

【2025年版】株取引におすすめの証券会社比較ランキング - 手数料・ツール・サービスを徹底解説
株式投資を始める際に最も重要な選択の一つが証券会社選びです。
手数料の安さ、取引ツールの使いやすさ、サポート体制など、証券会社によってサービス内容は大きく異なります。
この記事では、2025年最新の情報を基に、おすすめの証券会社をランキング形式で詳しくご紹介します。
1株取引に使う証券会社とは?基本知識を解説
ash SkyLine/shutterstock.com
まずは、株取引に使われる証券会社について基本知識を解説していきます。
1-1ネット証券と総合証券の違い
証券会社は大きく分けて「ネット証券」と「総合証券(対面証券)」の2つのタイプがあります。
まず、ネット証券はインターネット上ですべての取引が完結するため、店舗運営費や人件費を削減でき、その分手数料が安いのが大きな特徴です。
さらに、24時間いつでも取引が可能で、自分のペースで投資判断を進められるため、コストを抑えながら効率的に投資したい人に向いています。
一方で、総合証券は実店舗を持ち、対面での相談ができる点が特徴です。
専門の営業担当者によるサポートを受けられるため、投資初心者や手厚いアドバイスを求める人に適しています。
ただし、店舗運営費や人件費がかかる分、手数料はネット証券に比べて高めなことが多くあります。
このように、ネット証券と総合証券はそれぞれにメリットとデメリットがあり、自分の投資スタイルやサポートの必要度に応じて選ぶことが大切です。
1-2証券会社の仕組みと株式投資の利用用途
証券会社は、投資家と株式市場をつなぐ「仲介役」として重要な役割を果たしています。
投資家は証券会社を通じて株を売買したり、各種の投資サービスを利用したりすることができます。主な利用用途を具体的に見ていきましょう。
まず 現物取引 では、投資家が手持ちの資金の範囲内で株式を売買します。
シンプルでリスクを抑えやすい方法であり、初心者でも始めやすい基本的な取引スタイルです。
次に 信用取引 があります。これは証券会社から資金や株式を借り入れて取引するもので、いわゆる「レバレッジ取引」です。
少ない資金でも大きな取引が可能になる一方、利益も損失も大きくなりやすいため、上級者向けの方法といえます。
さらに、近年多くの投資家が利用しているのが NISA・つみたてNISA です。
これは一定の投資額まで配当や売却益が非課税になる税制優遇制度で、長期的な資産形成を後押ししてくれる仕組みです。
また、まとまった資金がなくても気軽に始められるのが 単元未満株取引 です。
通常は100株単位でしか買えない株式を、1株から購入できるため、初心者や少額投資をしたい人に人気があります。
最後に IPO投資 があります。
これは新規公開株(上場したばかりの株)を購入する方法で、上場直後に株価が上昇するケースも多いため、短期的な利益を狙いたい投資家に注目されています。
このように証券会社を利用することで、投資家は自分の資金状況や投資目的に合わせてさまざまな取引スタイルを選ぶことができます。
2手数料・取扱商品・アプリ操作性など主要ネット証券比較
以下は主要ネット証券の比較表です(2025年8月時点)
証券会社名 | 現物取引手数料 | 信用取引手数料 | 取扱商品 | アプリ使いやすさ | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 無料 | 無料 | 国内株・米国株・投信・債券・先物・オプション | ★★★★☆ | 総合力No.1、商品数最多 |
楽天証券 | 無料 | 無料 | 国内株・米国株・投信・債券・先物・オプション | ★★★★★ | 楽天ポイント連携、情報力 |
DMM 株 | 55円~ | 88円~ | 国内株・米国株 | ★★★★★ | シンプル設計、25歳以下無料 |
マネックス証券 | 55円~ | 99円~ | 国内株・米国株・中国株・投信 | ★★★★☆ | 米国株に強み、高機能ツール |
松井証券 | 50万円まで無料 | 50万円まで無料 | 国内株・投信 | ★★★☆☆ | 初心者向け、サポート充実 |
2-1低コストで選ぶおすすめ証券会社
株式投資を始める際に、多くの人が重視するのが「手数料の安さ」です。
最近では主要ネット証券が次々に手数料を無料化・低コスト化しており、投資初心者から上級者まで幅広い層にメリットがあります。
ここでは、低コストで選ぶ際におすすめの証券会社を紹介します。
- DMM 株(業界最安水準)
- SBI証券(バランス重視)
- 楽天証券(ポイント還元)
2-1-1DMM 株(業界最安水準)
DMM 株は、業界でもトップクラスに安い手数料が魅力です。
- 5万円以下の取引:55円
- 10万円以下の取引:88円
という水準で、少額投資でもコストを抑えられます。
さらに、25歳以下は現物取引の手数料が実質無料(キャッシュバック)になる制度があり、若い世代には特におすすめです。
加えて、米国株の取引手数料も無料なので、国内外を問わず低コストで投資を始めたい人に最適です。
DMM 株

国内株式・米国株式がスマホで簡単に取引可能!手数料もリーズナブル
公式サイトで申し込む- 国内株式の現物取引手数料は55円~。25歳以下は実質0円
- 国内信用取引は手数料0円から可能
- 株取引の初心者からプロまで、取引スタイルに合ったPCツール・スマホアプリが使える
- 最短即日でアカウント登録&取引開始可能!
2-1-2SBI証券(バランス重視)
SBI証券は「コスト」と「取扱商品数」のバランスが非常に優れています。
- 2023年10月から、国内株式売買手数料が完全無料
- 単元未満株(S株)の取引手数料も無料
幅広い投資スタイルを低コストでサポート。NISAや米国株、投資信託など取り扱い商品も豊富で、初心者から上級者まで利用しやすい証券会社です。
SBI証券

グループ1400万口座突破のネット証券大手!
公式サイトで申し込む- 国内株の手数料無料化
- 投資信託の保有でVポイントやdポイントがたまる
- 三井住友カードの投信クレカ積立で最大3.0%のVポイントがたまる
- IPO引受社数NO.1(2022年3月通期)
- 充実の米国株&投資信託ラインナップ
2-1-3楽天証券(ポイント還元)
楽天証券は、楽天経済圏を活用している人にとって特にメリットが大きい証券会社です。
- 国内株式売買手数料が完全無料
- 取引や投資信託の積立で楽天ポイントが貯まる・使える
投資と日常生活の買い物を一体的に管理できるため、効率よく資産形成を進めたい人に向いています。
楽天証券

総合口座1000万突破!楽天グループの人気ネット証券!
楽天証券を申し込む- 国内株取引手数料が無料
- 投資信託のラインナップが豊富
- 楽天カードで投資信託を買うと楽天ポイント還元!
- 日経テレコン(楽天証券版)が利用できる
2-2アプリ・ツールが使いやすい証券会社
- DMM 株(シンプル設計)
- マネックス証券(高機能ツール)
- 楽天証券(楽天ポイント連携)
2-2-1DMM 株(シンプル設計)
DMM 株は、初心者でも迷わず使えるシンプルなインターフェースが特徴です。
- 直感的でわかりやすい操作画面
- スマホ操作に最適化されており、外出先でも取引しやすい
- 投資をこれから始めたい人にぴったり
難しい操作は苦手という投資初心者に安心の設計です。
DMM 株

国内株式・米国株式がスマホで簡単に取引可能!手数料もリーズナブル
公式サイトで申し込む- 国内株式の現物取引手数料は55円~。25歳以下は実質0円
- 国内信用取引は手数料0円から可能
- 株取引の初心者からプロまで、取引スタイルに合ったPCツール・スマホアプリが使える
- 最短即日でアカウント登録&取引開始可能!
2-2-2マネックス証券(高機能ツール)
投資分析を重視する人におすすめなのがマネックス証券です。
- 高機能分析ツール「マネックストレーダー」が利用可能
- 米国株に関する情報が豊富で海外投資にも強い
- テクニカル分析機能が充実しており、チャート分析に最適
中・上級者や本格的に投資に取り組みたい人に向いています。
2-2-3楽天証券(楽天ポイント連携)
楽天証券は、日常生活との連携や情報サービスが魅力です。
- 取引アプリ「iSPEED」の使い勝手が良く、初心者からベテランまで使いやすい
- 楽天ポイントを投資に使える、貯められる
- 日経テレコン(日本経済新聞の情報サービス)を無料利用可能
楽天経済圏を利用している人なら投資と日常の買い物を効率よく組み合わせられます。
楽天証券

総合口座1000万突破!楽天グループの人気ネット証券!
楽天証券を申し込む- 国内株取引手数料が無料
- 投資信託のラインナップが豊富
- 楽天カードで投資信託を買うと楽天ポイント還元!
- 日経テレコン(楽天証券版)が利用できる
3株式証券会社おすすめランキング【2025年版】
証券会社を選ぶ際に多くの投資家が重視するのが「手数料の安さ」です。
近年は競争が激化し、国内株式の手数料無料化が進んでいますが、各社それぞれに強みがあります。ここでは、2025年版のおすすめランキングを紹介します。
3-1手数料の安さで選ぶなら
3-1-11位:DMM 株(業界最安水準)
DMM 株は、とにかく取引コストを抑えたい人に最適です。
- 1約定ごとに 5万円以下55円、10万円以下88円 と業界最安水準
- 25歳以下は現物取引手数料が実質無料(キャッシュバック)
- 米国株取引手数料も0円
国内外の株式を、低コストで幅広く取引できるのが魅力です。特に若い世代の投資デビューにおすすめといえます。
DMM 株

国内株式・米国株式がスマホで簡単に取引可能!手数料もリーズナブル
公式サイトで申し込む- 国内株式の現物取引手数料は55円~。25歳以下は実質0円
- 国内信用取引は手数料0円から可能
- 株取引の初心者からプロまで、取引スタイルに合ったPCツール・スマホアプリが使える
- 最短即日でアカウント登録&取引開始可能!
3-1-22位:SBI証券(取引コスト×商品数のバランス)
SBI証券は、コストの安さに加えて商品ラインナップの豊富さが大きな強みです。
- 国内株式(現物・信用・単元未満株)の手数料が完全無料
- 投資信託や外国株など、商品ラインナップは業界最多水準
- NISA口座では米国株・海外ETFの取引手数料も無料
低コストでありながら幅広い商品を取引できるため、初心者からベテラン投資家までバランスよく利用できます。
3-1-33位:松井証券(少額投資に強い)
松井証券は、少額投資やデイトレードに強みを持つ老舗ネット証券です。
- 1日50万円までの現物・信用取引は手数料無料
- 25歳以下はすべての取引が手数料無料
- デイトレード向けの 「一日信用取引」では金利・貸株料が0%
少額から投資を始めたい人や、短期売買を積極的に行う投資家におすすめです。
松井証券

1918年(大正7年)創業の老舗ネット証券
公式サイトで申し込む- 投資信託保有額の最大1%を還元(2023年11月1日~)
- 2023年 オリコン顧客満足度®ランキング~ネット証券 初心者部門第1位~
- 「HDI格付けベンチマーク」(証券業界・2023年)において「問い合わせ窓口」、「Webサポート」の両部門で13年連続最高評価を獲得
3-2投資情報や取引ツールで選ぶなら
証券会社を選ぶ基準として「手数料の安さ」も重要ですが、長く投資を続けるうえでは 投資情報の質や取引ツールの使いやすさ も大きなポイントになります。
ここでは、投資情報や分析ツールを重視する投資家におすすめの証券会社ランキングを紹介します。
3-2-11位:マネックス証券(米国株に強い)
マネックス証券は、海外投資に力を入れているのが最大の特徴です。
- 米国株の情報量が豊富で、個別銘柄の分析に強い
- 高機能取引ツール 「マネックストレーダー」 が利用可能で、テクニカル分析にも対応
- 中国株の取り扱いもあり、グローバルに投資できる環境が整っている
特に米国株投資を本格的に行いたい人にとって、情報量とツールの充実度でトップクラスといえます。
3-2-22位:楽天証券(マーケット情報が豊富)
楽天証券は、国内外の投資情報を幅広くチェックできる環境が魅力です。
- 日本経済新聞の記事検索サービス 「日経テレコン(楽天証券版)」を無料で利用可能
- 高機能取引ツール 「マーケットスピードII」 は、リアルタイムでの情報収集や取引に優れている
- 投資情報の更新頻度が高く、常に新しい情報にアクセスできる
特に、情報を収集しながら中長期の投資判断をしたい人におすすめです。
3-2-33位:SBI証券(分析ツールが充実)
SBI証券は、幅広い投資家に使いやすいツールと情報環境を整えています。
- 専用アプリ 「HYPER SBI 2」 の分析機能が充実
- 投資情報ツール 「マーケットラボ」 を活用すれば、最新の市況や企業分析が可能
- 四季報や企業情報が豊富で、個別株投資に必要な情報をしっかりカバー
初心者から上級者まで幅広い層が利用しやすいのが特徴です。
3-3サポート・利便性で選ぶなら
投資初心者や安心して相談しながら取引を進めたい人にとっては、サポート体制や利便性が重要なポイントになります。
3-3-11位:大和証券(店舗相談可)
全国に店舗を展開しており、対面で専門アドバイザーに相談できるのが大きな強み。
投資初心者向けのセミナーも開催しており、学びながら投資を始めたい人に適しています。
3-3-22位:野村證券(担当者サポート)
業界最大手の信頼性に加え、個別の担当者がついてきめ細かいサポートを受けられる点が魅力です。
豊富な投資商品や情報提供もあり、安心感を重視する人に向いています。
3-3-33位:楽天証券(楽天サービスとの連携)
店舗はありませんが、楽天銀行との連携による普通預金金利の優遇や、楽天ポイントが貯まる・使える利便性が強みです。
楽天経済圏を活用して資産を一括管理したい人におすすめです。
4証券会社利用時の注意点と賢い活用法
証券会社を選ぶ際には、手数料、情報サービスなどを総合的に確認することが大切です。
4-1手数料体系の確認
証券会社には「1約定制(都度プラン)」と「1日定額制(定額プラン)」の2つのタイプがあります。
取引回数が少ない人は1約定制が向いており、頻繁に取引する人には1日定額制がお得です。
証券会社によっては一定金額まで手数料が無料になる場合もあるため、自分の投資スタイルに合ったプランを選ぶことが重要です。
4-2サービス差による投資成果の違い
投資成果には 証券会社のサービス差 も影響します。
- 情報の質と量
- 取引ツールの性能
- システムの安定性:アクセス集中時でも取引できる安心感
さらに、長期投資では 手数料の累積効果 も見逃せません。
年間取引回数に応じて手数料が積み重なり、複利効果に大きな差が生じる可能性があります。
証券会社を選ぶ際は「手数料」「商品数」「情報・ツールの質」を比較し、自分の投資スタイルに最適なものを活用することが成果を高める賢い方法といえます。
5まとめ
2025年現在、株式投資におすすめの証券会社は投資スタイルによって異なります。
証券会社選びは投資成果に直結する重要な決断です。自分の投資スタイル、取引頻度、求めるサービスレベルを十分検討し、最適な証券会社を選択しましょう。
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