamo光 利用料金・端末代金・事務手数料等一部対象外あり)
- 対象のケータイ料金プラン(eximo・eximoポイ活・ahamo・irumo等)のご契約でドコモでんき Greenの電気料金100円(税抜)(※燃料費等調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は対象外)ごとにお住まいのエリアに応じてポイント還元
- d払いの支払い方法をdカードに設定&利用でポイント還元率アップ
- ケータイ補償3年間で最大10万円
- 国内・ハワイの主要空港ラウンジ利用無料
dカード GOLDは、NTTドコモのユーザーにとってメリットが大きいゴールドカードです。最大の特長は、毎月のドコモの携帯電話料金やドコモ光の利用料金の支払い方法に設定すると、税抜金額の10%がdポイントとして還元される点(※)。家族の通信費をまとめている場合、この特典だけで年会費を十分に回収できる可能性もあります。
基本のポイント還元率も1%と高く、日常の買い物でもdポイントが効率的に貯まります。さらに、購入から3年間、最大10万円まで補償される「dカードケータイ補償」が付帯しており、万が一のスマートフォンの故障や紛失時にも安心です。
充実した海外・国内旅行保険、国内およびハワイの主要空港ラウンジが無料で利用できるなど、ゴールドカードとしての基本的なサービスも備わっています。ドコモのサービスを利用している方であれば、最優先で検討すべき一枚と言えるでしょう。
※ドコモ mini/irumo/ahamo/ahamo光利用料金・端末代金・事務手数料等一部対象外あり
上位のdカード PLATINUMについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
1-8【年収900万円クラスにおすすめのクレジットカード8】Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード:年会費34,100円(税込)
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードは、世界最大のホテルグループであるマリオット ボンヴォイのプログラムと提携した、旅行好きには見逃せないクレジットカードです。
最大の特長は、カードを保有するだけでマリオット ボンヴォイの上級会員資格が自動付与される点。これにより、滞在時のボーナスポイント獲得や、優先的なレイトチェックアウトなどの特典を受けられます。
基本のポイント還元は、日常の利用で100円につき3ポイント(マリオット ボンヴォイポイント)が貯まり、マリオット ボンヴォイ参加ホテルでの利用では100円につき6ポイントと還元率がアップ(※)。貯めたポイントは、無料宿泊特典や航空会社のマイルへの交換に利用できます。
※ポイント加算対象外の加盟店、100円=3または2Marriott Bonvoyポイントとして加算されない加盟店、年会費などポイント加算対象外の利用分が一部あり
さらに、年間250万円以上利用すると、無料宿泊特典(50,000ポイント相当まで)が付帯するなど(※)、年会費以上の価値を生み出すことも可能です。もちろん、国内外の空港ラウンジの無料利用など、アメックスのプロパーカードとしての充実した付帯サービスも備えています。
※プログラム期間(カード入会日/切替日から毎年1年間)での利用実績
旅行好きにおすすめのJAL CLUB-Aゴールドついては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
1-9【年収900万円クラスにおすすめのクレジットカード9】セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード:年会費22,000円
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、個人事業主や経営者の方に特化した特典が充実しているビジネスカードですが、個人与信で審査が行われるため、会社員の方でも発行可能です。初年度の年会費が無料であるため、プラチナカードのサービスを気軽に試すことができます。
ビジネスシーンで役立つ優待が豊富に用意されており、経費管理の効率化やビジネスサポートサービスを利用できます。また、JALマイルを効率的に貯めることができる「SAISON MILE CLUB」に登録可能な点も大きな魅力です。
もちろん、プライベートでも活用できる特典も充実。世界中の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」に無料で登録できるほか、アメックスブランドのプラチナカードとしての上質なサービスを享受できます。年間200万円以上の利用で翌年度の年会費が半額になる優遇もあり、公私の両面でアクティブな方にとって非常に価値の高い一枚です。
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
1-10【年収900万円クラスにおすすめのクレジットカード10】エポスプラチナカード:年会費30,000円
エポスプラチナカードは、ポイント還元と特典のバランスに優れた、非常にコストパフォーマンスの高いプラチナカードです。年間利用額に応じてもらえるボーナスポイントが充実しており、例えば年間100万円の利用で20,000ポイントが付与されるため、使い方次第で年会費の実質的な負担を大幅に軽減できます。
このカードの大きなメリットとして、世界中の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」が無料で付帯する点が挙げられます。さらに、カードラウンジでは同伴者1名も無料で利用できるため、パートナーとの旅行にも最適です。
また、コンシェルジュサービスや、対象レストランで1名分のコース料金が無料になるグルメクーポンなど、プラチナカードならではの特典もしっかりと備わっています。エポスゴールドカードからの招待で入会すると年会費が割引される制度もあり、計画的にステータスアップを目指す方にも推奨される一枚です。
エポスカードについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
2年収900万円クラスの人向けクレジットカードの選び方5つのポイント
年収900万円の方がクレジットカードを選ぶ際は、単に決済機能だけでなく、自身のライフスタイルを豊かにする付加価値を重視することが重要です。
年会費、ポイント還元率、ステータス性、付帯サービス、そして将来性の5つの視点から総合的に判断することで、後悔のない最適な一枚を見つけることができます。これらの要素を理解し、自身の価値観と照らし合わせることが、賢いカード選びの第一歩となります。
2-1【選び方のポイント1】年会費に見合う特典とサービス
高ランクのクレジットカードを選ぶ際、年会費は重要な判断基準となります。年会費は、カードが提供する特典やサービスに対する投資と考えるべきです。例えば、頻繁に海外出張がある方なら、プライオリティ・パスや手厚い旅行保険が付帯するカードの年会費は、それらのサービスを個別で利用するよりも結果的に安くなる可能性があります。
一方で、特典をほとんど利用しないのであれば、高額な年会費は無駄なコストになりかねません。自身のライフスタイルを振り返り、空港ラウンジの利用頻度、コンシェルジュサービスの必要性、レストラン優待の活用見込みなどを具体的に考え、支払う年会費以上の価値を享受できるかどうかを慎重に見極めることが肝要です。
2-2【選び方のポイント2】ポイント還元率と利用額の関係
年収900万円層の方はクレジットカードの利用額も高くなる傾向にあるため、ポイント還元率は軽視できない要素です。基本還元率が1%以上のカードを選ぶことが一つの目安となります。年間利用額が500万円の場合、還元率0.5%と1.0%では、得られるポイントに25,000円相当もの差が生まれます。
さらに、基本還元率だけでなく、特定の店舗やサービスで還元率がアップする「特約店」制度にも注目しましょう。自分が頻繁に利用するスーパー、百貨店、宿泊予約サイトなどが特約店に含まれていれば、効率的にポイントを貯めることができます。また、年間の利用額に応じてボーナスポイントが付与されるカードもあり、メインカードとして集中して利用することで、より大きなメリットを享受できます。
2-3【選び方のポイント3】ステータス性と社会的信用度
クレジットカードは、単なる決済ツールではなく、持ち主の社会的信用度を示す側面も持ち合わせています。特にプラチナカードやブラックカードといった高ランクのカードは、厳しい審査基準をクリアした一部の人だけが所有できるため、高いステータス性の象徴となります。
海外の高級ホテルやレストランなど、格式が重んじられる場面では、提示するカードによって受けられるサービスや対応に差が出るとも言われています。ビジネスシーンでの会食や接待、あるいはプライベートでの特別な旅行など、信頼性が求められる場面でステータスカードは心強い味方となるでしょう。アメックスやダイナースクラブといった歴史あるブランドは、特に高いステータス性を持つとされています。
2-4【選び方のポイント4】付帯保険とコンシェルジュサービス
プラチナカード以上のランクになると、手厚い付帯保険と質の高いコンシェルジュサービスが標準装備されていることが多く、これらも重要な選択基準となります。
付帯保険では、海外・国内旅行傷害保険の補償額が最高1億円に設定されているカードも珍しくありません。家族特約が付いているかも確認したいポイントです。また、航空便の遅延や手荷物の紛失を補償する保険が付帯していると、予期せぬトラブルの際にも安心です。
コンシェルジュサービスは、24時間365日、電話一本で旅行の手配、レストランの予約、特別なプレゼントの探索などを代行してくれる秘書のような存在です。多忙な方にとっては、時間を有効活用するための強力なツールとなり得ます。サービスの対応範囲や質はカード会社によって異なるため、口コミなども参考にすると良いでしょう。
2-5【選び方のポイント5】プラチナ・ブラックカードへの招待可能性
現在所有するカードから、さらに上位のカードを目指すことも、クレジットカード選びの楽しみの一つです。特に、クレジットカードの最高峰であるブラックカードは、原則としてカード会社からの招待(インビテーション)がなければ申し込むことができません。
将来的にブラックカードの所有を視野に入れるのであれば、その招待状を送付しているカード会社のプラチナカードを選ぶのが定石です。例えば、JCBの最上位カード「JCBザ・クラス」を目指すなら、まずは「JCBプラチナ」で良好な利用実績を積むことが近道となります。
カード会社はインビテーションの明確な基準を公表していませんが、一般的には年間の利用額や利用内容、支払い履歴などが総合的に評価されると言われています。長期的な視点でカードを「育てる」という観点も、選択の際に考慮すると良いでしょう。
3年収900万円クラスがプラチナカードを持つメリット4選
プラチナカードは、高い年会費に見合うだけの特別な価値と体験を提供します。それは単なる決済機能を超え、所有者のライフスタイルをより豊かで便利なものへと昇華させる力を持っています。グルメ、旅行、日々のサポート、そして万が一の安心感。これら4つのメリットは、プラチナカードが多くの高収入層に選ばれる理由を明確に示しています。
3-1【プラチナカードを持つメリット1】高級レストランや海外ホテルでの優待
プラチナカードの大きな魅力の一つが、食と旅に関する特別な優待です。多くのプラチナカードには、提携する高級レストランで所定のコースを2名以上で予約すると、1名分の料金が無料になるサービスが付帯しています。これにより、記念日や接待などの特別な機会に、一流の味をお得に楽しむことが可能です。
ホテル優待も充実しており、国内外の提携ホテルで部屋の無料アップグレードや、朝食サービス、レイトチェックアウトといった特典を受けられます。これにより、通常の予約では得られないワンランク上の滞在が実現します。これらの優待を積極的に活用することで、年会費以上の価値を十分に享受できるでしょう。
3-2【プラチナカードを持つメリット2】24時間コンシェルジュサービスの利用
多忙な日々を送る方にとって、プラチナカードに付帯する24時間365日対応のコンシェルジュサービスは、時間を創出するための強力なツールとなります。これは、カード会員専用のパーソナルアシスタントのようなサービスです。
国内外の旅行プランの相談・手配、会食に最適なレストランの提案・予約、入手困難なチケットの探索、さらには特別な贈り物のアレンジまで、様々な要望に専門のスタッフが応えてくれます。電話一本、あるいはメールやアプリ経由で依頼できる手軽さも魅力です。これらの煩雑な手配業務をコンシェルジュに任せることで、本来集中すべき仕事や、大切な人との時間に、より多くのエネルギーを注ぐことが可能になります。
3-3【プラチナカードを持つメリット3】空港ラウンジで同伴者も無料利用
プラチナカードは、空港での待ち時間を快適なひとときへと変える特典を提供します。その代表格が、世界中の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」です。多くのプラチナカードでは、このサービスの最上位プランであるプレステージ会員に無料で登録できます。
さらに、カード会社が運営する国内の主要空港ラウンジも利用可能です。特筆すべきは、これらのラウンジの多くで同伴者1名まで無料で利用できる点です。これにより、パートナーや家族、同僚との旅行や出張の際にも、一緒にリラックスした時間を過ごすことができます。フライト前の慌ただしい時間を、静かな空間での休憩や仕事に充てられるメリットは計り知れません。
3-4【プラチナカードを持つメリット4】充実した出張・旅行保険の自動付帯
プラチナカードを所有する大きな安心材料の一つが、自動付帯される手厚い旅行傷害保険です。これは、カードで旅行代金を支払ったかどうかに関わらず、カードを保有しているだけで適用される保険です。
補償内容は非常に充実しており、海外旅行中の傷害死亡・後遺障害で最高1億円、治療費用も数百万円単位で補償されるカードが一般的です。国内旅行保険も同様に手厚い補償が用意されています。
さらに、航空便の遅延や欠航、預けた手荷物の遅延や紛失によって生じた宿泊費や食事代などを補償する「航空機遅延保険」が付帯していることも多く、海外出張や旅行が多い方にとっては、都度保険に加入する手間とコストを省ける大きなメリットとなります。

三井住友カード プラチナプリファード
ポイント
年会費
33,000円(税込)
旅行保険
海外・国内 最高5,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD等
国際ブランド
Visa
ポイントアップ
プリファードストア(特約店)最大9%
ポイント還元率
通常1.0%

JCBプラチナ
ポイント
年会費
27,500円(税込)
旅行保険
海外:最高1億円、国内:最高1億円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・QUICPay
国際ブランド
JCB
ポイントアップ
優待店利用で最大20倍
ポイント還元率
通常0.1%

ダイナースクラブカード
ポイント
年会費
24,200円(税込)
旅行保険
海外:最高1億円、国内:最高1億円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay
国際ブランド
Diners Club
ポイントアップ
対象店でポイント5倍!
ポイント還元率
通常1.0%

三井住友カード ゴールド(NL)
ポイント
年会費
5,500円(税込)※年100万円利用で年会費永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円、国内:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD等
国際ブランド
Visa・Mastercard
ポイントアップ
年間100万円利用で10,000ポイント
ポイント還元率
通常0.5%

dカード GOLD
ポイント
年会費
11,000円(税込)
旅行保険
海外:最高1億円、国内:最高5,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD
国際ブランド
Visa・Mastercard
ポイントアップ
dカード特約店で倍率アップ
ポイント還元率
通常1.0%
4年収900万円クラスがクレジットカード審査で注意すべきポイント3選
年収900万円という高い属性は、クレジットカード審査において非常に有利な要素です。しかし、高年収であれば必ず審査に通るというわけではありません。
カード会社は収入だけでなく、申込者の信用情報や借入状況などを総合的に判断します。思わぬ理由で審査に通過できない事態を避けるためにも、申し込み前に注意すべき3つのポイントをしっかりと押さえておきましょう。
4-1【審査の注意ポイント1】収入証明書の準備と正確な申告
プラチナカードなどの高ランクカードに申し込む際、カード会社から収入を証明する書類の提出を求められることがあります。源泉徴収票や確定申告書の控えなどがこれにあたります。これらの書類は、申し込み時に申告した年収が正確であることを裏付けるための重要な資料です。
申し込みフォームに入力する年収は、必ず正確な金額を記載してください。見栄を張って実際の年収より高い金額を申告すると、虚偽申告と判断され、審査に通過できないだけでなく、今後のカード申し込みにも悪影響を及ぼす可能性があります。求められた際に速やかに提出できるよう、事前に準備しておくと手続きがスムーズに進みます。
4-2【審査の注意ポイント2】多重申込みによる審査への影響
クレジットカードの申し込み情報は、信用情報機関に記録されます。短期間に複数のカード会社へ同時に申し込むと、「申し込みブラック」と呼ばれる状態になり、審査に不利に働くことがあります。これは、カード会社から「お金に困っているのではないか」「キャンペーン目的の入会ではないか」といった懸念を抱かれやすくなるためです。
一般的に、申し込みは1ヶ月に1〜2枚程度に留めておくのが賢明です。もし審査に通過しなかった場合でも、すぐに別のカードに申し込むのではなく、信用情報機関から申し込み情報が消えると言われる半年程度の期間を空けてから、再度挑戦することをお勧めします。焦らず、計画的に申し込むことが重要です。
4-3【審査の注意ポイント3】住宅ローンなど既存借入との与信バランス
クレジットカードの審査では、申込者の総与信枠が考慮されます。これは、年収に対してどれだけの借入が可能かという指標です。住宅ローンや自動車ローン、その他のカードローンなど、既存の借入額が大きい場合、新たなクレジットカードの与信枠(利用限度額)が圧迫される可能性があります。
カード会社は、貸金業法で定められた「総量規制」(年収の3分の1を超える貸付の原則禁止)も参考に審査を行います。年収900万円であれば十分な与信枠がありますが、既存の借入額とのバランスは常に意識しておく必要があります。自身の財務状況を正確に把握し、無理のない範囲での申し込みを心がけることが、スムーズなカード発行に繋がります。
5年収900万円クラスにおすすめのクレジットカード組み合わせ術3選
クレジットカードは1枚に絞る必要はありません。むしろ、複数のカードを戦略的に組み合わせることで、それぞれのカードが持つメリットを最大限に引き出すことが可能です。年収900万円という利用額が見込める層だからこそ、シーンに応じてカードを使い分ける「組み合わせ術」が有効になります。ここでは、賢くお得にカードライフを送るための3つの組み合わせパターンを提案します。
5-1【組み合わせ術1】メインカードとサブカードの使い分け
最も基本的な組み合わせ術は、日常のあらゆる決済を担う「メインカード」と、特定のシーンで強みを発揮する「サブカード」を使い分ける方法です。
メインカードには、基本還元率が高く、年間利用額に応じたボーナスがあるプラチナカードなどを選び、公共料金から高額な買い物までを集中的に利用します。これにより、効率的にポイントを貯めつつ、上位カードへのインビテーションを狙うこともできます。
一方、サブカードには、特定のコンビニやスーパー、ECサイトなどで還元率が大幅にアップするカードを選びます。例えば、楽天市場を多用するなら楽天カード、コンビニ利用が多いなら三井住友カード ゴールド(NL)といった選択が考えられます。この使い分けにより、ポイントの取りこぼしを防ぎ、全体の還元率を最大化できます。
5-2【組み合わせ術2】マイル系カードと汎用ポイント系カードの併用
ポイントの貯め方と使い方に着目した組み合わせも有効です。特に、飛行機を頻繁に利用する方は、マイル系カードと汎用ポイント系カードの併用が推奨されます。
ANAやJALの提携カードを航空券の購入やフライトで利用し、効率的にマイルを貯めます。貯まったマイルは特典航空券や座席のアップグレードに利用することで、1マイルあたりの価値を数円以上に高めることが可能です。
一方で、日常の買い物では、Vポイントや楽天ポイントなど、使い道が豊富で現金同様に利用できる汎用ポイントが貯まるカードを利用します。これにより、マイルに交換するほどではない少額の支払いでも無駄なくポイントを活用できます。目的別に貯めるポイントを分けることで、より戦略的な資産管理が実現します。
5-3【組み合わせ術3】プライベートと出張用カードの分離
年収900万円層の方は、出張の機会も多いことでしょう。その場合、プライベート用と出張・経費精算用のカードを明確に分けることをお勧めします。
プライベート用のカードでは、家族との旅行でメリットが大きいホテル優待やグルメ特典が充実したカード(例:アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード)を選びます。
一方、出張・経費精算用には、ビジネスサポートが手厚い法人カードやビジネスカード(例:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード)を利用します。これにより、経費の明細が個人の支出と混ざることなく一元管理でき、確定申告などの手続きが大幅に簡略化されます。また、ビジネスカードならではの優待(会議室の割引など)も活用できます。公私の支出を明確に分けることは、スマートな家計・経費管理の基本です。
6まとめ
本記事では、年収900万円クラスの高い経済力を持つ方にふさわしいクレジットカードの選び方と、おすすめカード10選を解説しました。重要なのは、年会費というコストと、それによって得られる特典やサービスの価値を天秤にかけ、ご自身のライフスタイルに最もフィットする一枚を見極めることです。
ステータスを重視するなら「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」、ポイント還元を追求するなら「三井住友カード プラチナプリファード」、コストパフォーマンスを求めるなら「三井住友カード ゴールド(NL)」など、各カードの個性は千差万別。
この記事を参考に、ぜひご自身の価値観に合ったクレジットカードを比較検討し、日々の決済をより豊かで価値あるものへと変えてください。最適なカードは、あなたの生活をさらに上のステージへと導く強力なパートナーとなるでしょう。

三井住友カード プラチナプリファード
ポイント
年会費
33,000円(税込)
旅行保険
海外・国内 最高5,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD等
国際ブランド
Visa
ポイントアップ
プリファードストア(特約店)最大9%
ポイント還元率
通常1.0%

JCBプラチナ
ポイント
年会費
27,500円(税込)
旅行保険
海外:最高1億円、国内:最高1億円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・QUICPay
国際ブランド
JCB
ポイントアップ
優待店利用で最大20倍
ポイント還元率
通常0.1%

ダイナースクラブカード
ポイント
年会費
24,200円(税込)
旅行保険
海外:最高1億円、国内:最高1億円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay
国際ブランド
Diners Club
ポイントアップ
対象店でポイント5倍!
ポイント還元率
通常1.0%

三井住友カード ゴールド(NL)
ポイント
年会費
5,500円(税込)※年100万円利用で年会費永年無料
旅行保険
海外:最高2,000万円、国内:最高2,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD等
国際ブランド
Visa・Mastercard
ポイントアップ
年間100万円利用で10,000ポイント
ポイント還元率
通常0.5%

dカード GOLD
ポイント
年会費
11,000円(税込)
旅行保険
海外:最高1億円、国内:最高5,000万円
タッチ決済
Apple Pay・Google Pay・iD
国際ブランド
Visa・Mastercard
ポイントアップ
dカード特約店で倍率アップ
ポイント還元率
通常1.0%
7よくある質問
7-1年収900万円でもブラックカードの招待は来ますか?
年収900万円という条件だけでは招待が来るとは断定できません。ブラックカードの招待は、年収に加えてプラチナカードなど下位カードの利用実績が大きく影響します。カード会社は招待の基準を公開していませんが、良好な利用履歴を重ねることで可能性は高まります。
7-2年収900万円の人のクレジットカード限度額の相場はどのくらいですか?
クレジットカードの限度額は、年収や他の借入状況などを基にした「支払可能見込額」に応じて個別に設定されます。そのため一概には言えませんが、年収900万円であれば、一般的に100万円以上の高い利用限度額が設定されることが期待できます。
7-3プラチナカードとゴールドカードどちらがコスパが良いですか?
コストパフォーマンスは個人のライフスタイルに大きく依存します。年会費を抑えつつ、空港ラウンジなどの基本的な優待を求めるならゴールドカードが有利です。一方、コンシェルジュサービスや豪華な旅行特典を頻繁に利用するなら、年会費が高くてもプラチナカードの方が結果的に高い価値を得られるでしょう。
7-4年収900万円で住宅ローンがある場合でもプラチナカードは作れますか?
はい、作成可能です。クレジットカードの審査では、年収と既存の借入額のバランスが重要視されます。住宅ローンの返済額を含めても、年収900万円であれば安定した返済能力があると判断される可能性は高いです。ただし、過去の延滞履歴など信用情報に問題がないことが前提となります。
7-5クレジットカード申し込み時に収入証明書は必要ですか?
必ずしも必要ではありませんが、カード会社が審査の過程で提出を求める場合があります。特に、プラチナカードなどの高ランクカードに申し込む際や、キャッシング枠を希望する際には、安定した収入を証明するために収入証明書の提出が必要になることがあります。
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MeChoice編集部
