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三菱UFJカードと三井住友カード(NL)はどっちがお得?違いやメリットを徹底比較

三菱UFJカードと三井住友カード(NL)はどっちがお得?違いやメリットを徹底比較

※2025年11月、内容を追加しました

対象店舗での高還元率に注目が集まる、三菱UFJカードと三井住友カード(NL)。

2枚とも年会費永年無料で手軽に持ちやすいうえ、ステータス性や信頼性においても甲乙つけがたいメガバンク系カード。

「よきライバル同士」の2枚なので、どっちを選べばいいか迷う人もいるのではないでしょうか?

そこで本記事では、三菱UFJカードと三井住友カード(NL)はどっちがお得かを解説します。それぞれの違いやメリットに注目し、それぞれどんな人におすすめかをご紹介します。

ポイント還元率はもちろん、貯まったポイントの使い道や付帯保険など、さまざまな角度から比較検討することが大切です。

この記事を参考に、あなたのライフスタイルにピタッとハマる一枚を選んでくださいね。

1結論|三菱UFJカードと三井住友カード(NL)は結局どっちがおすすめ?

三菱UFJカードと三井住友カード(NL)のどちらが最適かは、あなたのライフスタイルによって異なります。結論として、コンビニや飲食店での利用が多いなら三井住友カード(NL)、スーパーでの買い物が中心なら三菱UFJカードがおすすめです。

両カードは年会費無料で、特定の店舗で高い還元率を誇る点が共通していますが、その強みを発揮する場所が異なります。自分の消費行動に合わせて選ぶことが、最も効率的にポイントを貯める鍵となります。

また、どちらのカードも魅力的に感じる場合は、両方を発行して利用シーンに応じて使い分ける「2枚持ち」も非常に賢い選択です。

1-1三菱UFJカードをおすすめする人

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三菱UFJカード

三菱UFJカード

対象の全国のコンビニや飲食店で高還元率

公式サイトで申し込む
ポイントの解説
  • 対象の店舗の利用分が最大20%(※)
  • 4つの国際ブランドから選べる(Visa・Mastercard®・JCB・American Express®)
  • キャッシュカード・通帳再発行手数料還元サービス(万が一キャッシュカード・通帳を紛失した場合、再発行手数料キャッシュバックサービス)

(※)還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。

(※)最大20%ポイント還元にはご利用金額の上限など各種条件・ご留意事項がございます。

三菱UFJカードは、特定のスーパーマーケットや飲食店を頻繁に利用する方に特におすすめです。また、付帯保険の手厚さや国際ブランドの選択肢の多さも魅力です。

三菱UFJカードがおすすめな人の特徴
  • オーケーや肉のハナマサなどの対象スーパー(※)でよく買い物をする人
  • JCBやアメリカン・エキスプレスの国際ブランドを選びたい人
  • 海外旅行傷害保険に加えて、ショッピング保険も重視する人
  • 1,000円単位での決済が多く、ポイント計算の端数を気にしない人

※ 対象店舗によってはアメリカン・エキスプレスのカードは優遇対象外となります

1-2三井住友カード(NL)をおすすめする人

三井住友カード(NL)は、コンビニやファストフード、ファミリーレストランなどを日常的に利用し、スマートフォンでのキャッシュレス決済に慣れている方に最適です。

三井住友カード(NL)がおすすめな人の特徴
  • コンビニやマクドナルド、サイゼリヤなどの対象店舗での利用が多い人
  • スマートフォンでのタッチ決済をスムーズに利用できる人
  • 少額決済が多く、200円単位で無駄なくポイントを貯めたい人
  • すぐにカード番号を発行してネットショッピングなどで使いたい人
  • 学生で、サブスクリプションサービスなどの特典を受けたい人
  • SBI証券での投資信託の積立投資を検討している人

1-3両方持つ or 使い分けはアリ?

結論から言うと、三菱UFJカードと三井住友カード(NL)の2枚持ちは非常に有効な戦略です。両カードともに年会費が永年無料であるため、2枚持っていても維持コストは一切かかりません。

それぞれのカードが得意とする店舗が異なるため、利用シーンに応じて使い分けることで、ポイント還元の恩恵を最大限に受けることが可能です。

  • コンビニやファミレス、カフェ: 三井住友カード(NL)のスマホタッチ決済

  • オーケーなどの対象スーパー: 三菱UFJカードで決済

このように使い分けることで、日常のあらゆる支出で効率的にポイントを貯めることができます。どちらか1枚に絞れない場合は、2枚持ちを積極的に検討する価値があります。

2三菱UFJカードと三井住友カード(NL)はどんな人におすすめ?

Wiphop Sathawirawong_iStock.jpgWiphop Sathawirawong_iStock

三菱UFJカードと三井住友カード(NL)は、どっちも特定の対象店舗での飛躍的なポイントアップが魅力。

それぞれの対象店舗の利用頻度が高い人におすすめです。

それぞれのポイントアップ対象店舗は異なります。日ごろよく使うお店が多く含まれている方のカードを選びましょう。

三菱UFJカードなら楽Payへの登録やスマホ決済の利用などで最大20%、三井住友カード(NL)なら家族ポイントなどの条件達成で最大15.5%、対象店舗での利用時にポイント還元率がアップします。

還元率アップの条件を達成できそうかの確認も大切ですね。

詳しくは以下で解説していきます。あなたのライフスタイルにピッタリの「お得なカード」はどっちか、じっくり吟味してくださいね。

3三菱UFJカードと三井住友カード(NL)の基本スペック

 

三菱UFJカード

三井住友カード(NL)

年会費

永年無料

永年無料

国際ブランド

Visa・Mastercard®・JCB・American Express®

Visa・Mastercard®

ポイント

グローバルポイント:基本還元率0.5%
(*)カード利用代金1,000円(税込)につき1ポイント(=5円相当)

※対象店舗で最大7%還元、条件達成で最大20%還元

Vポイント:基本還元率0.5%
※カード利用代金200円(税込)につき1ポイント(=1円相当)※対象店舗で最大7%還元、条件達成で最大15.5%還元

付帯保険

海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
国内・海外ショッピング保険:年間限度額100万円(1事故につき自己負担額3,000円)

海外旅行傷害保険:最高2,000万円
※選べる無料保険で切り替え可能

モバイル決済

Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレス・JCBコンタクトレス・American Express®コンタクトレス

Google Pay・Apple Pay・iDなど

追加カード

ETCカード・家族カード・UnionPay(銀聯)カード

ETCカード・家族カード

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三菱UFJカード

三菱UFJカード

対象の全国のコンビニや飲食店で高還元率

公式サイトで申し込む
ポイントの解説
  • 対象の店舗の利用分が最大20%(※)
  • 4つの国際ブランドから選べる(Visa・Mastercard®・JCB・American Express®)
  • キャッシュカード・通帳再発行手数料還元サービス(万が一キャッシュカード・通帳を紛失した場合、再発行手数料キャッシュバックサービス)

(※)還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。

(※)最大20%ポイント還元にはご利用金額の上限など各種条件・ご留意事項がございます。

4基本還元率は0.5%で同じ。お得な店舗をチェック!

三菱UFJカードと三井住友カード(NL)の基本還元率は0.5%と同等です。

年会費無料のクレジットカードとしては標準的な還元率ですが、ポイントアップ対象店舗で上手に使うことができれば、ポイントがどんどん貯まります。

それぞれのカードが「お得な店舗」をチェックして、利用頻度の高いお店が多く含まれている方を選びましょう。

三菱UFJカードと三井住友カード(NL)のお得な店舗の違い
  • 三菱UFJ:オーケーやオオゼキなど対象のスーパーやくら寿司など対象の飲食店などで最大7%
  • 三井住友:セブン・ローソン・マクドナルドなどで最大7%

4-1三菱UFJカード:オーケー、オオゼキなど対象のスーパーや、くら寿司、スシローなど対象の飲食店などで最大7%

三菱UFJカードは、オーケーやオオゼキなど対象のスーパー、くら寿司やスシローといった対象の飲食店でいつでも最大7%のポイント還元が受けられます。

毎日使っているスーパーマーケットが対象店舗に入っている人なら、三菱UFJカードはぜひおすすめです。

ただし、American Express®ブランドでは対象店舗が少ない点に注意しましょう。また、ポイント付与単位は税込1,000円ごとのため、999円以下は切り捨てになります。

 

三菱UFJカード

(Visa・Mastercard®・JCB)

三菱UFJカード

(American Express®)

セブン‐イレブン

最大7%

最大7%

ローソン

最大7%

最大7%

コカ・コーラ自販機(タッチ決済、QUICPay、Coke ON®)

最大7%

最大7%

ピザハットオンライン

最大7%

最大7%

松屋

最大7%

最大7%

松のや

最大7%

最大7%

マイカリー食堂

最大7%

最大7%

くら寿司

最大7%

0.5%

スシロー

最大7%

最大7%

オーケー

最大7%

0.5%

ロッテリア

最大7%

0.5%

ゼッテリア

最大7%

最大7%

アオキスーパー

最大7%

0.5%

オオゼキ

最大7%

0.5%

サンリブ

最大7%

最大7%

三和

最大7%

0.5%

フードワン

最大7%

0.5%

スーパー魚長

最大7%

0.5%

生鮮げんき市場

最大7%

0.5%

生鮮乃木市場

最大7%

0.5%

近商ストア

最大7%

最大7%

食品専門館ハーベス

最大7%

最大7%

東急ストア

最大7%

0.5%

東武ストア

最大7%

最大7%

ドミー

最大7%

0.5%

肉のハナマサ

最大7%

0.5%

ジャパンミート

最大7%

0.5%

ヤマナカ

最大7%

最大7%

フランテ

最大7%

最大7%

フランテロゼ

最大7%

最大7%

4-2三井住友:セブン・ローソン・マクドナルドなどで最大7%

三井住友カード(NL)は、セブンイレブンやローソン、マクドナルドなどの飲食店でスマホのタッチ決済を行うと最大7%のポイントが還元されます。

ポイント付与単位は税込200円なので、ポイントの取りこぼしが少ない点も魅力です。

ただし、クレジットカード現物でのタッチ決済や差し込み決済では最大7%還元の対象になりません。

また、Android端末ではMastercardブランドのタッチ決済ができないため、AndroidユーザーはVisaブランドを選んでください。

店名 

三井住友カード(NL)

セイコーマート、タイエー、ハマナスクラブ、ハセガワストア

最大7%

セブンイレブン

最大7%

ポプラ、生活彩家

最大7%

ミニストップ

最大7%

ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100、ローソンスリーエフ

最大7%

マクドナルド

最大7%

モスバーガー、モスバーガー&カフェ

最大7%

ケンタッキーフライドチキン

最大7%

吉野家

最大7%

サイゼリヤ

最大7%

ガスト

最大7%

バーミヤン

最大7%

しゃぶ葉

最大7%

ジョナサン

最大7%

夢庵

最大7%

その他すかいらーくグループ飲食店(ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路、chawan、La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、桃菜、八郎そば、三〇三)

最大7%

すき家

最大7%

はま寿司

最大7%

ココス

最大7%

ドトールコーヒーショップ

最大7%

エクセルシオール カフェ

最大7%

かっぱ寿司

最大7%

【注釈】
※スマホのVisaのタッチ決済やMastercard®タッチ決済利用時
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ 、Samsung Walletでは、Mastercard®タッチ決済をご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。

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三菱UFJカード

三菱UFJカード

対象の全国のコンビニや飲食店で高還元率

公式サイトで申し込む
ポイントの解説
  • 対象の店舗の利用分が最大20%(※)
  • 4つの国際ブランドから選べる(Visa・Mastercard®・JCB・American Express®)
  • キャッシュカード・通帳再発行手数料還元サービス(万が一キャッシュカード・通帳を紛失した場合、再発行手数料キャッシュバックサービス)

(※)還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。

(※)最大20%ポイント還元にはご利用金額の上限など各種条件・ご留意事項がございます。

5対象店舗でさらに還元率アップの条件をチェック!

三菱UFJカードと三井住友カード(NL)は、それぞれの対象店舗でポイントが貯まりやすいクレジットカードですが、条件を満たせばさらにポイント還元率が上がります。

三菱UFJカードは最大20%(※)に、三井住友カード(NL)は最大15.5%までアップ。

あなたの日ごろのお買い物で条件をクリアできそうなカードはどっちでしょうか?

(※)還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。

(※)最大20%ポイント還元にはご利用金額の上限など各種条件・ご留意事項がございます。

対象店舗でさらにポイントアップするには?
  • 三菱UFJカード:MUFGカードアプリログイン・楽Pay登録・アプリ・スマホ決済などで最大20%(※)
  • (※)還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。
  • (※)最大20%ポイント還元にはご利用金額の上限など各種条件・ご留意事項がございます。
  • 三井住友カード(NL):家族登録などで最大15.5%

6対象店舗でさらにポイントアップする条件に注目

三菱UFJカードと三井住友カード(NL)は、それぞれの対象店舗でポイントが貯まりやすいクレジットカードですが、条件を満たせばさらにポイント還元率が上がります。

条件を確認し、クリアできそうなほうに注目しましょう。

対象店舗でさらにポイントアップする条件に注目
  • 三菱UFJカード:楽Pay登録・アプリ・スマホ決済などで最大20%(※)
  • (※)還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。
  • (※)最大20%ポイント還元にはご利用金額の上限など各種条件・ご留意事項がございます。
  • 三井住友カード(NL):家族登録などで最大15.5%

6-1三菱UFJカード:楽Pay登録・アプリ・スマホ決済などで最大20%(※)

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三菱UFJカード

三菱UFJカード

対象の全国のコンビニや飲食店で高還元率

公式サイトで申し込む
ポイントの解説
  • 対象の店舗の利用分が最大20%(※)
  • 4つの国際ブランドから選べる(Visa・Mastercard®・JCB・American Express®)
  • キャッシュカード・通帳再発行手数料還元サービス(万が一キャッシュカード・通帳を紛失した場合、再発行手数料キャッシュバックサービス)

(※)還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。

(※)最大20%ポイント還元にはご利用金額の上限など各種条件・ご留意事項がございます。

三菱UFJカードで対象店舗のポイントアップを目指すなら、MUFGカードアプリの「ポイントアッププログラムにエントリー」よりエントリーを行いましょう。

2025年8月現在、「いつものお店でポイント優遇」分(7%)とポイントアップ条件分(最大13%)を合わせると、最大20%(※)のポイントがもらえます。

(※)還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。最大20%ポイント還元にはご利用金額の上限など各種条件・ご留意事項がございます。

6-1-1三菱UFJカードで最大20%を目指す方法

  • カードのサービスを利用:最大+3.5%還元

  • MUFGカードアプリに月1回以上ログイン:+0.5%
  • 月間利用金額の合計5万円以上(税込):+0.5%
  • Apple Pay(QUICPay)にて利用、またはグローバルポイント Walletへチャージ:+0.5%
  • 楽Payに登録、またはショッピングリボ払い合計1万円以上利用、またはショッピング分割払い(3回払い以上)合計1万円以上利用、またはカードローン(リボ払い)1万円以上利用:+2.0%
  • MUFGグループのサービス利用(三菱UFJダイレクトへログイン、給与/年金の受け取りなど:最大+4.5%還元

  • 携帯電話料金、電気料金など、特定サービスのカード支払い:最大+5.0%還元

6-2三井住友カード(NL):家族登録などで最大15.5%

三井住友カード(NL)で対象店舗でのポイント還元率を上げるには、家族ポイントとVポイントアッププログラムをチェックしましょう。

通常ポイント分(0.5%)と対象店舗でのスマホのタッチ決済分(6.5%)に、家族ポイント(最大5%)とVポイントアッププログラム(最大3.5%)を合わせると、最大合計15.5%の還元率となります。

6-2-1三井住友カード(NL)で還元率最大15.5%を目指す方法

  • 家族ポイント:最大5%

  • 対象カードを持った2親等以内の家族を1人登録するごとに+1%。5人以上の登録で5%
  • Vポイントアッププログラム:最大+3.5%

  • SBI証券での取引で最大1.5%
  • 住友生命「Vitalityスマートfor Vポイント」または「Vitality健康プログラム(標準プラン・家族プラン・ライトプラン)に加入で最大2.0%

7利用シーン別|どちらを選ぶべき?

三菱UFJカードと三井住友カード(NL)は、どちらも特定の利用シーンで強みを発揮します。コンビニや飲食店での利用が多いか、それともスーパーでの日常的な買い物が中心かによって、選ぶべきカードは変わってきます。

年間利用額が同じでも、どこで使うかによって獲得できるポイントに大きな差が生まれる可能性があります。それぞれのカードの得意な利用シーンを理解し、自身の消費行動と照らし合わせることが重要です。

7-1コンビニ・飲食中心の人におすすめは?

日常的にコンビニやファストフード、ファミリーレストランを利用する機会が多い方には、三井住友カード(NL)が圧倒的におすすめです。

対象店舗にはセブン-イレブン、ローソンといった主要コンビニに加え、マクドナルド、ガスト、サイゼリヤなど、利用頻度の高い飲食店が幅広く含まれています。これらの店舗でスマートフォンのタッチ決済を利用するだけで、最大7%という高い還元率が適用されるため、効率的にポイントを貯めることが可能です。

ランチや休憩でこれらの店舗を頻繁に利用するビジネスパーソンや学生にとって、三井住友カード(NL)はポイントが面白いように貯まる強力なツールとなるでしょう。

7-2スーパー・日用品が中心ならどっち?

毎日の食料品や日用品の買い物がスーパーマーケット中心の方には、三菱UFJカードが非常に魅力的です。

三菱UFJカードの大きな特徴は、オーケー、オオゼキ、東急ストア、肉のハナマサといった人気のスーパーマーケット(※)が最大7%還元の対象となっている点です。これは三井住友カード(NL)にはない大きなメリットと言えます。

日々の家計を支えるスーパーでの支出は金額も大きくなりがちです。その支払いで高い還元を受けられるため、特に主婦(主夫)の方や自炊を基本とする方にとっては、家計の節約に直結する強力なカードとなるでしょう。支払い方法もカード現物の利用で対象となるため、スマホ決済に慣れていない方でも安心して利用できます。

※ 対象店舗によってはアメリカン・エキスプレスのカードは優遇対象外となります

7-3年間100万円以上使う人のケース

クレジットカードをメインカードとして年間100万円以上利用する予定がある方は、将来的なゴールドカードへのアップグレードも視野に入れると良いでしょう。

三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円の利用を達成すると、翌年以降の年会費が永年無料になる特典があります。一度条件を達成すれば、コストをかけずに空港ラウンジサービスや充実した保険などのゴールド特典を享受し続けられるため、非常にコストパフォーマンスが高いです。

一方、三菱UFJカード ゴールドプレステージも、年間100万円以上の利用で年会費相当の11,000円分のボーナスポイントが付与されます。初年度の無料特典以降は年会費11,000円がかかりますが、年間100万円以上利用し続けることが可能であれば、実質的に年会費の負担なくゴールドカードを保有できます。

どちらのカードも、年間100万円の利用が見込めるユーザーにとっては、一般カードからゴールドカードへステップアップすることで、より大きなメリットを得られる可能性があります。

7-4サブカードや2枚持ちを考えている人へ

メインカードは別にあるけれど、特定の店舗でお得になるサブカードを探している方や、利用シーンに応じてカードを使い分けたい方にとって、三菱UFJカードと三井住友カード(NL)の2枚持ちはバランスの取れた賢い選択です。

両カードは年会費が永年無料なので、複数枚持っていてもコストはかかりません。それぞれのカードが得意とする店舗が明確に分かれているため、以下のように使い分けることでポイント還元を最大化できます。

  • コンビニ・ファミレス・カフェ: 三井住友カード(NL)
  • 対象スーパー(オーケーなど): 三菱UFJカード

このように、それぞれの強みを活かして使い分けることで、1枚持ちでは得られないメリットを享受できます。特定の店舗での利用頻度が高い方は、その店舗に強いカードをサブとして持つことを検討してみましょう。

8付帯保険やポイントの使い勝手、ETCカードなども比較

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ここまでは、三菱UFJカードと三井住友カード(NL)の、対象店舗におけるポイントアップ条件を整理してきました。

ここからは、付帯保険やポイントの使い勝手、ETCカードといった細かい点の違いにも目を向けておきましょう。

8-1三菱UFJカード:ショッピング保険付き!国際ブランドは4種類

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三菱UFJカード

三菱UFJカード

対象の全国のコンビニや飲食店で高還元率

公式サイトで申し込む
ポイントの解説
  • 対象の店舗の利用分が最大20%(※)
  • 4つの国際ブランドから選べる(Visa・Mastercard®・JCB・American Express®)
  • キャッシュカード・通帳再発行手数料還元サービス(万が一キャッシュカード・通帳を紛失した場合、再発行手数料キャッシュバックサービス)

(※)還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。

(※)最大20%ポイント還元にはご利用金額の上限など各種条件・ご留意事項がございます。

三菱UFJカードは、年間限度額100万円のショッピング保険が付帯している点がメリットの一つです。

三井住友カード(NL)にはショッピング保険がついていないため、購入品の破損や盗難に備えておきたい人は、三菱UFJカードを選ぶのも良いでしょう。

国内外ともに対象ですが、国内の場合は購入時に分割払い・リボ払いを指定しているか、楽Payに登録した上で購入した商品のみ、カードの年間限度額を上限として、購入日より90日間補償されます。

三菱UFJcardは、Visa・Mastercard®・JCB・American Express®の4種類の国際ブランドから選択できる点も特徴です。

2枚目以降のクレジットカードを探している人は、手元のカードと重複しない国際ブランドを選べますね。

ただし、American Express®の場合はポイントアップ対象店舗が少ない点には留意が必要です。

8-2三井住友カード(NL):1ポイント=1円で明瞭!ETCカードを無料で持てる

三井住友カード(NL)でもらえるVポイントは、「VポイントPayアプリ」を使えば「1ポイント=1円」として直感的に利用できます。

アプリにチャージすれば、コンビニやスーパー、飲食店など、普段の買い物ですぐに使えるのが大きなメリットです。

ポイントの価値がシンプルで分かりやすく、管理しやすい点も強みと言えるでしょう。

アプリにVポイントをチャージすれば、コンビニやスーパー、飲食店といった普段のお店ですぐに使えます。

一方、三菱UFJカードで貯まる「グローバルポイント」は、1ポイント=5円相当ですが、ポイントの換算や使い方がやや複雑です。

ETCカードを無料で持ちたい人にも、三井住友カード(NL)がおすすめです。

初年度の年会費は無料で、年1回以上利用すれば翌年の年会費も無料になります。

三菱UFJカードも年会費無料でETCカードを持てますが、新規発行時には税込1,100円の手数料がかかる点がネックでしょう。

三井住友カード(NL)の「選べる無料保険」も便利な特徴です。

三菱UFJカードと同様に海外旅行傷害保険(最高2000万円)が初期設定利用付帯していますが、これを、スマホ保険や弁護士保険などの別の保険に切り替えることができます。

手持ちのクレジットカードで海外旅行傷害保険がカバーできているなら、三井住友カード(NL)を選ぶのもひとつの手でしょう。

9アプリの使いやすさ・サポート体制・セキュリティで比較

クレジットカードを日常的に利用する上で、アプリの操作性やセキュリティは重要な要素です。三菱UFJカードと三井住友カード(NL)は、どちらもメガバンクグループが提供するサービスであり、高いレベルの信頼性と機能性を備えています。

アプリのインターフェースやデザインは個人の好みが分かれる部分ですが、利用明細の確認や各種設定のしやすさなど、基本的な機能に大きな差はありません。セキュリティに関しても、両カードともに不正利用検知システムや本人認証サービス(3Dセキュア)を導入しており、安心して利用できる体制が整っています。

9-1アプリの操作性・明細管理のしやすさ

三井住友カード(NL)は「Vpassアプリ」を通じて利用状況の確認やポイント管理を行います。貯めたポイントの活用などは「VポイントPayアプリ」と使い分ける場面もありますが、キャッシュレス決済との連携がスムーズです。

一方、三菱UFJカードは「MUFGカードアプリ」で利用明細やポイントを一元管理できます。このアプリ内で貯まったポイントをAmazonギフトカードなどの電子ギフト券へ即時交換できるなど、利便性の高い機能が搭載されています。

どちらのアプリも生体認証に対応しており、セキュリティと利便性を両立しています。最終的には、ご自身のスマートフォン環境や好みの操作感で選ぶと良いでしょう。

9-2セキュリティ機能・安心感の違い

セキュリティ面では、両カードともにメガバンク系ならではの高い安全性を確保しています。

三井住友カード(NL)は、カード券面にカード番号や有効期限が一切印字されていない「完全ナンバーレス」仕様が最大の特徴です。これにより、店舗での支払い時にカード情報を盗み見されるリスクを物理的に排除しており、非常に高いセキュリティを実現しています。カード情報はVpassアプリで確認するため、万が一カードを紛失しても不正利用のリスクを最小限に抑えられます。

一方、三菱UFJカードもカード番号や有効期限を裏面に集約した「片面ナンバーレス」デザインを採用しており、セキュリティへの配慮が見られます。

両カードとも、オンラインショッピング時の不正利用を防ぐ本人認証サービス(3Dセキュア)や、24時間365日の不正利用監視システムを導入しているため、安心して利用できます。物理的なカードのセキュリティを最優先するなら、完全ナンバーレスの三井住友カード(NL)に優位性があると言えるでしょう。

10注意点・落とし穴|見落としがちなデメリットとは?

三菱UFJカードと三井住友カード(NL)は、どちらも魅力的な高還元カードですが、その恩恵を最大限に受けるためにはいくつかの注意点があります。

最大のメリットである高いポイント還元率は、特定の店舗で特定の支払い方法を利用するなど、条件を満たした場合にのみ適用されます。また、ポイントの計算方法や有効期限にも違いがあり、これらを理解しておかないと、思ったようにポイントが貯まらなかったり、失効させてしまったりする可能性があります。これらの見落としがちなデメリットを事前に把握しておくことが重要です。

10-1条件を満たさないと高還元にならない

両カードの最大の魅力である高いポイント還元率は、誰でも、どこでも適用されるわけではない点に注意が必要です。

三井住友カード(NL)の場合、最大7%還元を受けるには、対象のコンビニ・飲食店で「スマートフォンのタッチ決済」で支払う必要があります。同じ店舗であっても、カード現物を差し込んだり、iDで支払ったりした場合は対象外となります。

一方、三菱UFJカードは、ポイント計算が「1,000円ごと」に行われる点がデメリットになり得ます。例えば、999円の買い物をしても、その利用分に対するポイントは付与されません。特にコンビニなどでの少額決済が多い場合、ポイントを取りこぼす可能性が高くなります。

これらの条件を理解し、自分の支払いスタイルに合っているかを確認することが、カードを有効活用するための第一歩です。

10-2ポイントの有効期限や使いにくさ

貯めたポイントの管理しやすさも、カード選びの重要な要素です。

三菱UFJカードで貯まる「グローバルポイント」の有効期限は、ポイントを獲得した日から2年間です。定期的にポイントを利用または交換しないと失効してしまうため、注意が必要です。また、ポイントの価値が交換先によって1ポイントあたり3円〜5円相当と変動するため、最もお得な交換先を選ぶ手間がかかる点もデメリットと言えるでしょう。

一方、三井住友カード(NL)の「Vポイント」は、ポイントの最終変動日(貯める・使う)から1年間有効です。つまり、カードを定期的に利用していれば、実質的に有効期限を無期限に延長できます。ポイントの価値も1ポイント=1円と分かりやすく、カード利用額への充当(キャッシュバック)も可能なため、使い勝手の面ではVポイントに軍配が上がります。

10-3スマホ決済に慣れていない人への注意点

スマートフォンでのキャッシュレス決済に不慣れな方は、カード選びに注意が必要です。

三井住友カード(NL)の最大7%還元は、スマートフォンのタッチ決済が必須条件です。カード現物をレジの端末にかざしたり、差し込んだりする方法では、この高還元の対象にはなりません。そのため、スマホ決済を普段から利用していない方にとっては、最大のメリットを享受しにくい可能性があります。

一方、三菱UFJカードは、カード現物での支払いでも高還元の対象となる場合があります。スマホ操作に不安がある方や、シンプルにカードで支払いを済ませたい方にとっては、三菱UFJカードの方がストレスなく利用できるかもしれません。ご自身の決済スタイルに合わせて、どちらのカードが使いやすいかを検討することが大切です。

11三菱UFJカードと三井住友カード(NL)「私はどっちを選べばいい?」

三菱UFJカードと三井住友カード(NL)はどっちも信頼性の高いメガバンク系クレジットカード。

どっちを選ぶか迷ってしまった人は「いつものお店でのお得感」を比べてみましょう。

オーケー・オオゼキ・三和といったスーパーの常連さんならば、最大7%還元となる三菱UFJカードをチョイス。

スマホのタッチ決済でセブンイレブンやローソン、マクドナルドなどを利用する機会が多い人なら、こちらで最大7%還元となる三井住友カード(NL)が賢い選択になりそうですね。

どっちの対象店舗も頻繁に利用するなら、お店によって2枚を使い分けるのももちろんおすすめ。

ぜひ上手に活用して、ポイントをざくざく貯めてくださいね。

12まとめ

本記事では、三菱UFJカードと三井住友カード(NL)を多角的に比較しました。どちらも年会費無料で特定の店舗で高い還元率を誇る、非常に優れたクレジットカードです。

最終的な選択は、あなたのライフスタイルにどれだけ合っているかで決まります。

  • コンビニや外食が多い方は、幅広い飲食店が対象の三井住友カード(NL)

  • スーパーでの買い物が中心の方は、オーケーなどが対象の三菱UFJカード

これが基本的な選び方です。

もしどちらの店舗も頻繁に利用するのであれば、両方のカードを発行し、利用シーンに応じて使い分ける「2枚持ち」が最も賢い選択と言えるでしょう。この記事を参考に、あなたにとって最適なカードを見つけ、お得なキャッシュレス生活を始めてください。

13よくある質問(FAQ)

三菱UFJカードと三井住友カード(NL)に関して、多くの方が抱く疑問についてQ&A形式で解説します。

Q

三井住友カード(NL)と三菱UFJカード、審査が通りやすいのは?

A

審査の難易度に大きな差はないとされていますが、申し込み条件には若干の違いがあります。三井住友カード(NL)は「満18歳以上(高校生を除く)」が条件であるのに対し、三菱UFJカードは「18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方」と収入に関する記載があります。

このため、収入に不安がある方にとっては、収入要件が明記されていない三井住友カード(NL)の方が申し込みのハードルは低いと感じられるかもしれません。ただし、どちらも銀行系カードの中では比較的申し込みやすい部類に入ると考えられています。

Q

年間利用が少ない場合、どちらが得?

A

年間の利用額が少ない方や、コンビニなどで少額決済を頻繁に行う方には、三井住友カード(NL)の方がお得になる可能性が高いです。

その理由はポイントの計算方法にあります。三井住友カード(NL)は「月間の合計利用金額200円ごと」にポイントが付与されるため、端数が切り捨てられにくく、少額の利用でも無駄なくポイントを貯めることができます。

一方、三菱UFJカードは「月間の合計利用金額1,000円ごと」の計算なので、月の合計額によっては端数が多く発生し、ポイントを取りこぼしやすくなります。

Q

タッチ決済を使わないと損?

A

はい、特に三井住友カード(NL)の場合、タッチ決済を使わないと大きなメリットを逃すことになります。対象のコンビニや飲食店での最大7%還元は、「スマートフォンのタッチ決済」が絶対条件です。カード現物での支払いやiD決済では高還元の対象外となるため、このカードの魅力を最大限に活かすにはスマホでのタッチ決済が必須です。

一方、三菱UFJカードはカード現物での支払いでも高還元の対象となる場合があるため、スマホ決済に不慣れな方でも比較的利用しやすいと言えます。

Q

併用しても意味がある?

A

はい、大いに意味があります。三菱UFJカードと三井住友カード(NL)は、どちらも年会費が永年無料でありながら、得意とする店舗カテゴリーが明確に異なります。

・三井住友カード(NL): コンビニ、ファストフード、ファミレスなど

・三菱UFJカード: オーケーなどのスーパー、回転寿司など

このように、それぞれのカードを強みが活かせる店舗で使い分けることで、1枚だけを利用するよりも効率的にポイントを獲得できます。維持コストがかからないため、2枚持ちしてポイント還元を最大化するのは非常に賢い使い方です。

14参考

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