
PayPayカード2枚目の作り方と注意点!複数枚持ちのメリット・デメリット5選
「PayPayカードをもう1枚作って、もっと便利に使いたい」「でも、2枚持ちの具体的な方法や注意点がわからない」といったお悩みはありませんか?
この記事を読めば、PayPayカードを複数枚持つための具体的な手順から、メリット・デメリット、審査のポイントまで、お金の専門家の視点で詳しく理解できます。
- PayPayカード2枚目を作る3つの方法
- 複数枚持ちで得られる5つのメリット
- 知っておくべき5つのデメリットと注意点
についてご紹介します。あなたの使い方に合った方法を見つけ、より賢くPayPayカードを活用するための第一歩として、まずは追加発行の申し込みを検討してみましょう。
1PayPayカード2枚目を作る方法3選
PayPayカードの2枚目を持つには、主に「家族カードの発行」「ゴールドへのアップグレード」「別ブランドでの新規申し込み」という3つの方法があります。どの方法が最適かは、あなたの生活スタイルやカードの使い方によって変わります。
家族カード:一緒に住んでいる家族向けに発行。本会員の信用情報で審査されます。
ゴールドカード:年会費はかかりますが、より充実した特典を求める場合に適しています。
別ブランド:VISA、JCB、Mastercardの中から、今持っていないブランドを選んで新規に申し込みます。
それぞれの特徴を理解し、あなたにとって最適な選択をすることが重要です。
1-1【2枚目の作り方1】家族カードを追加発行する
PayPayカードを実質的に複数枚持つ方法として、家族カードの発行があります。このカードは本会員の家族を対象としており、年会費は永年無料です。
使った金額は本会員の口座から一括で引き落とされるため、家計全体の支出管理がとてもシンプルになる点が大きな利点です。
発行できる枚数は、PayPayカード(一般)の場合、各国際ブランドごとに10枚、合計で最大30枚までとなっており、多くの家族構成に対応できます。
本会員のカードと同じようにPayPayポイントを貯めることができ、家族全体で効率的にポイントを貯めることが可能です。
1-2【2枚目の作り方2】PayPayカードゴールドを新規申し込みする
より充実した特典を求めるなら、PayPayカードゴールドを新たに申し込むのが有効な選択肢です。これにより、一般カードとゴールドカードの2枚を同時に持ち、それぞれの特典を使い分けることが可能になります。
PayPayカードゴールドは年会費が発生するものの、空港ラウンジサービスや手厚い旅行保険など、一般カードにはないプレミアムなサービスが付いています。
ただし、ゴールドカードは国際ブランド(VISA・Mastercard・JCB)の中からいずれか1枚しか発行で、ゴールドカードの2枚目申し込むことはできません。
すでにゴールドカードをすでに持っている場合、追加で申し込めるのは一般のPayPayカードのみとなる点に注意が必要です。
1-3【2枚目の作り方3】別の国際ブランド(VISA・JCB・Mastercard)で新規申し込みする
PayPayカードを2枚目として発行する最も一般的な方法は、新規で追加申し込みを行うことです。同じ名前で一般カードを最大3枚、ゴールドカードを1枚の合計4枚まで持つことができます。
このルールを活用し、今持っているカードとは違う国際ブランド(VISA、JCB、Mastercard)を選んで申し込むことができます。
違う国際ブランドのカードを複数持つと、決済の便利さが大幅に向上します。例えば、1枚目にJCBを選んだ場合、2枚目として世界的なシェアが高いVISAやMastercardを追加すれば、海外旅行やオンラインショッピングなどで使える店舗の幅が格段に広がります。
加盟店の状況に応じてカードを使い分けることで、決済機会を逃すリスクを減らせるのが大きなメリットです。
2PayPayカード2枚目を持つメリット5選
PayPayカードを複数枚持つと、使える限度額の実質的な増加や決済シーンの拡大、用途別の管理など、多くの便利さが得られます。これらのメリットを最大限に活用することで、キャッシュレス生活がより快適で効率的になります。
使える限度額の増加:総利用可能枠は最も高いカードに準じますが、各カードの利用枠を使い分けることで実質的に使える金額が増えます。
決済の幅:違う国際ブランドを持つことで、片方のブランドが使えない店舗でも対応可能になります。
用途別管理:仕事用とプライベート用など、支出を用途別に分けて管理しやすくなります。
バックアップ:磁気不良や紛失時にもう一方のカードで決済でき、安心です。
家計管理:家族カードなら、家族の利用分をまとめて管理でき、家計把握が簡単になります。
2-1【メリット1】利用限度額が実質的に増加する
PayPayカードを複数枚持っても、個々のカードの利用限度額が単純に足し算されるわけではありません。持っているカードの中で最も高い利用可能枠が、アカウント全体の「総ご利用可能枠」として設定されます。
例えば、利用枠50万円のカードAと100万円のカードBを持っている場合、総ご利用可能枠は100万円です。
しかし、これは実質的な利用可能額の増加と考えることができます。上記の例で、カードAで上限の50万円を使い切ったとしても、総ご利用可能枠100万円から利用残高50万円を差し引いた残りの50万円分を、カードBで利用することが可能です。
このように、各カードの利用枠を柔軟に使い分けることで、1枚持ちの場合よりも高額な決済に対応しやすくなるというメリットがあります。
2-2【メリット2】異なる国際ブランドで決済の幅が広がる
違う国際ブランド(VISA、Mastercard、JCB)のPayPayカードを複数持つことで、決済可能な店舗の範囲が大きく広がります。
特定の店舗で一方のブランドが対応していなくても、もう一方のカードで支払えるため、決済の機会を逃すことが少なくなります。
例えば、国内ではJCBが強い一方、海外ではVISAやMastercardの加盟店網が広いという特徴があります。このように、それぞれのブランドの強みを活かして使い分けることで、国内外を問わず、より多くの場所でスムーズなキャッシュレス決済が実現します。
これは、複数枚持ちの大きなメリットの一つと言えるでしょう。
2-3【メリット3】用途別にカードを使い分けできる
PayPayカードを複数枚持つと、支出の目的ごとにカードを使い分けることが可能になり、お金の管理がとても簡単になります。例えば、「事業経費用のカード」と「私生活用のカード」といった形で明確に分けることができます。
さらに、それぞれのカードで引き落とし口座を個別に設定することも可能です。これにより、事業用口座と個人用口座を分けている個人事業主の方などは、経費の仕分けが自動化され、確定申告の際の手間を大幅に削減できます。
PayPayアプリ上では、各カードに任意の名前(例:「仕事用」「プライベート」)を設定できるため、管理も直感的に行えます。
2-4【メリット4】1枚が使えない時のバックアップになる
クレジットカードを1枚しか持っていない場合、そのカードが磁気不良やICチップの破損、紛失・盗難などで突然使えなくなると、決済手段を失ってしまうリスクがあります。特にキャッシュレス決済が中心の生活を送っている方にとっては、大きな問題となりかねません。
PayPayカードを2枚発行しておけば、1枚にトラブルが発生した際も、もう1枚のカードで支払いを続けることができます。このように、予備のカードを確保しておくことは、不測の事態に備えるための有効なリスク管理策となります。
緊急時のバックアップとして機能することで、安心してキャッシュレス決済を利用し続けることが可能です。
2-5【メリット5】家族カードで家計管理がしやすくなる
家族カードを発行することで、家計管理の効率を大幅に向上させることができます。家族会員が利用した金額は、すべて本会員の利用明細にまとめられ、指定した一つの口座から引き落とされます。これにより、家族全体の支出を一つの明細で一元的に把握できるようになります。
「誰が、いつ、どこで、いくら使ったか」が明確になるため、家計の見える化が進み、無駄な出費の削減にも繋がります。
また、家族がそれぞれ貯めたPayPayポイントも本会員に集約されるため、効率的にポイントを貯めて活用することが可能です。このように、家族カードは家計管理をシンプルにする強力なツールとなります。
3PayPayカード2枚目を持つデメリット・注意点5選
PayPayカードの複数枚持ちは便利ですが、年会費の負担増や管理の複雑化、他社カードとの併用時のポイント分散などのデメリットも存在します。これらの注意点を事前に理解し、あなたの管理能力と照らし合わせて複数枚持ちを検討することが重要です。
年会費:PayPayカードゴールドを追加すると、年会費が別途発生します。
管理の複雑化:複数のカードの利用明細や引き落とし日を把握する必要があり、管理が煩雑になりがちです。
審査:2枚目も新規申し込みと同様の審査があり、必ず通過するとは限りません。
ポイント分散:他社カードと併用する場合、ポイントが分散するため、管理が手間になる可能性があります。
紛失・盗難リスク:持つカードが増える分、紛失や盗難に遭うリスクも高まります。
3-1【デメリット1】年会費が2倍かかる場合がある
PayPayカードの複数枚持ちを検討する際、年会費には注意が必要です。一般のPayPayカードは、2枚目以降も年会費は永年無料です。しかし、PayPayカードゴールドを追加で発行する場合、1枚につき11,000円(税込)の年会費が別途発生します。
例えば、一般カード1枚とゴールドカード1枚を持つと、年間のコストは11,000円となります。
ゴールドカードの充実した特典(空港ラウンジ、旅行保険など)が、この年会費に見合う価値があるかどうかを、あなたの生活スタイルと照らし合わせて慎重に判断する必要があります。
3-2【デメリット2】管理が複雑になりやすい
カードを複数枚持つと、管理が複雑になるというデメリットがあります。PayPayカードの場合、PayPayアプリや会員メニューでカードを切り替えることで、それぞれの利用明細や請求額を確認できます。
しかし、どの支払いをどちらのカードで行ったかを常に把握しておく必要があります。
特に、引き落とし口座を別々に設定している場合は、各口座の残高管理も重要になります。管理を怠ると、意図しないカードで決済してしまったり、引き落とし日に残高が不足したりする可能性があります。
アプリでカードごとに名前を設定するなど、管理しやすくなる工夫をすることが推奨されます。
3-3【デメリット3】審査に通らない可能性がある
PayPayカードの2枚目を申し込む際も、1枚目と同様に所定の審査が行われます。1枚目のカードを問題なく利用しているからといって、2枚目の審査に必ず通過するとは限りません。
審査では、申し込み時点での申込者の年収、勤務状況、信用情報(他社からの借入状況や返済履歴など)が総合的に判断されます。
1枚目の発行以降に転職して収入が減少したり、他社での借入が増えたりしている場合、審査に影響を与える可能性があります。2枚目の申し込みも、新規のクレジットカード申し込みと同様の準備と心構えが必要です。
3-4【デメリット4】他社カードと併用する場合にポイントが分散してしまう
PayPayカードを複数枚利用する場合、獲得したPayPayポイントは名義が共通のアカウントに合算されるため、ポイントが分散して失効する心配はありません。これは大きなメリットです。
しかし、注意すべきは他社カードと併用する場合です。例えば、PayPayカードと楽天カードを使い分けると、PayPayポイントと楽天ポイントがそれぞれ貯まることになります。
ポイントの種類が増えると管理が煩雑になり、ポイントの有効期限を忘れて失効させてしまうリスクも高まります。ポイントを効率的に活用するためには、メインで貯めるポイントを絞るか、各ポイントの管理を徹底する必要があります。
3-5【デメリット4】紛失・盗難のリスクが増加する
持つクレジットカードの枚数が増えれば、それに比例して紛失や盗難のリスクも高まります。物理的なカードが増えることで、管理が手薄になり、どこに保管したか忘れてしまったり、外出先で落としたりする可能性が上がります。
万が一、カードを紛失したり盗難に遭ったりした場合、不正利用を防ぐために迅速にカード会社へ連絡し、利用停止の手続きを行う必要があります。
持つカードが多ければ多いほど、どのカードを紛失したのかを特定し、それぞれに対応する手間が増えることになります。日頃からカードの保管場所を決め、定期的に持っているか確認する習慣が重要です。
4PayPayカード2枚目でよくある疑問と解決方法4選
2枚目のカード番号や引き落とし口座、ポイントの扱いなど、複数枚持ちに関する疑問は明確です。
カードごとの管理が基本となりますが、PayPayアプリで一元的に確認できるため利便性は高いです。これらの仕様を理解しておくことで、複数枚持ちしても混乱なくスムーズにカードを管理できます。
カード番号:1枚目とは違う新しい番号が発行されます。
ポイント:PayPayポイントは名義が共通であれば合算されます。
引き落とし口座:カードごとに違う口座を設定可能です。
解約:2枚目だけを個別に解約することもできます。
4-1【疑問1】2枚目のカード番号は1枚目と同じになるのか
PayPayカードの2枚目を発行すると、1枚目のカードとは全く違う新しいカード番号が付与されます。
これはセキュリティを確保するための基本的な仕様です。同様に、有効期限やセキュリティコードも新しいものが設定されます。
そのため、公共料金やサブスクリプションサービスなどの継続的な支払いに1枚目のカードを登録している場合、2枚目のカードで支払うためには、各サービスでカード情報を変更する手続きが別途必要になります。
カードが2枚になることで、管理する番号も2つになる点を認識しておく必要があります。
4-2【疑問2】2枚目のポイントは合算されるのか
はい、ポイントは合算されます。PayPayカードを複数枚持っている場合、それぞれのカード利用で獲得したPayPayポイントは、すべて同一のPayPayアカウントに集約されます。
そのため、ポイントが分散して管理しにくくなったり、使いにくくなったりする心配はありません。
さらに、PayPayステップの達成条件である決済回数や金額も、持っているすべてのPayPayカードの利用分が合算してカウントされます。これにより、カードを使い分けてもポイント特典の条件を達成しやすくなるというメリットがあります。
3見出しの内容と関連するため引用しました。
4-3【疑問3】2枚目の引き落とし口座は別にできるのか
はい、引き落とし口座はカードごとに別々に設定することが可能です。2枚目のカードを申し込む時点では、1枚目で利用している口座情報が自動的に引き継がれますが、審査完了後に会員メニューから変更手続きを行えます。
この機能により、「事業用の支出は法人口座から、プライベートの支出は個人口座から」といったように、用途に応じて支払いの出口を明確に分けることができます。
これにより、経費管理や家計管理が非常にスムーズになり、複数枚持ちのメリットを最大限に活かすことができます。
5まとめ
この記事では、PayPayカードの2枚目を発行する方法、複数枚持ちのメリット・デメリット、そして関連する注意点について詳しく解説しました。
【PayPayカード2枚目発行の要点】
作り方:「家族カード」「ゴールドカード追加」「別ブランドで新規発行」の3つの方法がある。
メリット:利用限度額の実質的な増加、決済の幅の拡大、用途別管理の簡単さなどが挙げられる。
デメリット:年会費の発生(ゴールドの場合)、管理の複雑化、紛失リスクの増加などの注意が必要。
PayPayカードの複数枚持ちは、あなたの生活スタイルや利用目的に合わせて賢く活用すれば、キャッシュレス生活をより豊かで便利なものにします。本記事で解説したメリットとデメリットを十分に比較検討し、あなたにとって最適なカード構成を見つけてください。
まずは、あなたの使い方に合った2枚目のカードの申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。
6よくある質問
6-1PayPayカード2枚目の年会費はいくらかかりますか?
PayPayカード(一般)は、2枚目以降も年会費永年無料です。家族カードも同様に年会費はかかりません。
ただし、PayPayカードゴールドを追加で発行する場合は、年会費11,000円(税込)が別途必要となりますのでご注意ください。
6-2PayPayカード2枚目の審査は1枚目より厳しいですか?
2枚目の審査基準が1枚目より特に厳しくなるという公式情報はありません。
しかし、1枚目のカード発行後の利用状況(延滞の有無など)や、申し込み時点での信用情報が審査に影響します。良好な利用実績を積んでいれば、審査に有利に働く可能性があります。
6-3PayPayカード2枚目のキャンペーン特典は適用されますか?
はい、2枚目のカード発行や利用を対象としたキャンペーンが定期的に実施されています。
例えば、「2枚目以降のカードで一定額以上利用するとポイント山分け」といった特典があります。申し込み前に公式サイトで最新のキャンペーン情報を確認することをお勧めします。
6-4PayPayカード2枚目の利用限度額はどうなりますか?
2枚のカードの利用限度額は合算されません。所有するカードの中で最も高い利用可能枠が、アカウント全体の「総ご利用可能枠」となります。
例えば、50万円枠と100万円枠のカードを持つ場合、総利用可能枠は100万円です。
6-5PayPayカード2枚目を作る際の必要書類は何ですか?
1枚目のカードを発行した際のYahoo!JAPANIDにログインして申し込むため、通常、新たな本人確認書類の提出は不要です。
ただし、審査の過程で収入証明書などの提出を求められる場合があります。申し込みはPayPayアプリや公式サイトから簡単に行えます。

MeChoice編集部
